しせい

実用日本語表現辞典

市井

読み方：しせい

市井（しせい）とは、一般の市民生活が行われる場所、またはその生活自体を指す言葉である。市井は、人々の日常生活が織りなす風景や文化、風俗を包含し、その地域の特色や生活様式を反映している。市井の生活は、商業活動、教育、娯楽、家庭生活など多岐にわたる。

市井には、商店街、学校、公園、住宅地など、人々の生活に密接に関わるさまざまな施設や場所が含まれる。また、市井の中で生まれ育つ文化や風俗は、その地域の歴史や伝統を形成し、後世に伝える重要な要素となる。市井の生活は、文学作品や映画、ドラマなどの創作物にもよく描かれ、現代社会の生活様式や価値観を反映する一方で、過去の生活風景を伝える資料ともなる。

（2023年8月22日更新）

至誠

読み方：しせい

これ以上ないほどに誠実であることを意味する語。「孟子」の有名な言葉に「至誠にして動からざる者は未だこれ有らざるなり（至誠而不動者未之有也）」があり、この言葉は吉田松陰が座右の銘としていたことでも知られている。

（2014年3月28日更新）

市井

読み方：しせい・いちい

(1)人や家の集まっているところ、市街地、巷、などを幅広く指す表現。この用法の場合は「しせい」と読む。
(2)日本人の苗字の一つ。この用法の場合は「いちい」と読む。

（2011年10月27日更新）

デジタル大辞泉

し‐せい【刺青】

読み方：しせい

入れ墨。ほりもの。

[補説] 作品名別項。→刺青

しせい【刺青】

読み方：しせい

谷崎潤一郎の小説。明治43年（1910）発表。刺青師清吉によって背中に女郎蜘蛛(じょろうぐも)を彫られたお酌が、驕慢(きょうまん)な美女に変身していく姿を耽美(たんび)的に描く。昭和41年（1966）、増村保造監督、脚本新藤兼人により映画化。

富田常雄の小説。昭和22年（1947）発表。昭和24年（1949）「面(めん)」とあわせ第21回直木賞受賞。

し‐せい【四声】

読み方：しせい

１ 漢字の韻による4種の区別。音の高低と長短との複合により、平声(ひょうしょう)・上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)に分類。平声以外の三声を仄声(そくしょう)といい、また、平声に属する文字を平字(ひょうじ)、仄声に属する文字を仄字という。ししょう。→平仄(ひょうそく)

２ 現代中国語で、発音の4種の区別。第一声（高く平らに伸びる）・第二声（上昇する）・第三声（低く抑える）・第四声（下降する）の四つ。

し‐せい【四姓】

読み方：しせい

１ 四つの姓。特に、平安時代の代表的な四家の姓、源(みなもと)・平(たいら)・藤原・橘(たちばな)の四氏（源平藤橘(げんぺいとうきつ)）をいう。ししょう。

２ ⇒バルナ

し‐せい【四清】

読み方：しせい

文人画の画題の一。梅・桂・菊・水仙を描くもの。

し‐せい【四聖】

読み方：しせい

釈迦(しゃか)・キリスト・孔子・ソクラテスの四人の聖人。→四聖(ししょう)

し‐せい【姿勢】

読み方：しせい

１ からだの構え方。また、構え。かっこう。「楽な—で話を聞く」

２ 心構え。態度。「政治の—を正す」

し‐せい【市井】

読み方：しせい

《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。

し‐せい【市制】

読み方：しせい

１ 地方公共団体としての市の制度。「—をしく」

２ 明治憲法下で、市の構成・組織・機能・監督などを定めた法律。明治21年（1888）制定。昭和22年（1947）地方自治法の制定により廃止。

し‐せい【市勢】

読み方：しせい

市の人口・産業・経済・施設など各分野の情勢を総合的にみた状態。

し‐せい【市政】

読み方：しせい

地方公共団体としての市の政治。

し‐せい【施政】

読み方：しせい

政治を行うこと。また、その政治。「—方針」

し‐せい【死生】

読み方：しせい

死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。生死。ししょう。「日本人の—観」

し‐せい【氏姓】

読み方：しせい

氏(うじ)と、姓(かばね)。姓氏。

し‐せい【^×熾盛】

読み方：しせい

［名・形動］火が燃え上がるように勢いの盛んなこと。また、そのさま。

「数年の間に、その業益々—にして」〈中村訳・西国立志編〉

し‐せい【私生】

読み方：しせい

法律上の夫婦でない男女間に子供が生まれること。

し‐せい【私製】

読み方：しせい

私的に作ること。また、そのもの。⇔官製。

し‐せい【紙製】

読み方：しせい

紙で作ること。また、そのもの。かみせい。

し‐せい【至正】

読み方：しせい

きわめて正しいこと。「—公明」

し‐せい【至精】

読み方：しせい

１ 非常に精妙・精巧であること。

「之を—の顕微鏡に施すも」〈西周・明六雑誌二二〉

２ まったく混じりけがないこと。

「至純—の感情が、泉のように流れ出して来る」〈漱石・明暗〉

し‐せい【至聖】

読み方：しせい

知徳のたいへんすぐれていること。また、その人。

し‐せい【至誠】

読み方：しせい

きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。「—の人」

し‐せい【試製】

読み方：しせい

［名］(スル)ためしに作ってみること。試作。「改良型を—する」「—品」

し‐せい【詩聖】

読み方：しせい

きわめてすぐれた詩人。

杜甫(とほ)の敬称。李白(りはく)を「詩仙」というのに対していう。

し‐せい【資性】

読み方：しせい

生まれつきの性質や能力。資質。天性。

し‐せい【賜姓】

読み方：しせい

天子から姓氏を与えられること。また、その姓氏。

し‐せい【雌性】

読み方：しせい

生物の雌に共通している性質。⇔雄性(ゆうせい)。

世界宗教用語大事典

しせい 【四姓】

→ 四姓

経穴辞典

支正 （しせい）

陽谷穴から小海穴に向かい上５寸で、尺骨後面のほぼ中央
→Small Intestine Meridian

JMnedict

至勢

姓	読み方
至勢	しせい

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しせい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/24 06:53 UTC 版)

「市井」の記事における「しせい」の解説

古代中国で井戸があるところに人が集まり、市が作られたことに因む言葉。人が多数集まって住んでいるところのことを指す。詳細はwikt:市井を参照。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しせい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 09:53 UTC 版)

同音異義語

しせい

• 【姿勢】：体の構え。
• 【市勢】：市の人口、財政、産業、経済、資源などの情勢。
• 【市井】：人家の集まるところ。
• 【市政】：市の政治、行政。
• 【施政】：実際に政治を行うこと。
• 【私製】：私人がつくること。
• 【紙製】：紙で作ってあること。また、その物。
• 【試製】：試しに作ってみること。