制服・野戦服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 09:24 UTC 版)
降下猟兵は基本的に地上軍の制服及び戦闘服を着用していたが、青灰色の迷彩を施した野戦偵察用の戦闘服や編上靴(Schnürschuhe)、革製の鉄帽覆など専用装備も支給された。1964年には降下猟兵に独自の制服が制定され、落下傘の襟章や橙色の兵科色が与えられた。また1969年にはベレー帽が制帽として採用された。 降下猟兵は5回、10回、25回、30回、35回、40回、50回、75回、100回、150回の降下時に1つずつ降下猟兵記章(Fallschirmsprungabzeichen)が与えられ、その後も50回ごとに新たな記章が与えられた。 1972年、国防大臣命令に基づき服飾規定が改定されると装備の一部が他の地上軍部隊と統合される。新たに制定された汎用戦闘服は、上着、ズボン、戦闘ベスト、レインジャケットの4つから成り、レインドロップ迷彩の通称で知られるEin-Strich-kein-Strichパターンの迷彩が施されていた。 降下猟兵用の兵科章(Dienstlaufbahnabzeichen) 初期に使用されていた兵科章。 降下猟兵記章。左は1967年~1973年のデザイン。右は1973年~1990年のデザイン。 ホーネッカー議長と握手する降下猟兵がレインドロップ迷彩の戦闘服を着用している。この戦闘服は後に地上軍の汎用戦闘服として採用された。 弾倉等を収めるための降下猟兵用戦闘ベスト。 降下猟兵の装備を再現したマネキン。
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