チームドーベルマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 16:20 UTC 版)
「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の記事における「チームドーベルマン」の解説
チームラビッツの先輩チーム。チームラビッツと同じく「MJP計画」によって生み出された第二世代である。所属はMJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十一作戦中隊。最前線でのデータ収集任務を主とし、アグレッサー役なども担当する。学園に所属していた時や最前線においても凄まじいほどの成果を挙げていたが、チームが日常的に漫才のような行動を繰り広げているため、「マンザイスリー」「ガッカリスリー」「トリオ・ザ・ドーベルマン」とも呼ばれる。実力は本物であり、ケレス大戦では、敵戦艦の電磁装甲を利用して乗機・ライノスの荷電粒子ビームを曲げて背後の敵を撃破するなど、「人間業じゃない」とスルガが評するほどの芸当を見せる。 ランディ・マクスウエル 声 - 勝杏里 所属:MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十一作戦中隊/階級:大尉/年齢:23歳/趣味:映像観賞、通販、ナンパ/性格・特徴:豪放磊落、後輩思い、自信家/認識番号:MH108-11-16 チームのリーダー。チームのお調子者担当であり、自他ともに認める「ガッカリな人」。赤髪のアメリカ系の青年。パイロットスーツのカラーは緑色。 おちゃらけた言動に似合わず戦闘では極めて優秀。戦闘から生きて帰ることを大切に思っており、周囲の評価で悩み、目標であるヒーローになれないのではと考えるイズルにヒーローの仕事(決断すること・諦めないこと・仲間を信じること)を教えた。また、その時にイズルにポルノ動画を貸したり、アッシュの操縦についての助言を与えた上でライノスに蓄積された戦闘データを彼に渡すなど、先輩らしい行動を見せる。その一方で女好きであり、好みの女性をナンパしたり、メンバーや後輩を巻き込んでポルノ動画鑑賞会を開くような面も持っている。好みのタイプは年上のキツめの性格の女性。出身は月で、それ故かグランツェーレ都市学園に来るまで自転車を見たことが無く、今でも乗れない。 戦場で活躍を見せるチームラビッツを見守りつつ、その成長を喜んでいるが、同時に彼らに頼らざるを得ないことに負い目を感じてもいる。 ゲートの超長距離強行偵察任務(オペレーション・イーグルランデッド)において、帰還時に木星軌道でルティエル部隊の襲撃に遭い、自ら囮役を務める。その後、機体を損傷しながらも包囲網を突破するが、その時点で瀕死の重傷を負っており、残された時間でチャンドラを逃がすために奮闘し、最後はウルガルの大型艦に特攻し戦死する(この特攻による爆発と敵の電磁装甲の展開によってゴディニオンに位置が特定され、ゴディニオンの狙撃の手助けとなってチャンドラを救っている)。 ラケシュ・チャンドラセカール 声 - 藤原祐規 所属:MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十一作戦中隊/階級:大尉/年齢:23歳/趣味:数学パズル、料理/性格・特徴:生真面目、理知的、一途/認識番号:MH108-11-05 チームの参謀格であり、サブリーダー。通称「チャンドラ」。褐色の肌と一房括った黒髪が特徴のインド系の青年。パイロットスーツのカラーはオレンジ色。 ランディへの突っ込み役を自認しており、ランディのボケとチャンドラの突っ込み、そしてパトリックのボケ殺しが「マンザイスリー」の由来だが、本人はランディのせいだと思っており、その認識は薄い。また、彼自身も自覚なくズレた発言をしていることがある。 クールで生真面目、堅物であるため、お調子者のランディに対して厳しい態度を取ることが多いが、内心では彼のことをリーダーとして信頼してもいる。高い戦術分析能力を持ち、戦闘においてはチームのコントロール役も務める。幼い頃に親が決めた婚約者がおり、チャンドラ自身も彼女にべた惚れしている。 オペレーション・イーグルランデッドにおいて、帰還時にルティエルの追撃に遭い、パトリックを逃がすために決死で戦うも、乗機の四肢を切断された挙句、パトリックの方が先に戦死することとなってしまう。絶体絶命の窮地の中、合流したランディから任務の遂行を託され、彼が最期に退路を開いてくれたことで、ゲートの情報を届けるべくゴディニオンに帰還。チームドーベルマン唯一の生還者となる。 最終決戦では量産型アッシュ部隊を率いて後詰めとして参戦。アンジュと共闘し、チームラビッツの援護を行う。チームメイトを守れなかったゆえの悲痛な思いを抱えており、イズルとケイが危機に晒された際はアンジュと共に場を受け持ち、アサギたちに2人を助けに行くよう促した。 パトリック・ホイル 声 - 村瀬歩 所属:MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十一作戦中隊/階級:中尉/年齢:22歳/趣味:利き紅茶、読書/性格・特徴:おっとり、天然、お坊ちゃん/認識番号:MI002-01-67 チームドーベルマンの後輩枠であり、実際にランディとチャンドラより一学年下。イギリス系の金髪の青年。パイロットスーツのカラーは水色。 おっとりとした良いところのおぼっちゃんという雰囲気があり、天然で割と場の空気を読まない発言が多い。また、ランディとチャンドラの漫才会話に本気で心配して仲介役のつもりで介入し、天然のボケ殺しで会話を折ることもある。 戦闘では前衛のランディ、後衛のチャンドラに対し、遊撃的なポジションで両方のサポートを行う。補給艦での任務以降、タマキに好意を抱くようになり、彼女のことになると戦闘のやる気に影響が出たり、周りが見えなくなりがちなほどだったが、タマキ本人には伝わらずにいた。 オペレーション・イーグルランデッドにおいて、帰還時にルティエルの追撃に遭い、先輩たちの援護を受けてゴディニオンが確認できる距離まで辿り着くが、直後に追いついてきたルティエルによって乗機を真っ二つにされ、戦死する。 生前はタマキに告白できなかったが、彼女にプレゼントするつもりだった塩辛が後にチャンドラによってタマキに届けられ、それと共に想いに気づいてもらうことができた。
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