チームドレッドノート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:18 UTC 版)
「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事における「チームドレッドノート」の解説
蒼龍レオンが率いるQ4の香港ステージでの決勝の対戦相手。ドレッドノートは「恐れ知らず」という意で、イギリスでは艦船の名称にも用いられる。 蒼龍レオン(そうりゅうレオン) 声 - 神原大地 誕生日8月1日(獅子座)、血液型はB型。 83話で初登場した少年。カードショップPSYを訪れてその場に居合わせたDAIGOとファイトし、すぐに去って行った。冷静な性格で、よく現在の状況を風に例える。スタンドアップの際には、「スタンドアップ・マイ・ヴァンガード」と宣言する。 幼馴染みのジリアンとシャーリーンに対して幼少時代は『蒼龍の子』の伝説を話すと共に笹舟を浮かべて二人に笑顔を望んでいるなど、二人を大切に想っている。また、彼の作った笹舟は二人にとっても大切な思い出となっている。 【第2期】 彼もまたPSYクオリアの能力者であり、その能力はスイコいわく「今までの能力者の中でも強大な力の持ち主」。決勝戦でアイチとの能力者同士のファイトを制したが、アイチの能力については「いい風だ」と一定の評価をしていた。 かつて「アクアフォース」とともに7つの海を支配していた蒼龍の民の末裔で、幼い頃は蒼龍の民を導くと言われる『蒼龍の子』の伝説を信じる純粋な少年だったが、ある時伝説が作り話であり、自分たちが歴史に埋もれて滅び行く運命の一族であることを知って絶望する。その際に心に生まれた負の感情を「ヴォイド」に付け込まれ、「アクアフォース」の復活と引き換えに「ロイヤルパラディン」「シャドウパラディン」「かげろう」の惑星クレイにおける前大戦の英雄達を封印する取引を承諾。そして自分こそ『蒼龍の子』であると宣言し、「アクアフォース」の復活とともに一族を再興し、表舞台へ返り咲くことを目論んだ。 惑星クレイに転送されてからその本性を現わし、タクトの力を奪う。PSYクオリアに加えてヴォイドの力も取り込んで櫂を打ち負かし、駆けつけたアイチと対峙。ヴォイドによる身体への侵食を強靭な意志の力で抑え込んでファイトし、アイチを極限まで追い詰めるが土壇場のヒールトリガーで攻撃をしのぎ切られ、返しのターンのアイチの攻撃を防ぎ切れずに敗北。クレイの先導者となったアイチと「ゴールドパラディン」によってヴォイドは一掃され、レオンに憑依していたヴォイドも放逐された。デッキ ヴァンガードファイターの間で伝説のクランと言われている「アクアフォース」で構成されたデッキを使用。切り札は「蒼嵐竜 メイルストローム」「蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム」。 【第3期】 香港の高校に通っており、VF甲子園参加の前に日本に慣れてもらおうというテツの計らいで福原高校へ招待され、アサカと試合を行う。アイチに対し以前のような失敗をしないことを誓い、VF甲子園での再戦を望む。タクトに招かれて宮地学園に来た際には、ひょんなことから那嘉神エルとファイトするが、重度の中二病を患っている彼と絶妙に話がかみ合っていた。VF甲子園参加を前にしてホテルで宿泊していたが、Я化した光定とユリ、SITジニアスから強引にファイトを申し込まれる。ジリアンとシャーリーンがそれぞれリーとアリに敗れ孤立無援となるが、同じ過ちは繰り返さないという強い決意のもと、新たな切り札「蒼波竜 テトラドライブ・ドラゴン」の波状攻撃で光定とのファイトに勝利する。その後、正気を取り戻した光定との共闘でЯ化したユリたちを救う。 その後、VF甲子園の決勝で福原高校と激突、レンと互角の勝負を繰り広げるも僅差で敗北し準優勝となった。 タクトの宣戦布告後、櫂を倒すべくアイチに共闘を請うが、彼が櫂と戦うことを躊躇っていることをファイトで見破り、「共に戦うに値しない」と言い残しその場を去る。その後、追いかけてきたナオキと何度かファイトを行い彼の実力を認め、アイチのことを託した。Яファイターとのファイト中にPSYクオリアの力が再び発動し、クレイに封印されていた本物のタクトを救出すると共にアイチのЯ化を食い止めた後、本物のタクトと共に打倒リンクジョーカーに乗り出す。リンクジョーカーが己の半身を用いて召喚した「(Яファイターとなった)未来のレオン」とのファイトでは、未来を変える自分の揺るがない意思により戦いを制した。デッキ 前作同様「アクアフォース」で構成されたデッキで、「蒼翔竜 トランスコア・ドラゴン」「終末の切り札 レヴォン」「蒼波竜 テトラドライブ・ドラゴン」を新たに使用する。未来から召喚されたレオンのデッキは「蒼嵐」と名のついたユニットを中心に構成され、切り札は「蒼嵐業竜 メイルストローム “Я”」。 【第4期】 故郷の島に戻っており、アイチとコーリンの意志を聞いた後にナオキの特訓に付き合い、ファイトを通じて彼の良さと欠点を教えた。その後、アイチとコーリンのことでそれぞれ思い悩む櫂とミサキを諭し、二人に再起を促した。 レンと同じくアイチのことを覚えているが、彼と同様に中立的な立場を取っている。しかし、彼も思うところがあったらしく、ナオキの特訓の申し出を引き受けたのもレンがアイチたちの手掛かりを櫂に教えたのと同じ理由からである。 アイチの封印解除後、レンと共に聖域へ赴き、ミレニアムブリザードプリズンに閉じ込められていた櫂達を救出した。デッキ 「双闘」による運用を主眼とした「アクアフォース」を使用。構築内容は前期で戦った未来の彼自身が使用した「蒼嵐」ユニットを中心としている。切り札は「蒼嵐波竜 テトラバースト・ドラゴン」、「蒼嵐水将 スターレス」。「シークメイト」する際には「シーク・マイ・メイト」と宣言する。 【劇場版】 「メサイア・スクランブル」の招待状(大会関係者用)を受け取り、Aブロック1回戦でガイヤールに勝利したが、ミサキ同様伊吹にプライベートファイトで敗北し負傷欠場に追いやられる。 【G第2期】 2年の研鑽をかけて、アクアフォースを復活させることに成功し、蒼龍財団を築いたほか、アクアフォースのクランマスターとして名を轟かせている。相変わらず状況を風に例えている。メガラニカ支部へ向かう途中クロノと出会い、道案内をしてもらった。その後支部でのGクエストにて同じアクアフォース使いのハイメと「スペシャルアクアフォース」としてチームを組みクロノと再会、彼と対戦することになる。デッキ 「蒼波」による運用を主眼とした「アクアフォース」を使用。切り札は「蒼波竜 アンガーボイル・ドラゴン」。 【漫画版】&【2018年版】 漫画版では最終話のVF甲子園の解説のみだったが、2018年版では「チームNagisa with Others(ナギサ ウィズ アザーズ、略してNwO)」のメンバーとして登場。設定が小学6年生になり身長が低くなっているほか、本作では香港代表としてアジアサーキットを制した最年少実力者となっている。2018年版でも「風」が口癖であり、これまでと比べて物腰が柔らかく一人称も「僕」になっているほか、ショップ対抗戦に遅刻寸前のアイチのところに偶然通りがかって車に乗せてあげる面倒見のいい面も見せる。また旧アニメシリーズでの「一族とアクアフォース復興の使命を背負った末裔」という設定は無く、純粋にヴァンガードを愛する1人のファイターとして仲間と共に平和に育ったという設定に変更されている。Q4との対抗戦では大将としてアイチと対決。素直にファイトを楽しみ最後は猛攻によって勝利する。その後、ショップから帰ろうとした際、「楽しかった」と言ってアイチたちを称賛した。その後、高校生編の冒頭のアジアサーキットでレンを下して決勝でアイチと再戦し、その際にPSYクオリアに覚醒したような描写を見せている。 伊藤彰によると、漫画ではアイチの年下世代が少ないこともあって年齢を下げて登場させたという。デッキ 「アクアフォース」を使用。原作同様にエースはアジアサーキット編と同じく「蒼嵐竜 メイルストローム」で、アニメ版に比べるとガード封じの効果よりヴァンガードの再スタンドを使った戦い方を得意とする。 ジリアン・チェン 声 - 植田佳奈 誕生日12月13日(射手座)、血液型はA型。 レオンに仕えるチェン姉妹の双子の姉。高圧的な性格。VFサーキット決勝戦ではファイトをしなかったが、惑星クレイでは妹のシャーリーンと組んでのタッグファイトに臨んでいる。『リンクジョーカー編』ではアリとのファイトでЯ化してしまうが、レオンと光定の協力により元に戻る。 立凪ビルまでタクトの依り代である鏡を運んだ後、シャーリーンと共にЯファイターの大群を相手に三和達と共闘する。 デッキはレオンと同じ「アクアフォース」。 【2018年版】 高校生編の冒頭で、妹のシャーリーンとともに登場。 シャーリーン・チェン 声 - 後藤沙緒里 誕生日12月13日(射手座)、血液型はA型。 ジリアンと同じくレオンに仕えるチェン姉妹の双子の妹。決勝戦でレオンのタッグパートナーを務める。普段はおっとりとしていてどこまでもマイペースだが、一旦怒らせると姉のジリアンでも手がつけられなくなる。クレイでは姉のジリアンと組んでのタッグファイトに臨んでいる。『リンクジョーカー編』ではリーとのファイトでЯ化してしまうが、レオンと光定の手で救われる。 その後、ジリアンと共にタクトの依り代の鏡を運び、レオンが立凪ビルに乗り込む際には所持していたコンパクトを代用に手渡す。 レオンや姉と同じクランのデッキを使用している。 ギアースクライシス編ではスペシャルマッチでシオンと対戦。デッキは「波紋」を主軸とした「アクアフォース」を使っている。 【2018年版】 高校生編の冒頭で、姉のジリアンとともに登場。
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