煙霧 原因と影響

煙霧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 01:53 UTC 版)

煙霧(えんむ、: haze)とは、目に見えない乾いた微粒子が大気中に浮遊していて、視程が妨げられている現象。気象観測上は、視程が10km未満になっているとき[1]。また煙霧のとき、湿度は75%未満の場合が多い[2][3]。発生源は、地面から舞い上がったちりぼこり、火事による、工場や自動車からのばい煙などさまざま。なお、大気汚染が原因であることが明らかな煙霧は「スモッグ」とも呼ばれる。


  1. ^ a b 気象庁「天気予報等で用いる用語 > 氷、霜、霧、雷、日照時間 煙霧」、2015年4月6日閲覧
  2. ^ a b c 原田朗「煙霧」、『最新気象の事典』、p43、1993年 ISBN 4-490-10328-X
  3. ^ a b c d e f g 気象観測の手引き、p60、p64-65
  4. ^ a b 気象観測の手引き、p59-60、p64
  5. ^ 15種区分の「天気」
  6. ^ a b 関東で大騒ぎになった「視界不良」 黄砂と煙霧どこが違う?」日本経済新聞、2013年3月12日付、2015年4月4日閲覧
  7. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 前橋」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  8. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 熊谷」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  9. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 水戸」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  10. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 東京」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  11. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 横浜」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  12. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 千葉」および「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 館山」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  13. ^ a b 「過去の気象データ検索 : 2013年3月10日 1時間ごとの値 銚子」、気象庁、2015年10月12日閲覧
  14. ^ 「黄砂実態解明調査報告書(平成15〜24年度)」の公表について(お知らせ)」環境省、2014年3月27日
  15. ^ 三谷一郎「東京の濃煙霧日数についての考察 (PDF) 」、日本気象学会『天気』、8巻、5号、p156-159 NAID 40018075450
  16. ^ 光化学オキシダント・対流圏オゾン検討会報告書 中間報告 (PDF) 2007年12月、環境省。
  17. ^ a b c "Haze", 2012-04-25の版. Glossary of Meteorology, American Meteorological Society.
  18. ^ a b エクセルのグラフで学ぶ気象学 0063 煙霧と霞の成長」、2015年4月4日閲覧


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