法蔵寺 (あま市)とは? わかりやすく解説

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法蔵寺 (あま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:17 UTC 版)

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法蔵寺(ほうぞうじ)は、愛知県あま市中橋にある浄土宗の寺。

法蔵寺

所在地 愛知県あま市中橋郷中16
位置 北緯35度12分20.50秒 東経136度46分51.50秒 / 北緯35.2056944度 東経136.7809722度 / 35.2056944; 136.7809722座標: 北緯35度12分20.50秒 東経136度46分51.50秒 / 北緯35.2056944度 東経136.7809722度 / 35.2056944; 136.7809722
山号 珠応山[1]
宗旨 浄土宗
本尊 鉄造地蔵菩薩立像
創建年 1564年永禄7年)
文化財 鉄造地蔵菩薩立像(重要文化財)
法人番号 5180005013859
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歴史

珠応山法蔵寺。浄土宗西山派1564年永禄7年)の創建[1]。永照良慶によって開基された。

寺伝によれば永禄3年(1560年5月蜂須賀正勝桶狭間の戦いのおり、戦勝を祈念して蓮華寺に奉安されていた鉄地蔵鉄造地蔵菩薩立像)を戦場へ持参することにしたが、鉄製のため重く担ぐのが困難となり、この地に放置し、地蔵が手にもつ錫杖のみを持って出陣、後に村民が本寺へ移し祀ったのが、当寺の本尊である[2][1]。「子安延命地蔵大菩薩」として広く信仰された[3]。『尾張名所図会』には「弘法大師蜂須賀蓮華寺の創建から女人安産の願を込め、鉄によるところの霊像なり、子安地蔵と称す・・・」などと記述され、江戸時代から知られた鉄地蔵であったことが分かる。

本尊

(この節の主要な出典[4]

本尊は鉄造地蔵菩薩立像。高さ160cm。円頂、衲衣を着け、右手は施無畏印で、左手に宝珠を持つ。「一切衆生成仏得道也寛喜二年庚寅八月日願主入蓮」(寛喜2年は1230年)と陽鋳銘がある。1971年(昭和46年)、国の重要文化財に指定。

脚注

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  1. ^ a b c 鉄造地蔵菩薩立像〈鉄地蔵〉archive.is、2018年2月26日) - http://www.aichi-c.ed.jp/contents/syakai/syakai/owari/owa087.htm
  2. ^ 法蔵寺”. あま市観光協会. 2019年6月15日閲覧。
  3. ^ 国指定文化財:彫刻”. あま市. 2019年6月15日閲覧。
  4. ^ 鉄造地蔵菩薩立像(てつぞうじぞうぼさつりゅうぞう)”. 愛知県. 2019年6月10日閲覧。

参考文献

  • 『美和町史』
  • 『尾張名所図会』大日本名所図会刊行会、1919年



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