「最新版ゲゲゲの鬼太郎」初出(アニメ第3作未登場分)
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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「「最新版ゲゲゲの鬼太郎」初出(アニメ第3作未登場分)」の解説
わいら 声 - 高塚正也(第6作) 牛のような体をした妖怪。体中に生えた毛と蜘蛛のような牙、両手のカギ爪が特徴。カギ爪は地面を掘ったり、相手を攻撃したりする武器にもなる。 「最新版」第3話ではぬらりひょんの部下として登場。茨城県で目撃されたことがあり、普段は山に住んでいる。武器は鋭い爪や巨体で、さらに背に翼があり機動力にも長けており、口からはエネルギーを吐く。ぬらりひょんに協力し、サガリと共にゲゲゲの森へ攻め入るべく現れる。サガリと合体して一つになることもできるが、鬼太郎に目を塞がれて再分離したところを同士打ちに持ち込まれる。「新妖怪千物語」第10話では骨女の部下で、隠れ山里から出て来た鬼太郎と豆腐小僧を襲うが、彼らを追って来た土転びに突き飛ばされ谷底に落ちる。 第5作では妖怪四十七士茨城県代表になる。 第6作ではゲゲゲの森の住民で紫の体色。最終話では大人になったまなに襲いかかるが、鬼太郎に阻止される。 サガリ 山の樹の枝にぶら下がる馬の首のような妖怪。 「最新版」第3話ではわいらと共にゲゲゲの森へ攻め込もうとするが、鬼太郎のチャンチャンコで視界を塞がれ、同じく視界を塞がれたわいらにぶつけられて、同士打ちになる。 「新妖怪千物語」第10話では隠れ山里周辺の森に多数棲む死霊妖怪。噛みついた相手の生気を奪う。倒されても妖気が樹に吸収されてすぐに復活し、再び枝から降りてくる。 野衾(のぶすま) ムササビのような妖怪。 「電木妖怪さかばしら」に登場。逆柱に操られる空を飛びながら人間に電気を浴びせ、操って逆柱のもとへ連れていく。 しょうけら 声 - 楠大典(第5作) 夜に窓から屋内を覗き込む獣人のような姿の妖怪。 漫画では「最新版」第12話に登場。ケラのように水中・地中・空中を自在に動き回る。妖怪刑務所からの脱獄犯で、人間界で適当な死体に乗り移り人間として暮らそうとするが、調達した死体は鬼太郎が手回しした死亡未確認の極悪犯だったため、人間界でも追われる身となり、最後は人間の警察に逮捕される。 アニメでは第5作第16話に登場。元は家々の安全を見守る善良な妖怪。屋内の姿は影に過ぎず、本体は窓にいる。人間の子供達が興じるゲームに関心を持ち彼らに挑戦するが、寿命をチップにして勝つまで繰り返したため、寿命が尽きた子供達が昏睡に陥る事態となり、最後は鬼太郎に敗北して子供達に寿命を返す。当初は漫画版同様に石燕画に沿ったデザインだったが、影との落差を出そうと決定稿の貧弱な姿に変更された。[要出典] どくろの怪 「平家物語」作中で平清盛が遭遇した、多数の頭蓋骨の姿の妖怪。 「最新版」第14話登場。かつて刑場で晒し首にされた者達の頭蓋骨。人と目が合うと無数に増殖し、また合体して一つの巨大な頭蓋骨になることもできる。刑場の跡地に建てられたデパートに祟りをなし、幽霊騒ぎを起こしたり、群れで襲撃して警備員を食い尽くしたりしていたが、鬼太郎達を追う内に別の場所に埋葬された胴体と衝突、合体してただの骨に戻る。 以津真天(いつまでん) 声 - 真殿光昭(第5作) 戦乱や飢餓などで死んだ人間の野晒し死体の怨念から生まれた妖鳥。 漫画では「最新版」第15話に登場。翼とは別に腕がある怪鳥の姿で、狙った獲物をいつまでも追い続ける。成績最下位を同級生達に揶揄され恨んだ少年と契約を結んで同級生全員を食い殺し、その対価に少年と同化しようとするが、最後は鬼太郎に爆破され、再生するも鬼太郎の胃の中の蛇に捕まり、いつまでもこき使われることになる。 アニメでは第5作第12話初登場。交通事故で壊れた公衆電話が、その事故で亡くなった人間の女性片岡彰子(かたおか しょうこ、声 - 山崎和佳奈)の思いを夫と娘に伝えたいがために変化した妖怪。翼の生えたナメクジのような姿。何かの執着がある限り何度倒されても復活する。片岡家に電話発信するも自力では「いつまでも」と彰子の声を伝えるしかできず、最期は鬼太郎の助力で彰子の「いつまでも愛している」という思いを夫と娘に伝え、それで公衆電話が満足したため浄化される。 疱瘡婆(ほうそうばばあ) 疱瘡を蔓延させ、病死者を食べる妖怪。 「最新版」第17話に登場。馬のような蹄に牛のような角を持った、真っ黒な一つ目の妖怪。老婆の姿に化けて町を徘徊し、妖奇病ガスで子供達を疱瘡に似た妖奇病に感染させ、その肉を食べていたが、最後は鬼太郎に体内の免疫機能を破壊されたことで、自ら妖奇病に感染して倒れる。 蟹坊主(かにぼうず) 声 - 飯塚昭三(第4作・8話、14話)、川津泰彦(第4作・77話)、小西克幸(第5作)、田中秀幸(第6作) 巨大なカニの妖怪。背の甲羅にヒゲを生やした人面がある。甲羅の防御力は髪の毛針を弾くほど硬く、口から相手を固める泡を噴いたり、岩すら砕くハサミで攻撃したりする。 アニメ第4作では蓬莱島を求めていた当時の徐福仙人(じょふくせんにん、声 - 北村弘一)と共に来日した上海蟹が妖怪化したとされる。人間の開発で住処の沼を埋め立てられたために河童淵への移住を企み、河童たちの住処を荒らして彼らを毒泡で操るが、最後は鬼太郎によって妖力を抜かれて上海蟹に戻り、その後は改心し、海で行動する際などに鬼太郎に協力する。第14話で徐福と再会する。 第5作ではぬらりひょん一味として登場。 第6作では17話登場。口から吐く泡で対象を銅像に変える。体は硬く、高い防御力を誇るが、電気が弱点。戦国時代に人間態(巨漢の雲水)でとある武将に仕え、戦に敗れて落ちのびる姫(声 - 祖山桃子)を慕って守り、その際に敵味方を区別するために謎かけ(自分の名前が正解)を出し、自分の正体を知らない者を敵とみなし銅像に変えていたが、境港の地で敵方の雇った呪い師(鬼道衆)によって石に封じられる。封印が解けて現代に蘇り、かつての仲間も姫もすでに亡くなっていることを認めたくない一心で自分を知る者を求めて境港を彷徨うが、最後は現実を認め、姫の眠る境港に安置して欲しいと砂かけ婆に頼み自ら銅像化する。 新妖怪千物語では中国妖怪・上海カニ坊主として登場。気泡コンクリートのような泡で相手を固め、他の妖怪を剥製にして博物館を作ろうと計画していた。中国最強を自負し、日本最強である鬼太郎に挑戦すべく人喰い島を操って呼び出す。人々の声を聞き助けに行った鬼太郎を追って人喰い島の体内に入り、消化液で溶かされる。
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