pasture

実用日本語表現辞典

pasture

別表記：パスチャー

「pasture」とは・「pasture」の意味

「pasture」とは、家畜が放牧される草地や牧草地を指す英単語である。また、比喩的には、人がリラックスできる場所や状況を表すこともある。一般的には、牛や羊などの家畜が自然に生える草を食べるために利用される土地を指す。

「pasture」の発音・読み方

「pasture」の発音は、IPA表記では /pˈæstʃɚ/ となる。日本語では、「パスチャー」と読むことが一般的である。

「pasture」の語源・由来

「pasture」の語源は、ラテン語の「pastura」であり、その意味は「放牧」である。さらに遡ると、ラテン語の動詞「pascere」（放牧する）から派生した言葉である。

「株式会社Pasture」とは

株式会社Pastureは、荒牧慶彦が代表取締役を務める日本の芸能事務所である。所属タレントは、俳優や声優、モデルなど幅広いジャンルの人材が在籍しており、テレビや映画、舞台など様々なメディアで活躍している。

「pasture（クラウドサービス）」とは

pastureは、フリーランスのエンジニアやデザイナーなどの専門家が、プロジェクトに参加するためのクラウドサービスである。このサービスでは、専門家が自分のスキルや経験を活かして、企業と協力してプロジェクトを進めることができる。

「pasture」を含むその他の用語の解説

「PASTURE（クロスバイク）」とは

PASTUREは、自転車の一種であるクロスバイクのブランド名である。クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの特徴を兼ね備えた自転車で、街中の移動やオフロードでのサイクリングにも対応している。

「pasture」の使い方・例文

1. The cows were grazing in the pasture.（牛たちは牧草地で草を食べていた。） 2. She decided to leave her high-stress job and seek greener pastures.（彼女はストレスの多い仕事を辞め、もっとリラックスできる状況を求めることにした。） 3. The sheep were moved to a new pasture for better grazing.（羊たちは、より良い放牧のために新しい牧草地に移動された。） 4. The pasture provides a natural habitat for many wild animals.（牧草地は多くの野生動物にとって自然な生息地を提供している。） 5. The farmer rotated his livestock between different pastures to maintain soil fertility.（農家は土壌の肥沃さを維持するために、家畜を異なる牧草地間でローテーションさせた。） 6. The horses were running freely in the open pasture.（馬たちは開放的な牧草地で自由に走っていた。） 7. The pasture was fenced off to protect the young saplings.（若い苗木を保護するために、牧草地は柵で囲まれていた。） 8. The pasture was covered with a thick layer of snow in the winter.（冬には牧草地が厚い雪に覆われていた。） 9. The farmer's main source of income was from selling the milk produced by cows grazing in the pasture.（農家の主な収入源は、牧草地で草を食べる牛から生産される牛乳の販売だった。） 10. The pasture was divided into sections for different types of livestock.（牧草地は、異なる種類の家畜用に区画分けされていた。）

（2023年5月22日更新）

ウィキペディア

牧草地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/11 16:58 UTC 版)

ギリシャ・アルカディアの牧草地

牧草地（ぼくそうち、英語: Pasture）は、家畜のエサとなる牧草が生えている土地あるいは栽培されている土地をいう。

概要

家畜のエサとなる牧草が生えている土地あるいは栽培されている土地を牧草地（ぼくそうち）という。これは、牧場主や企業の所有する私的な牧草地と、住民に広く開放されているされている地域コミュニティの共有牧草地（共有地）とに二分できる。後者には、自然地形をそのまま利用した共有の放牧地も含まれる。近代的な牧畜あるいは先進国の牧草地は、前者であるが、歴史的には後者の自然地形を利用した放牧地あるいは地域コミュニティの共有の牧草地が主流であった。

タイ東北地方の牧草。牛番（牛追い）は、道路や畦道の脇に生えている牧草を肉牛に食べさせる。このような無償の牧草の利用は、ローカル・コモンズがあって可能となる。

しかし、現在の開発途上国における牧畜にあって、地域コミュニティや自然地形を利用した共有の牧草地は無視できない。このような牧草地は、地域コミュニティのメンバーが利用、管理するローカル・コモンズといえるものである。

歴史的に見ると、自然地形を利用した放牧地あるいは地域コミュニティの共有地にあって、牧草利用者（牧畜家）は、互いの牧畜に配慮して牧草を家畜に食べさせてきた。共有地（コモンズ）を巡っては、牧草利用者が過剰に家畜を飼育し、共有地の牧草を収奪的に利用する過放牧が進行するとして、「コモンズの悲劇」が主張されることもある。しかし歴史的にみると、コモンズの悲劇によって牧草地が劣化した事例はほとんどないとも考えられる。

牧草

ロールベールラップサイロの点在する北海道の牧草地

牧草（ぼくそう）は、家畜の飼育に使用される草本類のこと。牧畜に用いられる。

北海道の都市郊外の農業地に行くと、季節になれば至る所でロール状の牧草や、それが黒や白色、緑色のシートでラッピングされたものが置かれているのを見ることができる（ロールベールサイレージ）。ラッピングすることにより乳酸発酵し、サイレージとなる。これは冬のための保存食として利用される。

主な牛の牧草飼料

• イネ科
  • イタリアンライグラス（ネズミムギ）
  • オーチャードグラス（カモガヤ）
  • トールフェスク
  • ケンタッキーブルーグラス
  • チモシー（オオアワガエリ）
  • ペレニアルライグラス（ホソムギ）
  • スーダングラス
  • ローズグラス
  • ギニアグラス
  • パラグラス
  • トウモロコシ（裁断する。ただし「牧草」ではない）
  • ソルガム（モロコシ）
• マメ科
  • アルファルファ（ムラサキウマゴヤシ）
  • クローバー（ムラサキツメクサ、シロツメクサ）

関連項目

• 草地（Meadow）
• 草原 (Grassland)
• 牧場 (Ranch)
• 放牧 (Grazing)

牧草に関する関連用語：

• 酪農
• サイロ
• 干し草
• 納屋
• かまぼこ屋根
• 草食動物