エム‐エヌ‐オー【MNO】
MNO
別名:移動体通信事業者,モバイルネットワークオペレータ
MNOとは、移動体通信を行う回線網を自社で持ち、通信サービスを提供する通信事業者のことである。
MNOは、総務省の「MNVOに係る電気通信事業法及び電波法の適用関係に関するガイドライン」において次のように定義されている。「移動通信サービスを提供する電気通信事業を営む者であって、当該移動通信サービスに係る無線局を自ら開設又は運用している者と定義する」。
「MNO」の呼び名は、MVNO(仮想移動体通信事業者)、MVNE(仮想移動体通信サービス提供者)などと共に用いられることが多い。MVNOはMNOから通信網を借り受けて通信サービスを提供する事業者を指し、MVNEは他社のMVNO参入を支援する業務を行う事業者を指す。また、一般的な呼び名として「携帯電話会社」や「通信キャリア」といった呼称が用いられることも多い。
国内の主なMNOとしては、NTTドコモ、KDDI(および沖縄セルラー)、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコム、UQコミュニケーションズなどがある。このうちウィルコムはPHS、UQコミュニケーションズはモバイルWiMAXの設備を持つMNOである。
参照リンク
「MVNOに係る電気通信事業法及び電波法の適用関係に関するガイドライン」の再改定 - (総務省 報道資料 2008年5月19日)
オキソマンガン(V)
マンガノサイト
移動体通信事業者
移動体通信事業者(いどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Network Operator, MNO、モバイル・ネットワーク・オペレーター)とは、携帯電話やPHS等の物理的な移動体回線網を自社で保有し、直接自社ブランドで通信サービスを提供する事業者である。「音声やデータを運ぶ」というところから通信キャリア(または単にキャリア)や携帯電話回線事業者(または単に回線事業者)と呼ばれることもある。
なお、総務省による定義では、「電気通信役務としての移動通信サービス(以下単に「移動通信サービス」という)を提供する電気通信事業を営む者であって、当該移動通信サービスに係る無線局を自ら開設(開設された無線局に係る免許人等の地位の承継を含む)又は運用している者と」とする[1]。
自社サービスのみならず、他通信事業者から移動体回線網を借り各々の事業者のサービスとして提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)へのサービス提供を行う。
日本の主なMNO
携帯電話事業者
- NTTグループ - NTTドコモ(NTTドコモ、ahamo)
- KDDIグループ - KDDI/沖縄セルラー電話(au、UQ mobile、povo)
- ソフトバンクグループ - ソフトバンク(SoftBank、Y!mobile、LINEMO)
- 楽天グループ - 楽天モバイル(楽天モバイル)
PHS事業者
- ソフトバンク(Y!mobile)
ポケットベル・ページャー事業者
BWA事業者
衛星通信事業者
脚注
- ^ MVNOに係る電気通信事業法及び電波法の適用関係に関するガイドライン (PDF) - 総務省
関連項目
- Mobile Network Code
- モバイルブロードバンド
- プラチナバンド
- MVNO
- 携帯電話・PHSの事業者一覧
- 仮想移動体通信事業者
- 仮想移動体サービス提供者
- 電気通信事業者
- アメリカ州の移動体通信事業者一覧
- アジア太平洋の移動体通信事業者一覧
- ヨーロッパの移動体通信事業者一覧
- 中東アフリカの移動体通信事業者一覧
M, N, O
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:50 UTC 版)
「日本語から英語への借用」の記事における「M, N, O」の解説
manga (漫画、日本のアニメも含む。和製漢語) mecha (メカ、ギリシャ語mekhanikosに由来する英語mechanicalの短縮) mikado (帝、天皇を指す) moe (萌え) mojibake (文字化け。文字は漢語) Moyamoya disease (もやもや病、ウイリス動脈輪閉塞症) Nikkei (日系、和製漢語) ninja (忍者、和製漢語) Nintendo (任天堂、もしくはファミリーコンピュータのこと。ファミコンのことはNESとも言い、スーパーファミコンはSuper NES。和製漢語) nori (海苔) oppai (おっぱい、主にアダルトアニメのおっぱいに対して使われる) origami (折り紙) otaku (オタク。タクは漢語「宅」)
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固有名詞の分類
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