全反射とは? わかりやすく解説

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ぜん‐はんしゃ【全反射】

読み方:ぜんはんしゃ

光が、屈折率大きな物質から屈折率小さな物質入射するとき、入射角がある一定の角度より大きいと、境界面で全部反射される現象


全反射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 19:56 UTC 版)

全反射

全反射(ぜんはんしゃ、英語: total reflection[1])は、物理学光学)でいう反射の一例である。屈折率が大きい媒質から小さい媒質にが入るときに、入射光が境界面を透過せず、すべて反射する現象を指す。ただし、エバネッセント光は低屈折率の媒質に浸透するが、1波長程度の距離で指数関数的に減少するため肉眼では確認できない。

入射角がある一定の角度以上の場合、境界面を透過することができず、全反射がおこる。この角度のことを臨界角という。

数式

臨界角


ウィキペディアウィキペディア

全反射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 17:16 UTC 版)

リング共振器」の記事における「全反射」の解説

リング共振器導波路伝播している光は全反射と呼ばれる幾何光学現象により、導波路内に留まる。全反射とは光線媒質境界入射したとき、屈折して媒質から出ていく光が全くなくなるという光学的現象である。外側媒質屈折率内側のものよりも小さく光線入射角境界面の法線との成す角度)が臨界角よりも大き場合は全反射が起こり、光は境界面を越えて出て行くことはなくなる。リング共振器がうまく動作するためには全反射の条件満たされており、導波路内の光が決して外に出ていかないことが必要である。

※この「全反射」の解説は、「リング共振器」の解説の一部です。
「全反射」を含む「リング共振器」の記事については、「リング共振器」の概要を参照ください。

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出典:Wiktionary

全反射

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 06:14 UTC 版)

名詞

 反射ぜんはんしゃ

  1. 屈折角大きくなることで屈折が起こらなくなる現象

関連語


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