周囲の人物など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 19:38 UTC 版)
古橋 愛(ふるはし あい) 声 - 田辺留依 1年生。3組在籍。ネクタイは青のリボンタイプ、ソックスは白のハイソックス。夏希の中学からの友人。バレーボール部に所属。夏希とは三年間の付き合いにも関わらず下の名前を覚えられておらず、アニメ版では苗字すらまともに覚えてもらえなかった。逆に彼女は何かと夏希のあだ名を考えたがる。 入学式の部活勧誘の時には帰宅部の奇行な勧誘、および夏希の入部発言に呆れていた。中学時代はテニス部に所属し、当初はテニス部で培った手首のスナップを生かして百人一首部に入部しようかとも考えていた。スポーツ関係で負けるとすぐ落ち込む。軽い考えでお笑い芸人を目指し、花梨と「あいかりん」というコンビで夏希の前でショートコントを時々披露するものの、酷評されている。 名前の由来は「アップルパイ」から。 安藤 路往人(あんどう ろいど) 声 - 広瀬裕也 夏希の弟で中学2年。夏希と同じ顔立ちで小さいアホ毛がある。作中では「ロイド」とカタカナ表記されている。常識人で、「ダメ姉モード」の堕落ぶりに対しツッコミを入れる。牡丹から萩月流の後継者にノミネートされ、クレアから弟扱いされ、夏希の容赦ない仕打ちに桜から同情され、二十歳になったら一緒に飲みに行こうと約束されるほど帰宅部一同に気に入られている。 作者曰く「みちをゆくひと」という意味で路往人と名付けたが、偶然にも苗字と合わせて「アンドロイド」とも読める、という後付け設定がある。 あざらし 声 - M・A・O 場面転換時に登場する、本作のマスコットキャラ的存在の可愛い生き物。基本的にキャラとの絡みはないが、説明役などをこなすこともある。 なお、単行本第1巻のおまけマンガで「作者の自画像」としてこのあざらしのイラストが使われているが、あくまで「ベレー帽を被っているのが作者」「被ってないのがあざらし」とのこと。 高円 レイナ(たかまど レイナ) 声 - 三澤紗千香 3年生で女生徒会長。ネクタイは緑のリボンタイプ、ソックスは黒のハイソックス。校則にうるさく「校則」の異名を持ち、「生徒手錠(ハンドブック・バインド)」という、高速で校則で拘束する、学校内ではレイナの一定範囲内では校則が破れなくなる領域型の能力者。また、能力は段階型でもあり黒い生徒手帳を使って非常事態宣言をした時、「聖徒十戒(バイブル・バインド)」という、レイナの言葉が物理法則より優先される第二の能力を持っている。その使用時には能力者しか見ることのできない「イメージ」が出現する。その能力は牡丹すらも警戒するものだが彼女曰く萩月流の段階を上げれば対処できるとのこと。 後輩の女子と話す時だけ語尾に☆や♪が付く。学校の女子生徒のことは全員把握しているが、男子生徒に関しては生徒会役員の名前すらたまに忘れる。 名前の由来は「マドレーヌ」から。 飯塚 公平(いいづか こうへい) 生徒会副会長。「理想家(イデアリスト)」の異名を持ち、給食を完璧に公平に振り分ける「絶対平等(パーフェクト・イコール)」を使うが、高校では給食ではないため意味がなく、クレアから「ゴミクズ同然の能力」とバッサリ切られた。アニメ版では姿を見せるものの、セリフは一言もなかった。 レイナを下の名前で呼びたがるが彼女自身には避けられている。 金田 正男(かねだ まさお) 声 - 石川界人 生徒会書記。「ミサイル」の異名を持つ。無能力者。アニメ版では制作スタッフが初期のキャラ表を紛失したため「へのへのもへじ」な顔になっているという設定になっている。 富士見 孝史郎(ふじみ こうしろう) 生徒会会計。「電子頭脳(ミスター・コンピュータ)」の異名を持っている。右手に「不死殺しの力(キリング・デッド)」の力が宿っており、触れるだけで不死の存在に死を与えることが出来る。実際は不死の存在に遭遇したこともなければ能力を使ったことも無いが、自分に力があることは「自然と理解った」らしい。 沢谷 海斗(さわや かいと) 生徒会庶務。アダ名は「さわやん」。無能力者であるため、飯塚の能力すら素直に尊敬しており、生徒会の能力者の面々に憧れており追いつきたくて資格や検定の勉強をしている。最近取った資格が気象予報士と、ある意味で一番生徒会で凄い。 封鬼院 アゲハ(ふうきいん アゲハ) 風紀委員。エクソシストの家系の出身で、場に溜まる邪気を見極め祓って清める仕事をしている。ただし、それを行うためには色々道具を使う必要があり、ハギシラベ5が一喝すれば出来るレベルのことを時間と労力をかけて行っている。 岡田さん(おかださん) サッカー部マネージャー。本名は岡田寛子。クレアと同じ2年5組で、彼女の友人。みんなからは「おかん」と呼ばれ慕われている。顔に似合わず色っぽい下着を着用している。10年後、サッカー部のキャプテンである中田旅人(声 - 角山開星)と結婚することになる。 萩調流四天王(はぎしらべりゅうしてんのう) 萩月流から分家した「萩調流」の継承者直属の4人組の使い手達。牡丹をライバル視しているが、全員間抜けなところがある。週二回ファミレスで定例会議をしている。メンバーは以下の通り。残酷の青龍(ざんこくのせいりゅう) 声 - 上村祐翔 本名「青山 龍一(あおやま りゅういち)」。四天王のリーダーで、次期萩調流継承者の筆頭候補。イケメン。腰巻スカートが特徴。お洒落好きで服にこだわりがある他、ネイルアートもしている。押しに弱く、道場の掟ですら道場を訪れた帰宅部らの振る舞いに合わせて簡単に改変するほど。地脈を操る魔眼「龍眼」を持つ特異体質で、地脈のエネルギーを龍に具現化させて相手に放つ「龍衝波」を使う。牡丹のことが好き。 残忍の白虎(ざんにんのびゃっこ) 声 - 小沼英希 本名「白田 大牙(しらた たいが)」。「守護神」を自称する。イケメン。単細胞。金髪のオールバック(某戦闘民族の王子へのリスペクトでそういう髪型にしている)にカチューシャ、タンクトップが特徴。驚異的な回復力の持ち主で、首の骨が折れても翌日には完治する。単細胞だが、多彩な戦闘スタイルをもち、影に念を送り込んで具現化させて操る「影人形(シャドール)」の使い手。口から蛇を出す技もあったが、朱雀からドン引きされたため封印した。コーラとオレンジの組み合わせに拘りがある。牡丹のことが好き。 マジカルロリポップの主人公福田いちごとは、彼女の母に助けられたことから面識があり、彼曰く「妹のような存在」として接している(ただしいちご自身は「白虎」を「冷奴」と間違えるなど兄という認識はないようである)。 残虐の朱雀(ざんぎゃくのすざく) 声 - 伊藤美来 紅一点。「炎のスペシャリスト」。牡丹とは4歳の頃からの知り合いで大親友だと思っており、「萩月流の偵察」の名目で牡丹の尾行などを私情を含めて行っている。牡丹と仲の良い帰宅部をライバル視し、何かと張り合うが、牡丹からしてみれば「ワケの分からない敵」としか思われてない。 偏差値の高いことで有名な吉祥寺北高等学校在籍で、牡丹が志望していたので内緒で入学しようと猛勉強して無事に受かったが、そのことを知らない牡丹が別の高校に変更してしまい、転校しようにもクラスメイトがいい人過ぎるのが多いので転校できない状態となっている。 本名「赤羽 詩天使(あかばね しえる)」で、名前で呼ばれるのをものすごく嫌がる。 残念な玄武(ざんねんなげんぶ) 声 - 齋藤夢人 本名「亀田 元気(かめだ げんき)」。ツッコミ担当。デブ。アニメ好きで、好きなジャンルは魔法少女もの、声を聞くだけで声優を言い当てる特技を持っている。母親が選んで買ってきた服を着ている。3人からの扱いは軽いが四天王だけあって実力は確か。四天王の中で萩月流とは敵対関係であることを最も自覚しており、ほかの四天王の牡丹への態度を非難することもある。ただしアニメにおいては彼もまた牡丹好きである。 ハギシラベ5(ファイブ) 萩調流四天王の次に実力のある五人の門下生。漆黒(しっこく) ハギシラベ5のリーダー。真面目な性格の持ち主で、敵である萩月流後継者の牡丹に対して掟を簡単に改変したりする四天王の甘さに、将来の萩調流を憂いている。四天王たちが技を繰り出す際の解説役をやってくれている。 暗黒(あんこく) かなり痩せている。右目が髪に隠れている。 蒼黒(そうこく) 普通。長髪で髪を後ろに束ねている。 大黒(だいこく) デブ。パイナップル頭。 魔王 ワルスギル 声 - 山下大輝 シューベルトの「魔王」に登場するキャラをイメージした存在。「魔王」を名乗っている割にやってることがショボイと帰宅部部員から散々な評価を受ける。 アニメの最終回ではバクに爆散させられていた。 デザイン、名称ともに同作者による持ち込み作品であるはじめての魔王討伐に登場する「魔王」のものを流用している。
※この「周囲の人物など」の解説は、「帰宅部活動記録」の解説の一部です。
「周囲の人物など」を含む「帰宅部活動記録」の記事については、「帰宅部活動記録」の概要を参照ください。
- 周囲の人物などのページへのリンク