制服・戦闘服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 08:15 UTC 版)
「戦闘服」も参照 第一次世界大戦開戦当初は派手な色の戦闘服を使用していた軍もあったものの、大戦中に各国ともカーキ色系などの目立たない色の軍服を使用するようになった。現在のような迷彩服を初めて本格的に使用したのは、第二次世界大戦中のドイツの武装親衛隊である。他に同時期のイタリア軍空挺部隊、アメリカ陸軍 や海兵隊の一部にも用いられた。他にはイギリスやソ連、ハンガリーなどでも、空挺兵や斥候兵を中心に、迷彩柄(ヘルメットカバー、スモックやプルオーバー、パーカーなど)が使用されている。日本の陸軍空挺部隊(義烈空挺隊)では、単色の戦闘服に墨で模様を描き込み迷彩効果を得ようとした事例がある。近年は、コンピューターを使って効果の高い配色を決めたり、細かいドットによって模様を構成するデジタル迷彩やさまざま地形での効果を狙った迷彩(UCP、マルチカムなど)が増えつつある。また、対テロ、市街戦用には灰色や白(ビルの色に溶け込むため)を基調とした幾何学迷彩(アーバンカモ)が使用される。
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