向源寺
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向源寺(こうげんじ)は、滋賀県長浜市高月町渡岸寺[1]にある真宗大谷派の寺院。山号は紫雲山。国宝の十一面観音像を有することで知られる。観音像は当寺に属する渡岸寺観音堂(どうがんじかんのんどう)に安置されている。
- ^ 伊香郡渡岸寺村、南富永村渡岸寺
- ^ a b c (松室、1986)pp.56 - 61
- ^ 明治30年内務省告示第88号
- ^ 明治30年内務省告示第88号; 文部省宗教局保存課編『国宝(宝物類)目録』、1940、p.197
- ^ 昭和27年文化財保護委員会発行の『重要文化財目録 美術工芸品篇』では、十一面観音像の所有者は「向源寺(旧称観音堂)となっている(同目録276ページ)。
- ^ 本像の所有者である向源寺の本堂は観音堂とはやや離れた位置に所在する。明治30年の旧国宝指定当時には、観音像の所有者名義は向源寺ではなく「観音堂」となっていた。
- ^ 『日本古寺美術全集 25 石山寺と近江の古寺』、p.139; 『週刊朝日百科』「日本の国宝」79号、pp.8 - 270 - 8 - 271
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