紅羽高校
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「今日から俺は!! (テレビドラマ)」の記事における「紅羽高校」の解説
今井勝俊(いまい かつとし) 演 - 仲野太賀 紅高の頭。紅高の不良生徒達の中で一番強くて子分の谷川を始め同じ紅高の不良生徒達から一目置かれている。 谷川安夫(たにがわ やすお) 演 - 矢本悠馬 紅高の不良生徒で今井の子分。紅高の頭である今井の事を同学年でありながら一目置いている。
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紅羽高校
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「べにばね」と読む。創立間もない男子校で、通称紅高(べにこう)。学力は軟高よりも下。バカの集まりにして、三橋の謀略のよいカモ。不良の数は多く、番長は今井勝俊が学校創立時の1年生から卒業まで務めていた。生徒の大半は今井を番長としては認めていないところもあるが、何か紅高生に被害が及ぶと不良は今井にこぞって嘆願に来る。連載当初は女子生徒がいた模様。 今井 勝俊(いまい かつとし) 声 - 屋良有作 演 - 内田大介(劇場版)、仲野太賀(テレビドラマ版、2020年劇場版) 紅羽高の番長。4人兄弟の長男。(自称)身長192cm。馬鹿力。そこそこ男前なのだが、モテないことに悩んでいる。喧嘩は強いが要領が悪く、実力では自分が勝っている相手にも不意打ちや騙しなどでよく倒される。このため三橋・伊藤と比べると倒した敵の数が少ない。グレるとヤクザにも喧嘩を売るが、拳銃やドスを見せられると怯む。恐怖や恥ずかしさによって、体が固まることもある。 投げ技や力押しを得意とし、一般人程度なら苦も無く投げ飛ばし、自転車も片手で振り上げるなど、腕力だけは誰にも負けたことが無い。100kg以上の小山をも、小指を骨折した状態で派手に投げ飛ばした。体はかなり頑丈。連載初期に鞭の扱い方をマスターし、三橋を一方的に追い詰めたことがあるが周囲から「ヘンタイ」と見られていることに気づき、使わなくなった。 単純馬鹿な性格で、よく三橋に騙される。一度だけ谷川や同級生たちと組み、殺しの濡れ衣を着せた上で警官に変装して追い回し、トドメに幽霊芝居で屈服させるという方法で三橋に煮え湯を飲ませたが、この後で谷川ともども廃ビルに閉じ込められてさんざんコケにされるという壮絶な復讐に遭った。初対面から長期間、理子に想いを寄せていた。 黒川からは「常識のないバカ」呼ばわりされているが、これは倫理観などがないという意味ではなく、知っていて当然の常識的知識を知らない、という意味。また、三橋からは「馬」「ロバ」呼ばわりされている。 北根壊事件で知り合った森川涼子に好意を持たれ、当初は気付かなかったが数回会うごとに仲を深めていく。冒険家になると夢を持っていて、大学受験しようとするが即挫折する。三橋よりも卑怯であることを目指していたが、子分を大切にする兄貴分であり、自らの卑怯な手で小山がヤクザにやられた際には、すぐさま敵を討ちに行った。特に谷川とは兄弟のような信頼関係を築き上げている。谷川が女子高生の前でいい格好をするために今井をコキ下した時は一度は激怒したが、すぐに谷川への友情が勝り「子分」を演じた。作中中盤から上着のボタンを閉めていることが多い。「今くん1号」というバイクを所持しており、発言によるとオートバイの免許を取得している模様。 登場頻度は多く、三橋&伊藤と共に主要なエピソードのほとんどに関わってくる、第三の主人公的存在。本編終了後に『サンデー増刊号』に掲載された外伝では主役を務めるなど作者からの愛着も深く、そのキャラは『天使な小生意気』の蘇我源造にも多分に引き継がれている[要出典]。 『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は692票を獲得して2位。 谷川 安夫(たにがわ やすお) 声 - 矢尾一樹 演 - 津久井啓太(劇場版)、矢本悠馬(テレビドラマ版、2020年劇場版) 今井の子分。今井を心から慕い尊敬し、同学年でありながら常に敬語で話すなど一目置いている。損な役割の多い今井のとばっちりを受けることも多い。身長158cmで、作中ではケンカの弱い人物の1人。口だけは達者で、啖呵のキレの良さは今井以上。小山にも怯まない度胸もある、紅高の隠れ№2。大学進学を諦めた後も、今井に英語やフランス語を教えている。頭の回転も速い。中野とはソリが合わない模様。女にモテない。 ケンカの腕は作中最弱レベルだが、本気で怒らせると非常に恐ろしい。単にキレただけなら三橋の威圧で黙ってしまう程度だが、本当の意味で怒らせるとその三橋すらビビらせるほどの迫力を発するようになる。 三橋達とは基本的には敵対関係だが、行動を共にすることも多い。三橋、伊藤に敬語を使う場面もあることから、ある程度尊敬の念を持っている模様。『お茶にごす。』の5巻P28に回想シーンで登場。 『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は202票を獲得して6位。 小山 太郎(こやま たろう) 声 - 高木渉 身長197cmの巨漢で、肥満体(本人はかなり体型を気にしている)。忠実高校の番格だったが大暴れして退学になったようで、紅羽に転入。紅高の番になるべく今井と争ったが、自分を投げ飛ばすほどの力を持った今井に惚れ込んで慕う。今井に敗北した扱いになっているが、一度投げ飛ばされただけであり、喧嘩としての決着が付いていたわけではない。開久にのり込んだメンバーの1人。開久の精鋭達を相手に最後まで倒れない(17巻参照)など、実力はかなり高い。相良が三橋に2回目の敗北を喫して姿を消した後から登場したためか「三橋をやるのに邪魔になりそうな仲間」リストには入っておらず、相良との最終決戦時では登場していない。紅高に編入する前は共学だったため、多くの女子生徒との交流があり今井に何度か紹介している。妹は美人。 黒川(くろかわ) 藤田とコンビを組む紅高の番格として登場。眼鏡をかけている。相当に卑怯な人物。開久を恐れている上に粋がっているだけで実力も高くない。紅高にいながら彼女持ちだが、その彼女が美人でない為、今井からは悪趣味扱いされている。今井を小馬鹿にするが、何だかんだで彼を頼りにしている模様。今井が受験すると聞き、近所で拾ってきた参考書を差し入れて応援した。 藤田 洋(ふじた ひろし) 番格。ボクシングを習得している。伊藤との初対戦ではライムで目潰しを決めて金星を挙げるが、再戦では目潰しを見切られた上に壮絶な殴り合いを経て敗北。その後は伊藤や開久を恐れるなど、実力を披露する場面に恵まれなかった。今井のことを番長としてあまり認めていないようだが、仲間意識はある。 中野 誠(なかの まこと) 声 - 檜山修之 京都での修学旅行で村井達を引き連れ、三橋&伊藤と揉めた男。その後ヤクザ息子との喧嘩がきっかけで地元を捨て千葉に引っ越してくるタレ目で根暗な茨城県民。 喧嘩の腕は三橋や伊藤にも劣らず、派手な技も多く、パンチやフットワーク・スピードなら三橋とも互角で、ヤクザのドスを素手で受け止めるなど刃物を相手にするのにも馴れている模様。攻撃のキレは作中一、二を争うほどで、多数のヤクザや開久の連中を1人で倒せるほど。京都では背中から不意打ちするという卑怯な手を使って三橋を倒したが、元々正面からでも対等に渡り合うことができる実力の持ち主。サンデー連載中の表紙で書かれた作者による強さランキングでは、三橋、智司に次いで、僅差の三位だった。 引っ越し後は千葉のアパートにて1人暮らしをしている。一時、隣に住んでいた世話好きの女子大生と不器用ながら交流を深めるも、中野と不良の喧嘩に巻き込まれたことで彼女は引っ越してしまった。しかし案外近くに引っ越していたようで、後述のトランプ勝負も彼女の新居で行われた。 非常に好戦的な性格で吹っかけられたケンカはすぐに買い、自分から売ることも多い。一方で律儀な一面もあり、前述の女子大生の一件で協力してくれた伊藤に借りを返すべく、彼の援軍として開久に単身突入して来ている。作中終盤で自分にぶつかってきた開久不良軍団、末永率いる開久の不良軍団を難なく倒している。あまり感情を表に出さないクールな男だが、熱い一面もある。後に三橋とのトランプ勝負では何度も裏を読まれて敗北し「底が浅い」と言われ、最後の勝負でたまたま勝利した際には大はしゃぎしていたが、成り行きで犬を飼うことになった。 紅羽高に来た頃、ほとんどの生徒を伸したとされる。番格である今井とは一度もやり合ったことがなく、喧嘩してみたい程度には思っている様子だが、性格の違いかそれほど絡みがない。喧嘩の強さでは今井を上回ると思われるが、紅羽高の番長の座には興味がない模様。 開久襲撃以来、三橋と伊藤に対する仲間意識が高くなっており、ラストの相良戦では「本当は三橋らと遊んでみたかった」と回想している。 原作漫画ではフルネームは最後まで呼ばれず、終始「中野」のままだった。 『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は381票を獲得して4位。 大石(おおいし) 紅高で剣道部に所属していて2段の腕前を持つ。三橋のことは想像しただけで凍りつくほど恐れているが、伊藤のことは「単独だと大したこと無し」と言って侮り、竹刀でなぶり者にする。しかし、意地の塊になった伊藤に丸太で反撃される。また、それをいちいち笑い者にしてくる今井にも困惑している。
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