ロシア対外情報庁/ ソ連国家保安委員会とは? わかりやすく解説

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ロシア対外情報庁(SVR)/ ソ連国家保安委員会(KGB)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:28 UTC 版)

エロイカより愛をこめて」の記事における「ロシア対外情報庁SVR)/ ソ連国家保安委員会KGB)」の解説

仔熊のミーシャ 旧ソビエト・現ロシア辣腕エージェントコードネーム1980年モスクワオリンピックマスコットこぐまのミーシャ」に由来する可愛らしいコードネームとは裏腹にやはり硬派強面で、四角張ったがっしりとした身体に、スキンヘッドサングラストレードマーク1952年ヘルシンキオリンピックのボクシング競技金メダリストという設定与えられている(実際にソ連選手最高位銀メダルで、金は獲れなかった)。 冷戦時代少佐宿敵であり、冷戦後共同作戦を取るようになって以降も度々衝突繰り返す少佐とは幾度となく命のやり取り行っているが、それだけ互いに一種親近感があり、少佐を「親友」と称する場面もある。ただし、基本的に顔を合わせた際には険悪なやり取り繰り広げており、両者が運悪く邂逅した時は伯爵互い部下もその他政府関係者も青い顔で立ちすくむ隠れるか、である。 任務遂行為に手段を選ばない面があり、「ハレルヤ・エクスプレス」編では少佐殺害のために自分と少佐乗った列車乗客ごと爆破しようとし、狙撃班の面々少佐射殺させようともした少佐との対立による度重なる任務失敗によって、一時期シベリア送られる。この事により少佐対す個人的怨恨増大させ、「第七の封印」編では少佐手榴弾投げつけて爆殺しようとし、病院送りにしている(直後に、自分がこの功績勲章受けた写真を「我が好敵手エーベルバッハ少佐一日早い回復を祈る」というメッセージ添えて伯爵に手渡させるという嫌がらせもした)。少佐モスクワ連行し赤の広場引き回すことを夢見ていたが、連載中断後の再開第1話目において、その赤の広場任務完了後・帰国直前少佐佇むコマ冷戦終結象徴として描かれた。 家族は妻にイワンアンナ一男一女、ただし家族3人の内、妻と娘手紙実際の生活で登場するのだが、息子イワンだけは名前だけである。任務には冷徹であるが家族大切にしており、子煩悩な面もある。娘のアンナ飼っていることで耐性があり、だらけのマルタ島では怯える部下尻目に可愛がった作画モデル俳優テリー・サバラス白クマ ロマンスグレーの髪と口髭蓄える、渋い中年キャラクターミーシャとは公私にわたる良きパートナーであり、彼に代わり部下活動統括したり、他方私的な用事請け負うこともある。全力ミーシャバックアップする心強い同志である。冷戦時代ソビエト大使館二等書記官という肩書きであった作品中ではミーシャより先に登場しており、作品No.5劇的な春」が初登場。この回はコードネーム通りずんぐりとした身体で、少佐との挑発合戦喚き散らすだけのキャラクターであったが、「グラス・ターゲット」編での再登場から、スマートで紳士然としたエージェントというキャラクター確立された。 直情径行任務一筋ミーシャ比べ、冷静で俗事にも通じている。また、少佐ミーシャ険悪な会合に平気で立ち会うことの出来数少ない人物でもあり、時には両者仲裁することもある。 赤いきつね ローマ駐在KGB部員。「ハレルヤ・エクスプレス」編に名前のみ登場するが、その後「笑う枢機卿」編で姿を現す仔熊のミーシャ白クマなどとの連絡頻繁に行う古株コードネーム東洋水産カップうどんに由来するヘラクレス第七の封印」編に登場本名パブロス・カザンザキス。ギリシャ・アテネの海運会社社長で、プロサッカークラブも持つ大富豪という顔を持つエージェント。その潤沢な資金力からKGB内で重用されている。享楽的性格で、常にドーラクリオという2人愛人を侍らせている。ゾルバというボディーガードがいる。 明がらす 「笑う枢機卿」編に登場仔熊のミーシャ愛弟子少佐部下26人を拉致するという辣腕ぶりを見せるが、少佐伯爵タッグ前に敗退する。 マリア・テレジア皇帝円舞曲」編に登場本名エリザベート・シュトルツ。オーストリア・ウィーン潜伏するKGB女スパイただ一度指令待ち30年以上にわたっておっとりとした美術商夫人演じ続けたスリーパー・エージェント老獪立ち回り伯爵少佐CIA三者手玉に取って自らの任務遂行した最終的に失敗するものの成否問わず生涯ただ一度覚醒であるため、その後シュトルツ夫人としてCIAエージェントである夫カール人生共にするのだった銀のオーロラ9月7日間」編に登場。ルビヤンカ・レポートを携行する少佐乗る飛行機乗っ取りハイジャック事件偽装して、少佐ソビエト連行しようとしたラインの夕暮 観光客紛れてローマで「笑う枢機卿」の調査行っていた少佐に、赤いきつねの命を受けて近づいた老スパイ緑のたぬき 番外編特別休暇命令』で少佐を狙うが、失敗しては「さすがクラウスと言い続けているうちに、シベリア送り決定コードネームは「赤いきつね」がいるなら当然「緑のたぬき」も、という理由よる。 アンドレイ・デムチェンコパリスの審判」に登場表向き貿易会社警備会社を営む元KGB事業家だが、その本性はロシア・マフィア。KGB時代施設管理部長ナチスの「略奪美術品」などを管理していたこともあり、冷戦後はそのコネ利用した贋作取引巨利貪っている。典型的な腐敗役人ミーシャ曰く「旧KGBで最も悪質な男」。ミーシャ白クマとは現役時代から鋭く対立していた。 大鴉ビザンチン迷路」に登場本名アレクセイ・ザボーチン。トルコ中心に活動していた元KGB専門テロ工作1981年5月ローマ法王ヨハネ・パウロ二世暗殺未遂事件黒幕として描かれている。その失敗後、名誉回復のためにアタテュルク・ダムの破壊工作準備するが、ソ連崩壊絶望自殺装いトルコ各地転々としながら隠遁生活送っていた。 ミーシャの部下 ロシア版の「部下A-Z」。能力の程もほぼ同等ミーシャ悩みの種となることが多い。初期は「トルストイ」「ツルゲーネフ」「ゴーリキー」等といったコードネームを持つ者や「ハレルヤ・エクスプレス」編で少佐射殺させようとした際に狙撃手数名がいた。冷戦期には常にトレンチコート纏いサングラス掛けて新聞紙携帯するというステレオタイプスパイであったが、冷戦後サングラスこそ外さないが、より一般的な服装活動している。冷戦終結後ロシア緊縮財政翻弄され低予算での諜報活動苦心している。上司宿敵同士だが、「部下A-Z」とは友好的にふるまうことが多い。 その他の同志 オーストリア・インスブルック在住の「トナカイ」、同ウィーン在住の「あざらし」等。

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