ヤマザキ家とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 22:39 UTC 版)
「学級王ヤマザキ」の記事における「ヤマザキ家とその関係者」の解説
ヤマザキ 声 - くまいもとこ 主人公。「ヤマザキ王国の王子様」を名乗り、冠学園6年3組へと転校してきた。 自身によるヤマザキ王国の建国と発展を企てており、その一環として冠学園の支配を目論んでいる。しかし自称王子の立場と大言壮語とは裏腹に非常にみみっちく意地悪な性格であり、墓地の地下や学校のトイレの一室を勝手に占領・改造して「ヤマザキ〇〇王国」と名乗るなど傍迷惑な少年である。 頭のてっぺんを王冠に見立てて、三本のとんがりカットにしている。初期の作画は太い眉毛に分厚いたらこ唇と異様に濃い顔であった。 時々普通では考えられないような事業を成功させて金持ちになるが、調子に乗りすぎて最終的に失敗するのがオチ。周りを振り回して迷惑をよくかけるが、自分も他のキャラクターから理不尽なツッコミや暴力を受けて、流血沙汰になることがよくある。基本的にボケ役だが、家族やワタナベ軍団、苦院エリカなどに対してはツッコミ役に回ることが多い。下ネタとくだらない駄洒落が好きで、挨拶は専ら「オッパイよー(おはよう)」・「パイなら(さいなら)」である。スケベな一面があり、学校の地下にヤマザキ床下王国を作った際には女子更衣室覗き部屋を用意したほど。 「月刊快便の友」という本を製作していたり、金持ちになった際に王国に様々なバリエーションのトイレを作るほどウンチを重要視しているようで「脱糞王」とも呼ばれる。悪巧みをする時はおっさん眼鏡をかけていることが多かった。 下の名前は不明。一人称は「わがはい」で、語尾によく「のだ」と付ける。 そろばん七級の合格証書を持っており、本人はそれを「A級ライセンス」と称して違法にバスを運転していたことがある。トマトが嫌いである。得意技は3m飛び上がり、時速100kmで飛び蹴りを放つ「ヤマザキック」で、最終回で世界征服の旅に出る。 『コロコロアニキ』の「社会人編」では大人になり、「ヤマザキ王国」と書かれた表札のアパートに一人暮らしをしている。サラリーマンとなったが、見た目は変わっていない。これとは別に本編でも、流れ星にしたお願いの力でブタ田のお父さんと体が入れ替わって一度サラリーマンになったことがある。ブタ田のお父さんは二頭身位しかないが、入れ替わった時は八頭身だった。学級王戦士Yマン 自称「冠町を守る正義のヒーロー」。その正体はヤマザキ本人。決めポーズは足の部分の白タイツを手で持ち上げて股間を「Y」に見立てた姿。 正義の味方を自称するがやっていることはどう見てもおせっかいで騒ぎを大きくするだけである。戦い方も姑息で、カンチョーを繰り出したりすぐ負けそうになって逃げ出したりというヒーローとは程遠い姿である。その変身スーツには様々な細工がしてあるが、とても戦闘の役には立ちそうにないものばかり。しかし本気を出すと頭部から二本の角が生えて「Yマンデラックス」になり、戦闘力は2から86へ大幅パワーアップする。しかし対する相手はその戦闘力よりも上回っているので強くなったわけではない。必殺技は巨大な金色のハンマーを振り回す「ゴールドハンマーチャンス」。 アニメではワタナベ、イケタニ、ナカモト、イカリヤ、ツカハラによる戦隊風の配下を引き連れているが、まるで役に立たず自滅した。また、冠学園校庭の地下に「オババンガーZ(アニメではゴッド・ハイパー・デリシャス・フォンドヴォー・Yマン)」というマジンガーZ風の巨大ロボットを収納している。 ヤマピー あるトラブル(アニメではおじじ様の発明品「おんなガム」を食べてしまった事)で女の子になり、「ヤマザキ王国の王女様(プリンセス)」を名乗り出したヤマザキ。 女の子らしい装いとその上品な振る舞いで、きさきをはじめとするクラスの女子には可愛がられ、ブタ田から一目惚れされる等、一躍クラスの人気者となる。また、ワタナベ軍団(原作ではワタナベのみの登場だったが、アニメ版ではワタナベ以外のメンバーも登場している)もヤマザキが女の子に変身したことで、自分たちも女の子らしい姿に変身させられていたが、本人たちは内心嫌がっていた。 おばば様 声 - 中村大樹 ヤマザキの祖母。モアイ像のような濃い顔つきで、眼は顔の影に隠れて確認できない。怪獣の類としか言えないような行動や戦闘能力を有している。基本的に「オバ」以外喋らないが、語尾に「オバ」を付けて普通の会話をすることもある。 誕生日は2月15日。年齢は175歳で、15年に1度脱皮する。年齢を聞かれた際、「300オバ」と言ったり、自身の歌の歌詞で「目標200歳」と言ったりしている。 少女漫画が好きで、漫画製作においてはストーリー創作及び作画において素晴らしい才能を持っている。ヤマザキの名前を借り、「クリスチーネ・ヤマザキ」のペンネームで出版社に投稿した際も才能を高く評価され、漫画家活動をしていたことがあったが、過密スケジュールでダウンし、ヤマザキが代筆して失敗する。トグロなみえ おばば様がアイドル歌手としてデビューした際の名前。安室奈美恵のパロディ[要出典]。原作ではヤマザキウンチの人気に合わせて登場し、頭にとぐろを巻いたウンチの帽子を着用。またバックダンサーとして、ウンチの帽子をかぶったワタナベ軍団が扮する「スーパーウンチーズ」(SUPER MONKEY'Sのパロディ[要出典])がおり、「トグロ奈美恵withスーパーウンチーズ」として活動していた。 アニメでは「ウンチ」設定が好ましくないとして、名前は据え置きであるもののとぐろは巻いておらず、バックダンサーは「オバックス5」(MAXがモデル)に変更されている。 唯一歌った曲である「台風のシーズン」(安室のシングル「太陽のSEASON」のパロディ[要出典])は、伴奏などを大幅に変更した上で曲名を「乙女の予感」として、シングルCD「ヤマザキ一番」内に収録されている。 おじじ様 声 - 園部啓一 ヤマザキの祖父。下品な名称や形状の発明品をつくる発明王。その技術レベルは未だ人類が開発できていないものもある。一人称は「おら」で、語尾に良く「だじょ〜」と付ける。 大おばば様 おばば様の母。ヤマザキの曾祖母にあたる。着物に襞襟を付けたような格好をしている。「オーババ」が口癖。棚にしまわれていたカップラーメン状の器から50年の時を経て復活し、おばば様と争う。翌月も登場したが、その次の月以降からは登場しなくなった。 超おばば様 おばば様の祖母。ヤマザキの高祖母にあたる。原始人の格好をしている。「チョバ」が口癖。口から光線を出す。大おばば様と共に翌月も登場したが、その次の月以降からは登場しなくなった。 プー助 声 - 菊地祥子 ヤマザキが1か月もの間便秘した状態で大量の下剤を飲んだことで産まれた生命体。一度は水に溶けて消滅したかに見えたが、後に水への耐性を持って復活した。 戦闘能力の高い「スーパープー助」に変身する能力を有し、手から発射する強力な光線(のように見える単なる強烈なにぎりっぺ)でボイジャン・ハルオを、そして近くにいたヤマザキをも圧倒した。なお、スーパープー助に変身すると頭の突起物が長くなり、体色も変わる。また、スーパープー助以外にも自在に姿を変えることができ、ヤマザキの替え玉として学校に登校して学級委員選挙に立候補した際には、圧倒的大差で拓也に勝利した。 このキャラクターが登場した回では、コロコロコミックの読者アンケートでダントツ1位を記録した。 読者の人気投票では主人公のヤマザキを抑え一位になっている。後に各キャラクターのウンチをベースとして多数の「兄弟」が誕生するが、いつの間にかいなくなっている。チャウとはかなり仲が良い。 父上、母上 最終回で登場したヤマザキ王国の国王と王妃。ヤマザキ曰く「美男美女のカップル」だが、キャラがとても濃い。世界征服の旅に出ているが、やっていることは観光旅行に近い。
※この「ヤマザキ家とその関係者」の解説は、「学級王ヤマザキ」の解説の一部です。
「ヤマザキ家とその関係者」を含む「学級王ヤマザキ」の記事については、「学級王ヤマザキ」の概要を参照ください。
- ヤマザキ家とその関係者のページへのリンク