ガチ相撲企画
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「クイズ☆タレント名鑑」の記事における「ガチ相撲企画」の解説
大相撲の八百長事件により本場所・テレビ中継が中止されたため、各界の腕自慢同士で相撲大会を開こうという企画。スペシャル枠として2011年5月1日に第1回が放送された。 プロレスラーや総合格闘家など普段接しない各界の選手が出場し、予想以上に白熱した試合が展開されたことから放送後に好評を得たため第2回(秋場所)が同年9月、第3回が2012年3月25日にレギュラー放送最終回スペシャルとして放映される。 ガチ相撲特別ルールとして顔面への張り手は禁止されている。 他のコーナー同様、あくまでもクイズ企画なので予選および本選の勝者を予想して当てるが、解答者は本気で楽しみたいためクイズ形式部分は不評を買っている。 USCは「ULTIMATE SUMO CHAMPIONSHIP」の略。米国の総合格闘技団体『UFC』のパロディであり、ロゴマークも初期のUFCのものを模していた。 レギュラー最終回となった第3回大会は、「色々と言われてきたタレント名鑑ですが、日本にとって有意義な番組を作ってきたという自負があります。できればこのガチ相撲だけでも皆さんの力で残していただけないでしょうか!」という淳の懇願で幕を閉じた。 2018年3月31日放送の『オールスター後夜祭2018春』にて復活した。 予選トーナメント 体力自慢・相撲に関連したタレント8人でトーナメントを行い、勝者が決勝トーナメントに進出。 決勝トーナメント 本職の格闘家をはじめスポーツ出身タレント、ボディビルダー、元力士などの7人と予選優勝者でトーナメントを開催。このトーナメントの存在は第1回ではドッキリとして伏せられており、第2回以降も当日まで参加者に対しては伏せられている。なお、ここでの参加者は何らかのスキャンダルを抱えている者が多い。 2011年に放送された春場所・秋場所の2大会はのちにDVD化して発売された(後述)。 USC 〜史上最大ガチ相撲トーナメント 2011 春〜 2011年5月1日放送。 司会:田村淳、実況:初田啓介、解説:花田虎上、行司:角田信朗、控え室インタビュー:枡田絵理奈解答者:田村亮、FUJIWARA、おぎやはぎ、有吉弘行 決勝トーナメントがあることはドッキリとして予選優勝が決まるまで伏せられた。 曙太郎との対戦は、本選トーナメントを勝ち抜いた選手と優勝決定戦となる。 第2回決定により、後にタイトルへ「2011 春」と付け足された。 出場選手および試合結果 予選トーナメント 東西東西なかやまきんに君32 - 177cm,71kg(帰ってきたマッスルエリート) 1回戦 ボビー・オロゴン 38 - 182cm,93kg(史上最強のセミプロ) 長友光弘(響)31 - 163cm,130kg(サモアの怪人風) 1回戦 ジャイアント白田 32 - 195cm,95kg(大喰い人間山脈) 竹原慎二 39 - 186cm,86kg(男一匹ガチ大将) 1回戦 レイザーラモンHG(レイザーラモン) 35 - 185cm,85kg(暴走ゲイ人レスラー) あかつ 29 - 165cm,92kg(異色の一人相撲芸人) 1回戦 坂本一生 40 - 180cm,72kg(流浪の筋肉バカ) ボビー・オロゴン 準決勝 長友光弘(響) 竹原慎二 準決勝 あかつ ボビー・オロゴン 決勝戦 竹原慎二 本選トーナメント 東西東西HIRO(安田大サーカス) 34 - 178cm,160kg(角界の番人) 1回戦 セミー・シュルト 37 - 212cm,136kg(K-1の巨神兵) 山本義徳 41 - 171cm,105kg(キングオブビルター) 1回戦 橋本大地 18 - 180cm,80kg(破壊王II世) チャック・ウィルソン 64 - 176cm.105kg(芸能界最凶のスモウレスラー) 1回戦 桜井"マッハ"速人 35 - 171cm,80kg(野生のカリスマ) 中西学 44 - 186cm.130kg(野人) 1回戦 ボビー・オロゴン セミー・シュルト 準決勝 橋本大地 桜井"マッハ"速人 準決勝 中西学 セミー・シュルト 決勝戦 中西学 優勝決定戦 曙太郎 42 - 203cm,200kg(第64代横綱) 決定戦 中西学 USC 〜史上最大ガチ相撲トーナメント 2011 秋〜 2011年9月25日放送。 司会:田村淳・実況:初田啓介・解説:花田虎上・行司:角田信朗・控え室インタビュー:枡田絵理奈解答者:田村亮、水道橋博士、FUJIWARA、おぎやはぎ、有吉弘行 既に決勝トーナメントがあることは知らされているが、予選の出場選手には知らされていなかった。 予選トーメナントの1枠は後述の相撲バトルロワイアルで決められた。 本選出場予定だったヴァンダレイ・シウバは背中のケガにより辞退。ケガのことは当日までスタッフに知らされておらず急遽ブッキングを行い、OKの出た菊田早苗が代理として参戦した。 出場選手および試合結果 予選トーナメント 東西東西ボビー・オロゴン 38 - 182cm,90kg(史上最強のセミプロ) 1回戦 ダンテ・カーヴァー 34 - 184cm.82kg(予想外のマッスルエリート) 春日俊彰(オードリー) 32- 176cm,83kg(となりの芸人格闘王) 1回戦 アントキの猪木 38 - 182cm,92kg(燻る闘魂) ガッツ石松 62 - 172cm,82kg(リアルドンキーコングシニア) 1回戦 草野仁 67 - 170cm.83kg(芸能界最強説) 山田勝己 45 - 175cm,76kg(ミスターSASUKE) 1回戦 あかつ 30 - 165cm,91kg(三河幕府の首領) ボビー・オロゴン 準決勝 アントキの猪木 草野仁 準決勝 あかつ ボビー・オロゴン 決勝戦 あかつ 本選トーナメント 東西東西鈴川真一28 - 186cm,113kg(贖罪のスモウレスラー"若麒麟") 1回戦 ミノワマン 35 - 175cm,88kg(超人) 柳龍拳 70 - 170cm,78kg(神秘の達人パワー) 1回戦 菊田早苗 40 - 176cm,89kg(寝技世界一) HIRO(安田大サーカス) 34 - 177cm,158kg(角界の番人) 1回戦 田村潔司 41 - 180cm,85kg(赤いまわしの頑固者) アリスター・オーフレイム 31 - 195cm,120kg(現・人類最強候補筆頭) 1回戦 ボビー・オロゴン 鈴川真一 準決勝 菊田早苗 田村潔司 準決勝 アリスター・オーフレイム 菊田早苗 決勝戦 アリスター・オーフレイム ※棄権・・・ ヴァンダレイ・シウバ 35 - 180cm,84kg(PRIDEの絶対王者) USC 〜史上最大ガチ相撲トーナメント 2012 春〜 2012年3月25日放送。 司会:田村淳・実況:初田啓介・解説:貴闘力・行司:角田信朗・解答者:田村亮、水道橋博士、FUJIWARA、おぎやはぎ、有吉弘行・控え室インタビュー:枡田絵理奈 このコーナーを以って当番組レギュラー放送の最終回となる。 収録中に神取忍は足の指を骨折する事故に遭い、放送前にネットニュースや自身のブログなどで取り上げられた。 出場選手および試合結果 予選トーナメント 東西東西ボビー・オロゴン 38 - 182cm,90kg(史上最強のセミプロ) 1回戦 チャック・ウィルソン 65 - 176cm,108kg(昭和の"芸能界"大横綱) ギャオス内藤 43 - 188cm,104kg(彷徨するタフマン) 1回戦 ビリー・ブランクス 56 - 183cm,90kg(燃焼系鬼軍曹) 八木真澄(サバンナ) 37 - 176cm,65kg(炎の美女アスリートハンター) 1回戦 神取忍 47 - 170cm,74kg(ミスター女子プロレス) HAJIME ロボット33号 - 210cm(スーパーストロングスモーマシン) 1回戦 あかつ 30 - 165cm,97kg(ミスターガチ相撲) ボビー・オロゴン 準決勝 ビリー・ブランクス 八木真澄 準決勝 あかつ ボビー・オロゴン 決勝戦 あかつ 本選トーナメント 東西東西ボブ・サップ 37 - 195cm,151kg(野獣) 1回戦 安田忠夫 48 - 192cm,127kg(戦う人生劇場) 所英男 34 - 170cm,70kg(逆境ファイター) 1回戦 HIRO(安田大サーカス) 34 - 177cm,138kg(角界の番人) 鈴川真一 28 - 186cm,110kg(贖罪のスモウレスラー) 1回戦 エメリヤーエンコ・ヒョードル 35 - 181cm,110kg(60億分の1の男) ビッグバン・ベイダー 56 - 190cm,170kg(皇帝戦士) 1回戦 ボビー・オロゴン 安田忠夫 準決勝 所英男 鈴川真一 準決勝 ボビー・オロゴン 安田忠夫 決勝戦 鈴川真一 予選1回戦 ボビーVSチャック戦、予選決勝 ボビーVSあかつ戦、本戦準決勝 安田VS所戦では同体による取り直しがあった。なお、八木もあかつとの対戦で「同体」を主張するも写真判定で否定された。 予選1回戦 八木VS神取戦は神取が勝利したものの、前述の通り骨折のため棄権。そのため対戦した八木がリザーバーとして準決勝進出。 相撲バカ一代 〜村一番の力自慢を倒せ〜 レギュラー放送第32回から放送。 第1回のガチ相撲トーナメントにおいて予選準決勝で敗れたあかつが、力自慢を探して全国を回り相撲で対決する武者修行企画。行き先は行き先決めの定番のダーツで決定する。パネラーはVTRを観てどちらが勝つかを予想し、正解すればポイント獲得。 相撲バトルロワイアル ガチ相撲トーナメント秋場所、予選ステージ最後の1枠を賭けて10名の芸人 が相撲で対決する企画。ルールは以下の通り。 ステージとなる静岡県熱海市・初島全体を土俵とし、バトルロワイアル形式で行われる。淳は行司として参加。 参加者10人が初島に散らばり、他の参加者と出会った時点で相撲を開始(逃げても構わない)。バトルロワイアルなので不意討ち、買収、同盟結成、裏切りなど全て自由。地面に足の裏以外が付いた時点で脱落となる、いわゆるモンゴル相撲に近いルール。また、海や落とし穴へ叩き落としても勝利となる。 本家バトルロワイアル同様、参加者には開始前にひょうたんに入ったなぜか不味い水とランダムにお助けアイテム(落とし穴の場所がわかる地図、変装セット、自転車など)が支給される。しかし、お助けアイテムとは名ばかりのものを受け取った参加者もいた。 残り2名になった時点で全員立ち会いでの最終決戦を行い、最後の1人になった者が本戦へ出場できる。 この企画ではクイズは一切出題されず、スタジオでのトークもなく全編VTRで構成された。
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