無責任キッズ
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ビクトリー・キサラ・ウエキ・タイラー 声-(ラジオドラマ版)矢島晶子 タイラーとユリコの第一子。アシュランにより地球が陥落した日に生まれる。生まれて暫くはアシュラン側に母と共に人質となっていた。 成長後は士官学校へ入学、偉大すぎる父を超えようと奮闘。因みに士官学校在籍時の校長はキム。傲慢かつ尊大で、シゲチヨをアゴで使う。父以上の強運を持ち、策謀家。のちに惑星連合宇宙軍は彼女の傀儡になった。 圧政を敷くクム・ビク打倒のため降り立った惑星ケルテにてディックと知り合い婚約に至るが、結婚式当日にドタキャンし、シゲチヨと結婚した。 シゲチヨ・ヤマモト 声-(ラジオドラマ版)置鮎龍太郎 ヤマモトとハスの第一子。キサラより2つ年下。ジェーン回避作戦真っ最中の艦内で誕生。親子共々タイラー一家に振り回される運命になるが、本人はそれで結構幸せらしい。女装が似合いユーミィ達の玩具にされたり、ウェディングドレスまで着たりした。 クム・ナン 辺境の惑星「ケルテ」の王族。約半年ごとに性別が変わる特性がある。先王パッ・クムより兄(姉)のクム・ビクを差し置いて後継者に指名されたことに引け目を感じ、ケルテを出奔しルクサーの宗教団体「ピープル」にて出家、生涯を信仰に捧げようとした。しかし、キサラによって故郷が地獄と化していることを知り、戒律を破ってルクサーを脱出、キサラの力を借りて兄(姉)を打倒した。 後に「スリーピング・ビューティー」計画に参加を決め、1万年後の人たちのために静かに旅立った。 ドクロク・ド・ラルゴ 声-(ラジオドラマ版)玄田哲章 海賊船「ギュローメ」の船長。軽い気持ちで宇宙軍の練習艦を襲うがキサラに返り討ちにされる。処刑される予定だったがタイラーとの取引のすえにキサラの子分的な立場となる。ケルテの動乱後は軍の嘱託に近い位置取りで惑星ルクサー近辺の違法船舶取締りの任につく。 レオナルド・リチャード・カーネギー・デュポン・ミツイ・イワサキ・ロックフェラー・フヨウIX世 宇宙を股にかける大財閥の御曹司。通称ディック(ビニールパック・ボンボンとも)。生まれながらに免疫に問題があり、完全に除菌された部屋でしか生きることができない。どうしても部屋から出なければいけない時は、やはり完全に滅菌された宇宙服を着るが、重すぎて自力で行動できない。 キサラの行動力に惹かれ、プロポーズするが、結婚式当日にドタキャンされた。のちにキサラの悪友であるイリナと結婚した。 ハルミII かつてタイラー率いる「阿蘇」に潜入し、コジローとドクターにスクラップにされたハルミのデータと保存されていた記憶チップを元に再度作られたアンドロイド。当初はタイラーの第2秘書となるはずだったが、その美貌に嫉妬したユリコとレンが「秘書失格」の烙印を押してキサラに押し付ける。しかし暗殺用アンドロイドという性能をもつために結果としてキサラ達を助ける。 アニメで初代ハルミの声を担当した岡本麻弥が原作を読み、作者に「もう一度登場させてほしい」と頼んだ結果、このような形で再登場を果たした。 レン・アンダーソン もと惑星連合宇宙軍最高司令長官アドリアン・アンダーソンの一番下の孫。その類稀な美貌は、年老いたススム・フジをも興奮させるほど。初登場時は23歳。 軍の情報管理を委託されている「ギャラクシー・インフォメーション・サービス」の社員で、大尉待遇で軍に出向、タイラーの第1秘書となった。 その後、「スリーピング・ビューティー計画」に参加、タイラーたちと別れた。 マスミ・シマヅ 声-(ラジオドラマ版)白鳥由里 キサラの士官学校の同期生。特にキサラと仲がいい。キサラと同様門限破りの常習犯で、キサラほどではないもののかなりの美少女。「問題児4人組」の一翼。 エリザ・クルムバッハ 声-(ラジオドラマ版)小桜エツ子 キサラの士官学校の同期生。代々軍人の家系。父親は現役少将で、それゆえの「軍における居心地の悪さ」をキサラ同様に感じ取っている。「問題児4人組」の一翼。 イリナ・ラザロワ 声-(ラジオドラマ版)荒木香恵 キサラの士官学校の同期生。新体操惑星オリンピック候補だったが、最良の就職先の一つとして軍を選んだ。いわゆる「腐女子」で、練習航海のさなかでもやおい同人小説執筆に余念がなかった。のちにキサラと破談したディックと結婚した。 ヨリンダ・チョウ 練習巡洋艦「熱田」副長、中佐。キムより12歳年上。職務には熱心だが融通の利かない性格のため、士官候補生たちから「お局様」と呼ばれ煙たがられている。 ドルトン・ドレイク 惑星ルクサーでの連絡船「メトセラIV」の船長兼鯨保護団体幹部、通称DD。40がらみのヒゲ面の男で、豪放磊落な性格。鯨保護団体所属でありながらキサラから鯨の美味ぶりを聞くと宗旨替えして捕鯨に色気を出すなど、かなりいい加減な面も見える。船の中に立体テレビを隠し持つなど、ルクサーの思想には染まりきっていない。若い頃、アムジアと結婚直前までいったものの、実現しなかった。しかし彼女のことは今でも愛しているらしい。 アムジア 惑星ルクサーにおける教導施設の寮母。年齢不詳だが、外見からユリコと同等の年齢とキサラは推測した。しかし恰幅はユリコの2倍程度。優しいが締めるところは締める性格で、規律に従おうとしないキサラに手を焼いていた。若い頃、DDと結婚直前までいったものの、実現しなかった。しかし彼のことは今でも愛しているらしい。 クム・ビク クム・ナンの兄にして姉。ケルテ王だったパッ・クムの嫡子。しかし王の愛情を全てクム・ナンに奪われたために心が歪み、クム・ナンの王位継承権を奪うために圧政を敷いた。その後ハルミIIによって捕らえられ、終身刑(身柄保護のための軟禁に近い)となった。 トム・ベイガン 人気ニュースキャスター。ケルテの内乱、惨状をトップニュースとして伝えた。 ジョー・ベレンジャー トムと同じ人気ニュースキャスター。特派員としてケルテに入り、その惨状をトムに伝えた。クム・ビクを「血に狂った狂人」と表現している。
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戦艦「備後」 惑星連合宇宙軍元帥マコト・ヤマモトの乗艦。 練習巡洋艦「熱田」 士官学校女子部が使用する練習艦。艦番号「NCC-T285」。武装の取扱に慣れるための艦で、戦闘力も装甲も皆無。ただし迎賓艦も兼ねるので内装はかなり豪華。白を基調にした優雅な外観を有している。実習航海中、海賊船に襲われた。 重巡洋艦「黒姫」 グエン・ホー・ミン大佐が艦長を務める重巡洋艦。 空母「應竜」 飛行隊長コジロー・サカイ大佐、部下にハナー・シスターズがいる。熱田がスペースジャックされた際は、一時的に任務から離脱した。 工作艦「壇ノ浦」 整備不良から航行不能となった「ギュローメ」の緊急整備にかけつけた工作艦。戦闘能力以外は最高クラスの性能を有している。艦長トオル・J・ヒラガー。 哨戒艇「はやぶさ13号」 中尉に昇進したビクトリー・キサラ・ウエキ・タイラーが艇長に就任した哨戒艇。リミッターがついており、解除するとキサラ以外の全ての乗員が気絶するほどの加速力を発揮する。結婚式の当日、寝坊してしまったキサラはこの艇で式場に乗りつけた。
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