鳥羽院とは? わかりやすく解説

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鳥羽天皇

(鳥羽院 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 01:55 UTC 版)

鳥羽天皇(とばてんのう、旧字体: 鳥羽󠄀天皇1103年2月24日康和5年1月16日〉- 1156年7月20日保元元年7月2日[1])は、日本の第74代天皇(在位: 1107年8月9日嘉承2年7月19日〉- 1123年2月25日保安4年1月28日〉)。宗仁(むねひと)。


注釈

  1. ^ 長実は美福門院の実父、家保は鳥羽上皇の側近である藤原家成の実父であるが、美福門院・藤原家成は鳥羽上皇の寵愛を背景に父や兄弟に代わってその権力や財産を独占した[2]
  2. ^ ただし、白河院晩年の院司の大半が鳥羽院や待賢門院の院司を兼ねているため人的構成は基本的には引き継がれ、三院が揃って三条烏丸御所に同居するなど、鳥羽院政初期の院司の交代を白河院色の排除を意図したものとは言えないとする指摘もある[3]
  3. ^ 朝覲行幸では子である天皇が父である院に対する孝養の一環として楽器を演奏するのが通例であった。

出典

  1. ^ 鳥羽天皇』 - コトバンク
  2. ^ 佐伯智広「鳥羽院政期の王家と皇位継承」『日本史研究』598号(2012年)/所収:佐伯『中世前期の政治構造と王家』(東京大学出版会、2015年) ISBN 978-4-13-026238-5
  3. ^ 佐々木宗雄『日本中世国制史論』(吉川弘文館、2018年) ISBN 978-4-642-02946-9 P142-144
  4. ^ 豊永聡美「平安時代における天皇と音楽」(初出:『東京音楽大学研究紀要』25号(2004年)/改題所収:豊永「鎌倉期以前の天皇と音楽」『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P30-31)
  5. ^ 兵範記保元元年(1156年)7月11日条裏書
  6. ^ 天皇陵(宮内庁)





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