Postscriptとは? わかりやすく解説

postscript

別表記:ポストスクリプト

「postscript」の意味・「postscript」とは

「postscript」は、英語の単語で、日本語では「追伸」や「後記」と訳される。文章や手紙の最後に追加で書かれる部分を指す。一度結びの言葉を述べた後に、忘れていたことや付け加えたいことを書くために用いられる。例えば、手紙を書いて封筒に入れた後に思い出したことを、再度封筒から取り出して追記する場合などに使われる。

「postscript」の発音・読み方

「postscript」の発音は、IPA表記で /ˈpoʊstˌskrɪpt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ポウストスクリプト」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ポストスクリプト」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「postscript」の定義を英語で解説

A 'postscript' is a message or piece of information that is added to the end of a letter or book, often something that was forgotten or left out. It is typically initiated with the letters 'P.S.'.

「postscript」の類語

「postscript」の類語としては、「addendum」や「appendix」がある。「addendum」は、書類や文章に追加される情報や注釈を指し、「appendix」は、書籍やレポートの最後に追加される補足情報や詳細を指す。

「postscript」に関連する用語・表現

「postscript」に関連する用語としては、「P.S.」がある。「P.S.」は、「postscript」の略語で、手紙やメールの最後に追加のメッセージを書く際に使われる。

「postscript」の例文

1. English example sentence (Japanese translation): "I had already sealed the letter when I remembered what I wanted to add, so I included a postscript." (手紙を封筒に入れてから追記したいことを思い出したので、追伸を付け加えた。)
2. English example sentence (Japanese translation): "She added a postscript to the letter to tell him about the change in plans." (彼女は計画の変更を伝えるために、手紙に追伸を付け加えた。)
3. English example sentence (Japanese translation): "The postscript in the book provided additional information about the author's research." (その書籍の追伸では、著者の研究についての追加情報が提供されていた。)
4. English example sentence (Japanese translation): "In the postscript of the email, he mentioned that he would be late for the meeting." (メールの追伸で、彼は会議に遅れることを述べていた。)
5. English example sentence (Japanese translation): "The postscript contained important information that was not included in the main text." (追伸には、本文に含まれていない重要な情報が記載されていた。)
6. English example sentence (Japanese translation): "She often uses postscripts in her letters to add personal messages." (彼女は手紙に個人的なメッセージを追加するために、よく追伸を使用する。)
7. English example sentence (Japanese translation): "The postscript was as interesting as the main text." (追伸は本文と同じくらい興味深かった。)
8. English example sentence (Japanese translation): "The author added a postscript to the new edition of his book." (著者は彼の書籍の新版に追伸を追加した。)
9. English example sentence (Japanese translation): "In the postscript, he apologized for the mistake in the report." (追伸で、彼はレポートの誤りについて謝罪した。)
10. English example sentence (Japanese translation): "The postscript provided further explanation about the topic." (追伸では、そのトピックについてのさらなる説明が提供された。)

ピー‐エス【PS/P.S.】

読み方:ぴーえす

《postscript》手紙の追って書きの冒頭に記す語。追伸。二伸。


ポストスクリプト【postscript】

読み方:ぽすとすくりぷと

1 追伸。補遺。P.S.と略す。

2 (PostScript)米国アドビシステムズ社が開発したページ記述言語。文字や図形などの高品位な印刷が可能。


ポスト スクリプト 【post script】


ポストスクリプト


PostScript

読み方:ポストスクリプト
別名:PS,Adobe PostScript

PostScriptとは、Adobe Systemsによって開発された、プリンタの描画を制御するためのプログラミング言語(ページ記述言語)の名称である。

PostScriptでは3次ベジェ曲線と呼ばれる曲線の描画方式が用いられており、文字や図形などのすべての要素のアウトライン(輪郭)が、始点、終点、コントロールポイントとそれらの座標値から算出して描画される。プリンタに対して文字の種類や印字位置をきめ細かく指定することが可能であり、また、プリンタごとの個別の機能や性能に依存しない出力が期待できるという利点がある。これによって、ドットインパクトプリンタなどに比べてはるかに高品質な印刷が可能となり、また、手元のプリンタで仕上がりを確認した後に印刷業者の高解像度の出力機で大量印刷に回すといった流れが可能となる。

PostScriptは1984年に開発され、Apple Computerが開発したレーザープリンタであるLaserWriterにおいて1985年に初めて採用された。それからPostScriptはMacintoshとともにDTPの分野におけるデファクトスタンダードとして利用されるようになった。2008年現在もPostScriptはページ記述言語の標準仕様となっており、Adobe Systemsによれば、欧米の商業印刷物の75%がAdobe PostScript技術を搭載した装置によって制作されているとされる。

PostScriptは、初登場以来いくつかの主要なバージョンが発表されている。1985年から提供された最初のバージョンは「PostScript Level 1」と呼ばれている。1990年に発表された「PostScript Level 2」では、カラー印刷や、日本語をはじめとする2バイト文字へ対応された。1996年に発表された「PostScript 3」では、MacintoshやWindowsが標準で搭載する書体136種をあらかじめ含んでおり、フォントを置き換えずに出力できるようになっている他、グラデーションの表現や画像ファイルの出力に関する品質や速度を向上させている。グラデーションの表現は、イメージセッタなどの高解像度機器では4096階調のグレースケールが表現でき、画像については、JPEG、GIF、PNG、あるいはPDFなどの各ファイル形式のファイルを、PostScriptへ変換することなく出力できるようにしている。


参照リンク
Adobe Printing Technologies -About PostScript 3
印刷・DTPのほかの用語一覧
ソフトウェア:  LaTeX  PageMaker  PDF  PostScript  PDFリーダー  PDFライター  QuarkXPress

PostScript

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/29 08:42 UTC 版)

PostScript
拡張子 .ps
MIMEタイプ application/postscript
UTI com.adobe.postscript
マジック
ナンバー
%!
開発者 アドビ
初版 1985年 (1985)
最新版
3
(1996年)
種別 ページ記述言語
拡張 Encapsulated PostScript
テンプレートを表示

PostScript(ポストスクリプト)は、アドビが開発している、1984年に発表したページ記述言語。

スタック指向型のプログラミング言語で、様々な計算・処理と共に描画命令を実行することができる。事前にデータをスタックに格納し、後の命令がデータを処理するというモデルで実行される。そのために記述法が逆ポーランド記法で一貫しており、名前は「追伸」の英語「post script」に後置記法といった意味を掛けている。

バージョン

  • 1985年 - PostScript Level 1。初期バージョン。
  • 1990年 - PostScript Level 2。日本語やカラー化対応。
  • 1996年 - PostScript 3。PDF形式への対応。(Level 3は正式名称ではない)

概要

PostScriptは1985年にApple Computerのレーザープリンター、LaserWriterに採用された[1]。モトローラ68000プロセッサと1.5メガバイトのRAMを搭載したこのプリンターは、プリンターでありながら当時のパーソナルコンピュータと同等の計算能力を持ち、それ自身が PostScript インタプリタを実行してページを生成した。同じ年、ライノタイプによりPostScriptを採用したイメージセッタが発表された。

当時はコンピュータとプリンター間の通信速度の遅さが、印刷物の品質向上のネックになっていた。しかし、プリンター自身に高い計算能力を持たせて、プログラミング言語を実行するという大胆な発想により、一気に問題は解決された。PostScript以前は、伝統的な手法より品質が劣るとされてきた電子印刷が、一気に商業印刷のレベルでも使われるようになり、今日では当たり前になっているDTPが普及するきっかけとなった。

後に印刷以外の用途でも使われ、ワークステーションである「NeXT」は、描画エンジンとしてDisplay PostScriptを採用していた。

今日では、パーソナルコンピュータの性能が上がると同時に、コンピュータ・プリンター間の接続速度が向上したため、個人レベルでパーソナルコンピュータにPostScriptインタプリタを搭載し、生成されたイメージをプリンターに送るということも行われる。

実装

ほとんどは、レーザープリンターに実装されている。「PSプリンター」と呼ばれ、PDFベースとなったMac OS Xより前のMacintoshの標準的プリンターであり、Windowsでも利用されることがあるが、アドビへのライセンス料が高額なためか、価格が数十万 - 百万円以上と一般のレーザープリンターに比べ高価で、専らDTP用途に限られている。

ソフトウェアによる実装では、アドビからライセンスを受けたラスターイメージプロセッサ (RIP) がエプソンなどいくつかのメーカーから自社製プリンターのために販売されていたが、PSプリンターの価格低下もあり、あまり普及していない。なお互換自由ソフトウェアとしてGhostscriptがある。

サンプルプログラム

以下の内容をPostScriptプリンターに送信すると、文字列「Hello World!」が印刷される。

 /font /Courier findfont 24 scalefont def
 font setfont
 100 100 moveto
 (Hello World!) show
 showpage

以下の内容をPostScriptプリンターに送信すると、長方形と文字列が印刷される。また、テキストファイルとして保存し、Adobe Illustratorなどで開くこともできる。

 %!
 % macro (draw rectangle) ; usage: left top width height RRECT
 /RRECT { newpath 4 copy pop pop moveto dup 0 exch rlineto exch 0 rlineto neg 0 exch rlineto closepath pop pop } def
 
 100 100 100 150 RRECT
 .5 setgray
 fill
 
 100 300 moveto
 /Helvetica findfont
 12 scalefont
 setfont
 .5 0 .5 0 setcmykcolor
 (test string) show
 
 showpage

脚注

  1. ↑ “印刷と出版を変革したPostScript | 大塚商会”. mypage.otsuka-shokai.co.jp. 2022年8月6日閲覧。

参考文献

  • アドビシステムズ『ページ記述言語 PostScriptチュートリアル&クックブック』野中浩一、アスキー出版局〈ASCII電子出版シリーズ〉、1998年。ISBN 978-4-7561-0005-4。 
  • アドビシステムズ『PostScriptリファレンスマニュアル』桑沢清志(第3版)、アスキー出版局〈ASCII電子出版シリーズ〉、2001年。 ISBN 978-4-7561-3822-4。 
  • アドビシステムズ『ページ記述言語 PostScriptプログラム・デザイン』松村 邦仁、アスキー出版技術部、アスキー出版局〈ASCII電子出版シリーズ〉、1990年。 ISBN 978-4-7561-0047-4。 

関連項目

外部リンク


PostScript

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 02:40 UTC 版)

「プリンター」の記事における「PostScript」の解説

アドビの開発したレーザープリンターの制御方式。マッキントッシュやLinuxの標準方式であるが、アドビとのライセンス料の関係からか、この方式のプリンターは非常に高価(数十万 - 100万円以上)である。そのため、リコーなどによる互換方式も広く使われている。

※この「PostScript」の解説は、「プリンター」の解説の一部です。
「PostScript」を含む「プリンター」の記事については、「プリンター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Postscript」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

「post script」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Postscript」の関連用語

Postscriptのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Postscriptのページの著作権

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2026実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
印刷関係用語集印刷関係用語集
Copyright (C) 2026 K'sBookshelf All Rights Reserved.
日本画像学会日本画像学会
Copyright (C) 2026 The Imaging Society of Japan All rights reserved.
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2026 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【PostScript】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPostScript (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのプリンター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS