グルームとは? わかりやすく解説

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gloom

別表記:グルーム

「gloom」とは・「gloom」の意味

「gloom」とは、暗闇陰鬱な状態を指す英単語である。主に、光が少なく暗い場所や、悲しみや不安からくる暗い気持ちを表す際に用いられる例えば、"The room was in gloom"という文では、部屋暗闇包まれている様子表している。また、"She was in a state of gloom"という文では、彼女が陰鬱な気分にあることを示している。

「gloom」の発音・読み方

「gloom」の発音は、IPA表記では/ɡluːm/となる。カタカナ表記では「グルーム」と読む。日本人発音する際のカタカナ英語では「グルーム」となる。

「gloom」の定義を英語で解説

「gloom」は、英語で"partial or total darkness"または"a state of depression or despondency"と定義される。つまり、部分的または全体的な暗闇、あるいは落ち込み意気消沈の状態を指す。

「gloom」の類語

「gloom」の類語としては、「darkness」、「shadow」、「gloominess」、「depression」、「despondency」などがある。「darkness」や「shadow」は物理的な暗さを、「gloominess」、「depression」、「despondency」は心理的な暗さを表す。

「gloom」に関連する用語・表現

「gloom」に関連する表現として、「gloomy」や「gloom and doom」がある。「gloomy」は形容詞形で、暗い、陰鬱なという意味を持つ。「gloom and doom」は悲観的な状況未来を指す表現である。

「gloom」の例文

1. The room was filled with gloom.(部屋暗闇満たされていた。)
2. She was in a state of gloom after the news.(彼女はそのニュース聞いて陰鬱な状態になった。)
3. The gloom of the forest was intimidating.(暗闇威圧的だった。)
4. His face was a picture of gloom.(彼の顔は陰鬱さの絵のようだった。)
5. The gloom in his heart was hard to dispel.(彼の心の暗闇払いのけるのが難しかった。)
6. The room was in gloom without any lights.(部屋明かりがなく暗闇だった。)
7. The gloom of the situation was palpable.(その状況暗さ手に取るように感じられた。)
8. The city was enveloped in gloom.(都市暗闇包まれていた。)
9. The gloom in her eyes was evident.(彼女の目の暗さ明らかだった。)
10. The gloom of the winter evening was settling in.(冬の夕方の暗さ訪れていた。)

groom

別表記:グルーム

「groom」とは、結婚式において新郎側の男性のことを意味する英語表現

「groom」とは・「groom」の意味

「groom」とは、主に結婚式において新郎側の男性を指す英単語である。日本語では「花婿」と訳され具体的には、結婚式において新婦側から見た場合新婦側の女性が「brideブライド)」と呼ばれるのに対し新郎側の男性が「groom」と呼ばれるまた、「groom」は動詞としても使われ、この場合の意味は、「身なり整える」「世話をする」という意味がある例えば、馬を世話することを「groom a horse」と表現することがある。さらに、婚姻届記入にも「groom」という項目があり、このには新郎情報入力される。つまり、「groom」とは、主に結婚式において新郎側の男性指し身なり整え世話をする動詞婚姻届記入にも用いられる

「groom」のスラングとしての意味

「groom」には、スラングとして使われる意味があり、その意味は、「性的虐待被害者洗脳し利用する人物」である。このような意味は、近年インターネット上で児童ポルノ性的虐待事件に関する報道広く使われるようになったが、このような用法一般的ではなく、かなり限定的な用法と言える。この言葉は、児童性的虐待を行う者が使用する手法1つである「グルーミングgrooming)」という言葉から派生したのである。この「グルーミング」とは、児童性的虐待被害者心理的に操作し信頼関係を築くことで、被害者に対して性的な接触を行うための手法であり、児童対すグルーミングは、オンラインでのコミュニケーションリアルな世界で関係性通じて行われること多く被害者深刻な精神的なトラウマ引き起こすことがある

「groom」の発音・読み方

「groom」の発音記号は、 [ɡruːm] と表記される音の詳細説明すると、最初の音は無声子音の「g」、次に長い音のoo」が続きその後無声子音の「m」、そして最後の音は長音の「u」である。つまり、「groom」は、「グルーム」と発音される

「groom」の活用変化一覧

「groom」は不規則動詞一つで、活用変化がある。一般的な時制での活用変化は、以下の通りである。
原形:groom
過去形:groomed
過去分詞形:groomed
現在分詞形:grooming

また、三人称単数現在形では、動詞末尾に「s」をつけた「grooms」となる。

「groom」の語源・由来

「groom」は、古英語の「guma」という単語から派生したとされており、当時の意味は、「男性男性の子供、人間であった。しかし、中世ヨーロッパにおいて、この語は「王や貴族家臣馬丁従者」といった意味に変化し18世紀になると、「馬を世話する者、馬具職人」という意味に拡張されそのまま現代の意味繋がっている。「groom」は、動物世話する人が本来の意味であり、特に馬を世話する人を指していたが、その後、この言葉は、結婚式において花婿使われるようになった。これは、花婿身なり整え美しく装飾され馬車新婦の家に向かうことから、「groom」という言葉用いられるようになったとされている。

「groom」の使い方・例文

「groom」の例文として、以下のような使い方挙げられる

動物世話する人を指す場合
・ She hired a professional groom to take care of her horses.
(彼女は専門馬丁雇って、馬たちの世話をした。)

結婚式における花婿を指す場合
・The groom arrived at the church in a vintage car.
花婿ヴィンテージカー乗って教会到着した。)
・The bride and groom looked very happy on their wedding day.
花嫁花婿は、結婚式当日とても幸せそうでした。)

人を育てるトレーニングする場合
The company is grooming him for a management position.
(その会社は彼をマネジメント職に育てている。)

見栄え整える、手入れする場合
・She spends hours grooming her hair every day.
(彼女は毎日髪を整えるのに何時間もかけている。)

政治的に支援する場合
The party leaders are grooming her as a potential candidate for the next election.
(党の指導者たちは、彼女を次回選挙の有力候補として育てている。)

グルーム

名前 Groom

アーサー・ヘスケス・グルーム

(グルーム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 17:58 UTC 版)

アーサー・ヘスケス・グルーム英語: Arthur Hesketh Groom1846年9月22日弘化3年8月2日) - 1918年大正7年)1月9日)は、幕末から明治にかけて日本で活躍したイングランド出身の実業家。六甲山の観光開発と景観保護に力を注ぎ、神戸倶楽部を創設するなどの功績により「六甲山の開祖」と呼ばれた。


注釈

  1. ^ 現在、この場所には三共生興スカイビルが建てられている。
  2. ^ グルームが処分した土地は横屋ゴルフ・アソシエーションの旧所在地。
  3. ^ コース数は設立時に9、設立後の1904年には18に増えた[4]

出典

  1. ^ マールボロ・カレッジ学籍簿 1880, p. 121
  2. ^ Lockyer 2010, pp. 595–605
  3. ^ 夏坂 1992, p. 327-328.
  4. ^ a b c d e f 神戸ゴルフ倶楽部 2024, 神戸ゴルフ倶楽部 "100年の歩み":1.神戸ゴルフ倶楽部の誕生
  5. ^ a b 夏坂 1992, p. 331.
  6. ^ 高木 2006, p. 48
  7. ^ 棚田他 1984, p. 50


「アーサー・ヘスケス・グルーム」の続きの解説一覧

グルーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 21:03 UTC 版)

姫騎士がクラスメート!」の記事における「グルーム」の解説

大神官

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グルーム(下男)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:22 UTC 版)

家事使用人」の記事における「グルーム(下男)」の解説

馬小屋管理飼っている馬の世話をする

※この「グルーム(下男)」の解説は、「家事使用人」の解説の一部です。
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グルーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:18 UTC 版)

鋼馬章伝」の記事における「グルーム」の解説

グルームは地上の代表とも言っていい生き物種類はたくさんあって小さいのは人の指先にも足りぬものから、巨きいのになるとちょっとした家ほどにもなる。が大きさ変わっても躰の型や構造はさして違わない成長したグルームは全体ぬるっとしていて、頭部には四つの目並んでおり手足六本たいがいは尻に長い尾を持っている。最もありふれたのは「穴イムチ」「地ムグリ」等と呼ばれる。グルームには幾つかの性質があり、成長に応じてその姿を変える。グルームの幼生一括して「アムニ」と呼ばれ、躰の節々のある管に近いもので成体にはおおよそ似ても似つかない。それから丸い甲羅のようなものを分泌液造ってその中にこもる。これを人々は「マド」と呼ぶ。要するサナギの状態。そこから外へ出ると六本足のついた硬い殻の「タンラ」と呼ばれる中間態になる。アムニよりまともだが、まだその姿は虫エビの類に近い。それがもう一度分泌液出してニダ」と呼ばれる回目サナギになる。グルームの成体はそのニダから生まれる。この過程が丁度4年要する。「マド」と「ニダ」という二つサナギ時期決まって陰の年に当たる。だから陽の年明け都合よく生まれ出るようにその前の陰の年入りにしか卵を産まない。それも深い水の底か土の中の、他の生き物目に触れぬ所に産む。それが近づく陽の年気配察知して年明け揃って卵から出る。陽の年、日の光が地平からさしかけるまさにその時期に新し大小のアムニ達はぞろぞろ水中から、地中から這い出す。昔からこのグルームの一族人々格別親しみ込めて見ていた。単に美味い食べ物としてだけではなく或る種の特殊な想い入れ敬意のようなものを抱き続けてきたのだとさえ言ってもいい。態様名づけにもそれは表れている。「アムニ」とはボナベナの古い言葉で「先祖」「マド」は「星」、「タンラ」は「子供」「ニダ」は「日」という意味を持っていた。「グルーム」も別の意味持っていて「哀しい」というのがそれだ。この呼び名諸説あるが、或る説では、「なんとなく絶望主義的に見える顔のせいだ」と言い或る説は彼らの鳴き声が「あぁ…哀しい」と泣いている泣き声似てるからだと言われている。そのようにグルームは人に愛されており、イムチや地ムグリ食べ人々それよりもっと大型なグルームにはあまり手を出さなかった。最も大きい、別名「レグ」と呼ばれる種類になると、もう「食べる」などというのはもっての外だった。又、4巻ではグルームの正体冬虫夏草という仲間だと判明した

※この「グルーム」の解説は、「鋼馬章伝」の解説の一部です。
「グルーム」を含む「鋼馬章伝」の記事については、「鋼馬章伝」の概要を参照ください。

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