制服装備品年表とは? わかりやすく解説

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制服・装備品年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:27 UTC 版)

日本の警察官」の記事における「制服・装備品年表」の解説

1871年明治4年) - ら(邏)卒(巡査前身制度発足1877年明治10年) - 近代警察制度発足二等巡査以下はサーベル帯刀できず。 1883年明治16年) - 巡査を含む全ての警察官サーベル帯刀する1896年明治29年) - 立襟5つボタン1908年明治41年) - 立襟5つボタン新たに肩章が付く。 1923年大正12年) - 10月22日警察官消防官服制改正公布勅令)、必要なとき警察官拳銃使用認める。 1935年昭和10年) - 立襟5つボタンポケット肩章変更がある。 1946年昭和21年7月30日 - GHQ指導により「警察官及び消防官服制」(昭和21年勅令367号)公布内容下記の通り冬服詰襟から濃紺色開襟4つボタンバンド付き変更常時ワイシャツ・ネクタイを着用夏服白色詰襟から上記同様のデザイン変更生地薄手)し、ネクタイ用いずワイシャツの襟を上位の襟に重ねスタイルとした。 盛夏服を新設制式上衣茶褐色ワイシャツ式、ズボン茶褐色とした。 肩章着脱式から縫い込み式に変更し日章1個とする。一級官・二級官は金色金属製、警部警部補銀色金属製巡査部長巡査銀色布製とした。 肩章変更に伴い新たに階級章制定警部補以上は縦26ミリメートル45ミリメートル黒色布製台地に両縁に金線繍を施し中央平織金線及び銀色日章付けたもので巡査部長巡査は縦55ミリメートル巡査43ミリメートル)横70ミリメートル布製黄色山型及び銀色日章付けたものとした。 サーベル廃止しけん銃警棒及び警杖とした。 9月21日 - 一級官たる警視庁官房主事各部長及び庁府県警察部長の階級章制定1947年昭和22年5月1日 - 服制一部改正警察官章を制定併せて婦人警察官服制」(昭和22年勅令183号)公布同日施行1948年昭和23年8月21日 - 旧警察法施行に伴い警察官服制」(昭和23年国家地方警察訓令第2号)および「婦人警察官服制」(同3号公布内容肩章について警部警部補金色金属製、巡査部長巡査銀色金属製変更長官次長警視長警視正階級章新設上記以外は従前の例による。 1950年昭和25年1月10日 - 服制一部改正帯革および帯革止を新設1956年昭和31年) - 警察官服制及び服装に関する規則昭和31年国家公安委員会規則第4号)が制定される1963年昭和38年4月1日 - 服制一部改正題名を「警察官の服および服装に関する規則」に改正し冬服上衣冬帽子外とう材質合成繊維夏服上衣夏帽子にはそれに加え麻・綿)使用できるようになり、「警部警部補階級章巡査部長巡査階級章見分けがつきにくい」との現場意見反映し警部警部補階級章金線太さを2ミリメートルから4ミリメートル飾りみぞ付き)にし金線の両縁に1.5ミリメートル黒線付したものに変更1964年昭和39年9月10日 - 服制一部改正雨衣の色を従来濃紺または黒に加え白(各色頭きんに無色透明)を用いることができるようになり、従来雨衣雨衣第1種変更、「6分コート」+「ズボン」の雨衣第2種追加1967年昭和42年7月1日 - 巡査長制度開始に伴い巡査長を示す章を追加制式については警察庁次長訓令巡査長制度の趣旨および運用方針ならびに巡査長を示す章の制式および着用について」(昭和42年6月3日警察庁乙官発第9号警察庁乙務発第20号)により長さ30ミリメートル幅3ミリメートル高さ3ミリメートル金色金属製とし、着用位置階級章外側盛夏ワイシャツ着用時は階級章下側)とした。 1968年昭和43年8月23日 - 服制一部改正内容下記の通り制服関係冬服夏服デザイン統一夏服盛夏ワイシャツの色をねずみ色から色褪せにくい灰み青色変更上衣3つボタンから4つボタン変更。えりを小型化。前ボタンポケットボタン形状寸法同一化ボタンの色も冬服金色夏服はいぶし銀色とした。 胸ポケット位置高くし、外方10度傾斜をつけた。腰ポケット飾りぶたのみとした。 着用時の乱れの無いように上衣下前持ち出し式とし、作業着印象払拭するため後ろの背ひだに代えてゆとりを設けセンターベントとした。 冬服肩章および警部上の冬服上衣外とうのそで章にあった日章廃止上記関連して冬服外とうのそで章を階級応じ1条ないし3条黒色しま織線をつけ、警部補以上はじゃ腹組金線を、巡査部長はじゃ腹組銀線をつけることとし夏服階級応じ1条ないし3条の灰み青色しま織線をつけることとした。 ズボン細くし、前立てチャック式とした。右後方ポケットのふたおよび時計入れポケット廃止し右前ポケット内ポケット追加制帽関係夏帽子ねずみ色から灰み青色(前ひさしおよびあごひもはねずみ色から黒色)に変更警視正警視の帯章を同一化夏帽子の帯章を水色ななこべりから灰み青色あやたけべりに改め警部以上はじゃ腹組およびじゃ腹組灰み青色線を、警部補はじゃ腹組灰み青色線を付した階級章関係警察庁長官章を右胸につけるタイプか日章5個の肩章につけるタイプ変更警視総監階級章飾りみぞ付き金色の台に日章3個から日章4個の肩章につけるタイプ変更警視監以下の階級章全面的改めサイズ大型化巡査長章を廃止冬服夏服外とう階級章取り付け位置をえりの中央部からえりの外側変更帯革関係帯革の本帯・負革および警棒つりの巾を小さくし、ギボシ・ギボシ穴を廃止し遊革1個を追加1970年昭和45年9月11日 - 交通巡視員服制定められる交通巡視員服制及び服装に関する規則昭和45年国家公安委員会規則第7号))。 1972年昭和47年10月1日警察庁場合) - 警察官礼装について統一規格定まる警察官礼装実施について)。 1973年昭和48年7月1日 - けん銃入れふた付きのものに変更1976年昭和51年6月21日 - 服制一部改正内容男子警察官外とうデザイン変更(7分コート式にし、えりを大型化)。これを第1種とし、「6分コート」+「ズボン」の第2種追加材質合成皮革用いることができるようになる夏帽子のまち部をトリコット・メッシュ編式のナイロン製を用いることができるようになった婦人警察官服制全国統一化。従来からある舟形略帽加えドゴール式の制帽追加1994年平成6年) - 警察官服制に関する規則昭和31年国家公安委員会規則第4号)が改正される活動服などが定められた。階級章が両衿から機動隊出動服同様の左胸1箇所のみになり、また拳銃吊り紐留め位置右肩から帯革に変わる。

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