その他の生徒、教職員
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伊良波 いすず(いらは いすず) 声 - 橘えみり 一也、桐葉、千里、四郎、治らのクラス2年2組の担任。担当は国語。巨乳の女性。28歳独身、彼氏なし。熱意はあるが強く出られない性格から、他人を夢の中に引き込む「夢枕」の〔あまそぎ〕を生み出してしまう。その後自らの手で夢の中で〔あまそぎ〕を破壊したため、〔すそがえし〕は起きていない。 夢の世界では、正体を隠すため中学生くらいの姿に変身し、「四字熟語」を書いた紙を咥えることでその文言通りの効果を発揮する能力を使った。また、蜘蛛が大の苦手で、自身の『影』が巨大な蜘蛛の妖怪に変化した瞬間、ショックで気絶してしまった(アニメでは、たじろいだだけで気絶はしなかった)。 美砂 みさこ(みさご みさこ) 声 - 大坪由佳 一也らと同じ2年2組の女子生徒。連載開始前に掲載された予告漫画で既に登場していた(この時は代わりに四郎が出ていない)が、連載開始後はモブキャラに近い扱いとなり数カット登場した程度に留まる。ただ、四郎曰く「上岡東中学校ベスト4美少女」の1人である。 中島(なかじま) 声 - 浜添伸也 TRPG同好会の部員である男子生徒。社会科研究部の部室を占領し、TRPG同好会の部昇格を企んでいる。スケッチブックの〔あまそぎ〕を使い、怪物を生み出したり部室のドアを消したりと、忠孝のサインと捺印を得るべく行動していた。一度は脅迫に応じようとした忠孝だが、帯の間合いを得た一也が廊下にあった消火器を奪い具現化した怪物を塗りつぶしたことで事態は収まった。後に中島自身の手でスケッチブックは破棄されたため〔すそがえし〕は起こっていない。 大門 ひろし(おおかど ひろし) 声 - 浜田洋平 千里に告白した男子生徒。だが、千里の「好きな人がいる」という言葉で玉砕したことで、ギャルゲー「ピュアハート」の〔あまそぎ〕を生み出す。学校中がゲームの世界になったのを利用して千里に再接近し、千里とはとてもいい雰囲気となる。残るは告白するだけ、そしてOKを貰えばクリア…も、その告白の直前に一也が割り込み、ゲーム内バグ技の「略奪コンボ」を決められて逆転され、失敗に終わる。一也らは『ゲーム=家庭用ゲーム機』という認識であったため〔あまそぎ〕探しが難航したが、この「ピュアハート」はパソコンで動作するアダルト版であり、校内のコンピューター室にあるパソコンで動作していたことが判明した。最後はひろし自身の手でディスクを破壊したため〔すそがえし〕は起こっていない。 只田 たたみ(ただた たたみ) 声 - 井上ほの花 「ピュアハート」の〔あまそぎ〕が発生した翌日の朝、食パンを咥えながら走って廊下で一也とぶつかった女子生徒。登場はこのシーンのみで、ほぼモブキャラ。状況を呑み込めていなかった一也はいきなり目の前に表れたコマンドでいい加減な選択をしたため平手打ちを食らった。忠孝とは苗字が同じだが関係は不明。 名護 えいこ(なご えいこ) 声 - 大和田仁美 ななこの姉。姉妹で苗字が違うのは、両親が離婚したことで、ななこは母親に付いたため母方の姓を名乗っているためである。 生前、上岡東中学校1年生の時、イケてるクラスメイトの男子生徒・仁科ゆういちに興味を持ち、お互い抜け駆けしないよう、さくみ、ゆうらとともに自身を含めた女子生徒5人で「仁科ゆういちファンクラブ」を結成する。 幼いころは自分よりも妹のななこの方が勉強・運動ともにできたことで周りから褒められたため、いつの間にか自分を卑下するようになり、性格も内気になる。それは中学生になっても変わらず、心の奥底に本心を溜め込んでばかりいたある日〔あまそぎ〕を生み出し〔つくもつき〕となってしまう。胸元にできた〔あまそぎ〕は初めのうちは小さな凹凸の痣であったが、それは日に日に大きくなるばかりか痣自身が言葉を発するようになり、終いには大きな声でえいこの心の本心を喋るようになる。ただ、それからというもの、よく話すようになるなど性格も明るくなり、物事をはっきりと言えるようになる。〔あまそぎ〕から「願いを成就したら消えてやる」と言われたため、ゆういちに告白し、OKの返事をもらう。 願いが成就したことで〔あまそぎ〕は消滅する…と思いきや、〔あまそぎ〕は最後の願いが叶えられていない、と言い、消滅しなかった。最後の願いとは、一緒になった彼が『ある人』に心を奪われないようにしなければならない、というものであったが、その『ある人』が「自分よりかわいくてきれいで頭がよくて運動ができる」妹・ななこであった。ただ、心の奥底では邪魔だと思いつつも大好きだった妹のために、結局は自ら『死』を選び、1年生の時に校舎の屋上から飛び降り自殺してしまう。 村月 さくみ(むらつき さくみ) 声 - 優木かな えいことは同級生だった、3年の女子生徒。2年前にえいこが自殺した時の第一発見者で、「仁科ゆういちファンクラブ」の1人でもあった。ゆういちがえいこに興味を持ったことで、嫉妬心からえいこに嫌がらせをするようになる。 えいこの遺書をずっと隠し持っていたが、自分が嫌がらせをしていたことが自殺の原因と思い込んでいたため、遺書の中身は怖くて読めずにいた。えいこの毛髪から生まれた「かみおにもどき」の〔あまそぎ〕に襲われたことで、自身が遺書を隠し持っていたことを告げ、保管してあった遺書を自宅に取りに戻り、ななこにそれを手渡す。 越坂部 ゆう(こさかべ ゆう) 声 - 大坪由佳 同じく「仁科ゆういちファンクラブ」メンバーの1人だった、3年の女子生徒。えいことゆういちが親しくなったことでメンバー間の仲がぎくしゃくしだしたことに嫌気が差し、ファンクラブを脱退して距離を置いた。 真中 まな(まなか まな) 声 - 広瀬ゆうき 2年5組の女子生徒。陸上部員。元々は内向的な性格で、親友となったみつりにコンプレックスを感じており、「ランニングシューズ」の〔あまそぎ〕を生み出してしまった上に、あきとらの力で〔つくもつき〕となってしまう。一也によって〔あまそぎ〕は破壊されたが、〔すそがえし〕によって両脚が動かなくなり車椅子での生活を余儀なくされている。 水島 みつり(みずしま みつり) 声 - 新田ひより 2年5組の女子生徒。陸上部員。小柄だが快活で裏表のない性格。四郎が「まな宛てのラブレター」をみつりの下足箱に入れ間違えた(まなとみつりは出席番号が1番違いであった)ために交際騒動が起きる。まなから〔あまそぎ〕となったランニングシューズを贈られ、それを履いて競技に臨んでいたため記録が伸び悩んでいた。しかも〔あまそぎ〕によって肉体の成長までも抑えられていたため、〔あまそぎ〕の破壊後は別人と思えるほど一気に急成長した。 布津浦 ふう(ふつうら ふう) 2年4組の女子生徒。オカルト研究会の会長で、日常の裏に潜む「異常」を求めているも何もない日常の世界には異常など存在しないのではないかと考える。夜の学校に潜入し、同じく潜入していた一也たちと出会い、自分がオカルトに傾倒するようになった経緯を説明する。それと同時に「異常」に遭遇するがかつての自分が書いた小説「ふう魔伝」に登場するモンスターだと知り、〔あまそぎ〕と化した小説の破壊を依頼する。小説を守護していたモンスターの退治に成功するが、桐葉がふうに小説を破棄させようとしたところで戦いの余波で小説がバラバラになってしまい、記憶喪失という〔すそがえし〕が起こってしまった。 その後は自分のクラスに転入してきたすなおに興味を示すが、あしらわれてしまう。 小林 このか(こばやし このか) 2年3組の女子生徒。台本の〔あまそぎ〕の所有者。演劇部の発表会にて脚本を押し付けられ書き上げるも修正に次ぐ修正、報酬の取り上げなど散々な目に遭った経緯から〔あまそぎ〕の力で学校をファンタジー世界へと書き換えてしまう。彼女の作った世界に入り込んだ者は、髪桜で守られてない限りは自由な意思を持たないモンスターとなり「勇者小林」に討伐される形になる。 一也たちと交戦するも結果的に敗北。頑として〔あまそぎ〕の破壊を行わなかったため、一也らの手によって破壊されたことで〔すそがえし〕が起こり、髪型が勇者ヘアーで固まってしまった。 脇坂 わかな(わきさか わかな) 声 - 河野ひより 好きな男子生徒に告白するも振られたことで、腹いせに「恋のすごろクイズ」という双六の〔あまそぎ〕を生み出し、校内中のカップルを破局させようとした女子生徒。一也、桐葉、あきと、あるみの4人も放課後に廊下で居合わせた際に、双六の〔あまそぎ〕に同時に巻き込まれてしまう。 双六ではサイコロを振って出たマス目の数を進めるが、そこで出題されるクイズ(セクハラレベルの内容)に不正解すると、女子生徒のアイテムが一つずつ消えていき、終いには女子生徒は全裸にされてしまう。しかも、ゴールに辿り着けなかったカップルは〔あまそぎ〕に閉じ込められた。 一也・桐葉ペアはゴール直前までスカーフ1枚を無くしただけであったが、最後に不正解 となり振り出しに戻される。一方、あきと・あるみペアは正解を出しゴールしたことで、そのゲームクリアの報酬としてわかなに〔あまそぎ〕を破壊させたため〔すそがえし〕は起きていない。
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