主力可変戦闘車輌・航空機とは? わかりやすく解説

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主力可変戦闘車輌・航空機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:52 UTC 版)

超時空騎団サザンクロス」の記事における「主力可変戦闘車輌・航空機」の解説

スパルタス(Spartas) 部隊識別記号ATAC・01-SCA。ヒロインであるジャンヌ少尉所属する戦略機甲隊(“ATAC”, Alpha Tactical Armored Corps,直訳は「選抜戦術機軍団〔または 師団〕」) が使用するホバー式の可変戦闘車輌状況に応じて、「スナイピング・クラッパー」と呼ばれる高速移動用のホバークラフト形態。 「ウォーカー・キャノン」と呼ばれる火力支援のための中距離砲と反動吸収のための2脚の「翼の無いガウォーク類似」の形状を持つ 自走高射砲形態。 「バトル・スナイパー」と呼ばれる精密射撃狙撃手)と格闘のための人型バトロイド形態。 の3形態に変形可能。 人型時の両腕装着されている防盾の右側内蔵され主砲として「220mm プラズマイオン砲」、同左側に副砲となる「36mm 3連装・短砲身 プラズマ・パルス発振機関砲」、さらに人型時の手持ち火器として「28mm レーザー狙撃銃」と搭載火器多岐に渡る。ただし、その射撃には、3形態の火器各々装備位置による利用制限がある。 常用形態である移動用のホバークラフト形態主砲、3連装・短砲身副砲ともに利用出来ず人型時の手持ち狙撃銃のみ車体フェアリング部に固定した状態で使用可能であるに過ぎないので、偵察戦闘車機能有するに過ぎない前後反転させた、自走高射砲自走砲機能有するガウォーク類似の形態でのみ主砲副砲双方利用可能である。 バトル・スナイパー(バトロイド以外の形態では標準では「開放型操縦室」(オープン・コクピット)で、防護操縦者着用する動力付き甲冑に頼ることになるが、選択装備として気密装備取り付け可。 詳細は「es:Hover Tank Spartan (Robotech)」を参照 なお、ポピー1984年8月発表した完全変形玩具に関する報道向け資料では、「汎用発達型・ホバークラフト自走砲」として、MAHG / Multi‐purpose Advanced Hovercraft self-propelled Gun兵装システム名称が付与されている。 ロボテック版 での制式名称型式番号は、ベリテック・ホバー・タンク (Veritech Hover Tank) の略号 VHT-2。旧来型を A1 とし、気密装備露出され無防備だったホバー形態およびガウォーク形態での操縦席透明ガラス防護風防気密装備宇宙空間での敵艦占拠目的とした降下スラスター追加した A2 などの派生型があり、従来型車輛 VHT-2A1に対して VHT-2A2 などと記載する詳細は「ベリテック#使用例」を参照 ローガンLogan部隊識別記号 TASC・01-SCF。ヒロイン一人マリー少尉所属する宇宙機甲隊〔戦術機宇宙軍団〕 (Tactical Armored Space Corps , TASC) が 第11話 まで使用した可変戦闘爆撃機全長 6m 強 と、この種の機体としては小型簡易化傾向デザインの基にされたのは1983年の映画007/オクトパシーにも登場したホームビルト機であるビード BD-5シリーズターボジェット発動機Sermel TRS-18-046換装版であるJ型Bede BD-5J Micro Jet)。 状況に応じてリフティングボディ機体形状を持つ戦闘爆撃機形態半人形態である「ガウォーク形態。 の2形態選択可能。 ただし、この機体の「ガウォーク」は有翼ではあるが、膝が逆関節ではなく正立であるなど、その特性人型バトロイド形態に近い。これは同機胴体長が約6.3mと航空機としても極端に狭小なため、一般的な可変戦闘機みられる巡航移動用の航空機形態対地攻撃向けの逆関節ガウォーク形態接近および格闘戦のための人型バトロイド形態までの一般的な3形態”の変形機構小型機体組み込むことができなかったため、ガウォーク形態人型バトロイド形態機能付加することで2形態間のみの相互変形移行機能選択したのである。 なお『超時空騎団サザンクロス スペシャル・ガイドブック』では、航空機ファイター)形態を「フライング・キャット」、ガウォーク形態を「フライング・ウォーカー」とする部隊内での通称紹介されている。 ロボテック版 での制式名称形式番号は、ベリテック・ファイター (Veritech Fighter) の略号 VF-8。その可変戦闘機としてはあまりにも小さな寸法と重量により軽戦闘機〔軽・可変戦闘機〕 (Light Veritech Fighter) と区分される詳細は「ベリテック#使用例」を参照 詳細は「es:Anexo:Vehículos de Robotech」を参照 なお、デザイン制作集団アンモナイト (デザイン集団)」による初期設定では主役機の交代劇前提としないデザイン存在した。 オーロラン(Auroran) 部隊識別記号 TASC・02-SCF。宇宙機甲隊(略号:“TASC”,Tactical Armored Space Corps, 直訳は「戦術宇宙機甲〔飛行/航宙〕軍団」)が第13話以降激化する戦局対応して使用した可変戦闘機全長全高12 m 強、戦闘機形態でのローター除く胴体長 9 m と本作品の可変戦闘機としては最も大型部類に入る。 詳細は「es:AJAC (Robotech)」を参照 命名戦乙女バルキリー」(ワルキューレ)が天空翔る際に、光り輝く鎧の軌跡が「オーロラ」であるとされた伝承因むもので、暗に超時空要塞マクロス登場した初代可変戦闘機VF-1 バルキリー」との超時空シリーズとしての後継機的な関連示唆している。宇宙空間高空では X 字型翼を固定翼としたファイター形態低空対地攻撃では X 字型翼を回転翼とした、安定性信頼性の高い、二重反転式ローター 及び ホットサイクル式ローターヘリコプター形態。(厳密に複合ヘリコプタージャイロダイン形態追撃掃討作戦適した人型バトロイド形態。 の3形態に変形する陸軍主体開拓惑星守備軍「サザンクロス軍」の成立経緯上から、比較長時間対地攻撃近接航空支援による中間形態での運用こそが主目的であるため、超時空シリーズ脚付き変形メカとしては珍しくガウォーク形態持たず、その形態代替用途当るものとしてヘリコプター形態設定されている。ガウォーク形態比較して回転翼胴体吊り下げされる形のため空力上の揚力重心低くなり、高い空中静止ホバリング安定性有するこれに伴い航空電子操縦制御機器パイロット双方負担が低い。また、消費エネルギーガウォーク形態較べて相対的に低くなるゾルとの実戦参加後、直ち主戦場宇宙空間移して展開したため、大気圏低空での対地攻撃任務とするヘリコプター形態本編活躍することは一度もない。 物語の設定年代22世紀西暦2120年 〕から遡る前々世紀20世紀西暦1901年から西暦2000年までにおいては内燃機関ゆえの燃費問題により実用化出来ずにいたホットサイクル式ローター熱核タービンエンジンにより、燃費による稼動時間制限少なくとも大気圏内では事実上無視可能となり実用化、また二重反転式ローター2世紀前は困難だったフライ・バイ・ワイヤによる制御実用化している。 なお、同年8月発表ポピーの完全変形玩具に関する報道向け資料では、「汎用発達型・攻撃ヘリコプター」として、MAAH / Multi‐purpose Advanced Attack Helicopter兵装システム名称が付与されている。デザインの基になったのは、ロッキードによって開発された、アメリカ陸軍向けの試作攻撃ヘリコプター、AH-56 シャイアン と、高速水平飛行時には固定翼加えて揚力を増すために、機体上部の主回転翼メイン・ローター)を停止固定して機体上部位置する補助固定翼 として用い特徴共通する シコルスキー S-72(シコルスキー Xウイング)。 なお固定翼航空機ファイター)形態を「クルセイダー」、回転翼ヘリコプタージャイロダイン形態を「クロス・ファイター」、人型バトロイド形態を「コスモ・スナイパー」とする部隊内での通称紹介されている。 ロボテック版 での制式名称型式番号は、ベリテック・ファイター / ヘリコプター (Veritech Fighter / Helicopter) の略号 VFH-10。バトロイド形態での頭部火器廃止した替わりハードポイント倍増装甲エンジン強化した「VFH-12 スーパー・オーロラン」なる発展型も存在する詳細は「ベリテック#使用例」を参照

※この「主力可変戦闘車輌・航空機」の解説は、「超時空騎団サザンクロス」の解説の一部です。
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