学園外のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:37 UTC 版)
竜鳴館以外で登場するサブキャラクター。 椰子 のどか 声:海原エレナ 身長166cm B88 / W58 / H88 なごみの母親。12月1日生まれ。花屋を経営している。娘とは違いのんびりした性格で、話し方も特徴的。運動は出来る。夫を10年前に失っており、今日まで女手ひとつで遺された娘と花屋を守り続けてきた。ただし家事の才能は壊滅的で、家の中のことはほとんどなごみがやっている。最近は再婚を考えているが、反対するなごみとの間に軋轢を生み、悩んでいる。2学期では再婚をしており、姓が天王寺になっている。 ファンブックによると、竜鳴館の前身である竜胆館の卒業生で、なごみの父とは当時から交際しており結婚に至ったという。ソフガレノベルズ版には彼女と娘の「親子どんぶり」のエピソードが収録されている。また、彼女もアンダーヘアは生えていない。 おっとりしているようだが芯は強く、頑固で押しも強く、レオの冗談にも平気で付いていく等ノリの良い性格をしている。 テンチョー 声:柵間拓哉(つよきす・みにきす)、藤景吾(2学期) きぬのアルバイト先のカレー屋店長。出番は比較的多めであるが立ち絵が無く、喋る際には画面中央にイラストが表示される。インド人のような格好をしているが、出身地はアメリカのペンシルベニア州で本名はアレックス。カレーに対して思い入れが強く、中途半端にカレーを作ることは許さない。常連客のなごみもテンチョーの料理の腕前には一目置いている。 性格は「ウザい」「カレー以外については最低」という周囲の評価で、売り上げが伸びれば構わない、という面もあるが、料理人としての矜持と技量、人物を見る目は持ち合わせている。 時々唐突に店を閉めて、伝説のスパイスや食材をゲットするために旅立つことがある。ソフガレノベルズ版ではレオを無理矢理インドへ同行させている。外国風に訛った日本語を用いるが、食材を言うときだけ訛らない。 経営するカレー店「オアシス」は度々大食いや激辛の挑戦企画を行っているが、ほとんどは蟹沢きぬの発案である。しかし、来店する客に辛党のなごみや無制限に飲食できる乙女、瀬麗武等がおりその都度泣きを見ている。また常に新作カレーの研究も行っている。 マダム 声:金田まひる きぬの母親。立ち絵はない。夫は大学教授で、長男は学会で度々手柄を立てるほど優秀。おバカなきぬのことは「出涸らし」と呼び、放置している。毎朝、マダム「アレ嫁にもらってくんない?」→レオ「(珍プレー話)…ような娘はちょっと」→マダム「そうよね、私が男だったら絶対イヤだもの」という会話をレオと交わす。「松笠の呂布」の異名を持ち、空き巣をビンタ一撃でノックアウトしたことがある。あまりに強烈な値切り交渉等で商店街からは警報が出るほど恐れられている。 2学期ではテンチョーと同じように喋る際に画面中央にイラストが表示されるようになった。 型破りでパワフルではあるが一般的な常識と高い家事能力を持ち、その方面ではスバルの師匠となっている。また、若い頃は現在ほど濃いキャラクターではなく声もドスが効いていない。 天王寺(てんのうじ) 声:柵間拓哉 のどかの再婚相手。立ち絵はない。何とかなごみに認めてもらおうとしているが、なごみには一方的に拒絶され続けている。なごみルート終盤でレオと付き合い始めて精神的な余裕が出来たなごみと和解する。かなりの人格者で、のどかとの結婚後は退職してのどかの花屋で働く予定。「オッサン」と呼ばれると怒る。 柔和で落ち着いた印象のある人物だが若い頃はそれなりにやんちゃをしていたとのことである。また仕事は出来る男である。 ※以下は2学期から追加されたサブキャラクター 橘 幾蔵(たちばな いくぞう) 声:陳幻齋 松笠海軍の司令官。3月21日生まれ。瀬麗武の父親であり平蔵の兄。左目に眼帯と体に無数の傷があるのが特徴。『松笠の古狼』という二つ名を持つ生きた伝説。どんな窮地でも必ず勝利を呼び込むと称され、不可能を可能にする漢とも呼ばれる。強きものが勝ち弱きものがひざまずくという考えを持ち、平蔵の心を鍛えて強くしていくという考えと対立している。そのため、平蔵のことを「愚弟」と呼び、殴りあう場面もある。普段は松笠の古狼の巣とも呼ばれる戦艦初日に滞在している。 瀬麗武のことを溺愛しており、瀬麗武が関わる学園行事の日になると必ず影から応援に駆けつけている。多くの武勇伝が残されており、「大型ミサイルを拳一本で打ち返した」「敵地を潰しに行く際、支柱一本とダンボール一つで突撃した」などの数多のエピソードがある。しかし初登場時、戦艦から飛び降りるほどの度胸と身体能力をみせるも着地に失敗してこけるなど少しドジ。潜入するときはダンボールを使うことに拘っているが、生徒にすぐに見つかり怪しい物体だと認識されている。 かつては冷酷非情と呼ばれていたが娘の為にはいかなる援助も惜しまない子煩悩さを持ち、3学期PSP版の瀬麗武後日談では意外な面を見せる。 世界観を共有する『もっと姉、ちゃんとしようよっ!』に登場する主人公の友人『橘麒麟児』の存在から幾蔵・平蔵には更に兄弟がいることが判明している。 ※以下はこれまで設定上存在したが、3学期で初登場したサブキャラクター 鉄 陣内(くろがね じんない) 声:比留間京之介 鉄乙女の実家に住む祖父で格闘家。半世紀前の大戦時、存亡の危機から国家を守り抜き、攻勢に転じていれば世界に日の丸を揚げたであろうと称された生きる伝説。橘幾蔵、平蔵兄弟を小童(こわっぱ)と呼ぶほどの豪傑。正月に挨拶にきたレオと従兄弟の琢磨を鍛えるべく、世界に48箇所あるとされる龍穴(りゅうけつ)巡りを三日ほどで強行した鉄流(くろがねりゅう)師範。立ち絵はない。レオにとっては母方の祖父(陣内の娘がレオの母親)。 性格や能力は「乙女さんを10倍にした感じ」とレオは語り、快活闊達、世話焼きで、幼い孫達にサンタクロースの扮装をしていた事もありと家族思いであると共に、空中を超音速で駆け回る等反則のような言動を普通にやってのける。雷の直撃を受けても「エレクトリック」と言うだけで全治二週間程度の傷で済む頑健さを誇る老人である。 陣内の母(レオや乙女の曾祖母)も超人的な能力を持ち、幼い乙女とレオを背負ったまま時速200キロメートル超で松笠海岸道路を疾走し「ジェットババア」の都市伝説を生み出している。 鉄 琢磨(くろがね たくま) 声:なし 鉄乙女の実の弟でレオの従兄弟。年齢もレオと近いため幼少の頃は乙女と共に三人で遊んだりもした幼馴染でもあり、鉄家ではたいへん珍しい一般人。正月に実家に戻っていたが祖父の陣内の思いつきで龍穴巡りという鍛錬とも拷問ともつかない修行の旅にレオと共に巻き込まれることになった。立ち絵はない。サッカーが得意で北海道の名門校に推薦入学している。 幼い頃に「アレ」と呼ばれる乙女の制裁をレオの眼前で受け、レオ共々トラウマになるほどのショックを受けていたりもした。また幼稚園時代には「限界までくすぐったらどうなるか?」という乙女の実験台にされ失禁するまで笑わされたりと散々な目にあっている。 レオ同様の一般人ではあるが「地元の喧嘩では負けなし」という腕っ節の強さを持ち合わせている。
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