鬼火とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生活 > > > 鬼火の意味・解説 

おに‐び【鬼火】

読み方:おにび

の降る暗夜などに、墓地湿地空中を漂う青い火。燐化(りんか)水素燃焼によるとする説もあるが不明陰火幽霊火狐火(きつねび)。

「鬼火焚(た)き」に同じ。

[補説] 書名別項。→鬼火


おにび【鬼火】


鬼火

読み方:オニビonibi

怪火一つで、暗い雨の夜に湿地墓地などで燃える火。

別名 燐火人魂火の玉


おにび 【鬼火】

火山などで硫黄燃える炎、または湿地燐化水素燃焼思われる火などを、鬼火とか火の玉狐火などと呼んだ

鬼火

英語表記/番号出版情報
ラフ:鬼火Feux follets Op.190作曲年1874年  出版年1874年 
ベーア:鬼火Feux follets Op.309-2

鬼火

作者石川淳

収載図書石川淳全集 第1巻
出版社筑摩書房
刊行年月1989.5

収載図書黄金伝説イヴ
出版社講談社
刊行年月1991.10
シリーズ名講談社文芸文庫


鬼火

作者エレナー・テイラー・ブランド

収載図書ウーマンズ・ケース
出版社早川書房
刊行年月1998.2
シリーズ名ハヤカワ・ミステリ文庫


鬼火

作者小梁川

収載図書鬼火
出版社三月書房
刊行年月1999.7


鬼火

作者中津攸子

収載図書怨霊忠臣蔵異次元からの交信
出版社彩図社
刊行年月2000.7
シリーズ名ぶんりき文庫


鬼火

作者澤田ふじ子

収載図書大盗の夜―土御門家陰陽事件簿
出版社光文社
刊行年月2002.7

収載図書大盗の夜―土御門家陰陽事件簿
出版社光文社
刊行年月2004.11
シリーズ名光文社時代小説文庫

収載図書討たれざるもの
出版社徳間書店
刊行年月2008.9
シリーズ名徳間文庫


鬼火

作者はまみつを

収載図書鬼の話
出版社小峰書店
刊行年月2003.5
シリーズ名文学


鬼火

作者加用章勝

収載図書トンネル幻想短編小説集
出版社驢馬出版
刊行年月2003.9


鬼火

作者谷口

収載図書谷口短編集 1
出版社西海出版
刊行年月2004.12


鬼火

作者庄司圭太

収載図書鬼火―岡っ引き捕物控 4
出版社光文社
刊行年月2005.3
シリーズ名光文社時代小説文庫


鬼火

作者吉屋信子

収載図書昭和文学全集 32 中短編小説集
出版社小学館
刊行年月1989.8

収載図書父の果/未知月日
出版社みすず書房
刊行年月2003.2
シリーズ名大人の本棚

収載図書鬼火・底のぬけた柄杓吉屋信子作品集
出版社講談社
刊行年月2003.3
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書戦後出発女性文学 第6巻 昭和26年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5

収載図書戦後占領期短篇小説コレクション 6(1951年)
出版社藤原書店
刊行年月2007.10

収載図書短篇、さらにあり
出版社筑摩書房
刊行年月2008.2
シリーズ名ちくま文庫


鬼火

作者石原慎太郎

収載図書わが人生の時の時
出版社新潮社
刊行年月1990.2

収載図書わが人生の時の時
出版社新潮社
刊行年月1993.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書石原愼太郎文学 8 わが人生の時の時
出版社文藝春秋
刊行年月2007.8


鬼火

作者山入端信子

収載図書沖縄文学全集 第9巻 小説 4
出版社国書刊行会
刊行年月1990.9

収載図書沖縄短編小説集―「琉球新報短編小説賞受賞作品
出版社琉球新報社
刊行年月1993.9


鬼火

作者高橋克彦

収載図書闇から覗く顔―ドールズ
出版社中央公論社
刊行年月1990.10

収載図書闇から覗く顔―ドールズ
出版社中央公論社
刊行年月1993.7
シリーズ名中公文庫

収載図書ドールズ 闇から覗く顔
出版社角川書店
刊行年月1998.2
シリーズ名角川文庫

収載図書高橋克彦怪談
出版社祥伝社
刊行年月2006.10
シリーズ名祥伝社文庫


鬼火

作者寺林峻

収載図書播磨今昔譚―説話文学への旅
出版社神戸新聞総合出版センター
刊行年月1991.12


鬼火

作者池波正太郎

収載図書池波正太郎短編コレクション 10 鬼火
出版社立風書房
刊行年月1992.1

収載図書熊田十兵衛仇討ち
出版社双葉社
刊行年月1996.6

収載図書完本 池波正太郎大成 第6巻 鬼平犯科帳
出版社講談社
刊行年月1998.8

収載図書熊田十兵衛仇討ち
出版社双葉社
刊行年月1998.8
シリーズ名双葉ノベルズ

収載図書完本 池波正太郎大成 第25巻 時代小説短編
出版社講談社
刊行年月2000.7

収載図書熊田十兵衛仇討ち
出版社双葉社
刊行年月2000.10
シリーズ名双葉文庫


鬼火

作者横溝正史

収載図書鬼火
出版社出版芸術社
刊行年月1993.10
シリーズ名ふしぎ文学館

収載図書怪奇探偵小説傑作選面影双紙 2 横溝正史
出版社筑摩書房
刊行年月2001.3
シリーズ名ちくま文庫

収載図書怪奇・ホラーワールド
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4

収載図書妖美世界
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4
シリーズ名怪奇・ホラーワールド 大きな活字読みやすい


鬼火

作者高樹のぶ子

収載図書彩月季節の短篇
出版社文芸春秋
刊行年月1997.8

収載図書彩月季節の短篇
出版社文藝春秋
刊行年月2002.1
シリーズ名文春文庫


鬼火


鬼火

読み方:オニビonibi

九州一帯正月七日行なう火祭十四日の例もある

季節 新年

分類 宗教


鬼火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 10:00 UTC 版)

鬼火(おにび)とは、日本各地に伝わる怪火(空中を浮遊する正体不明の火の玉)のことである。伝承上では一般に、人間や動物の死体から生じた、もしくは人間の怨念が火となって現れた姿と言われている。また、ウィルオウィスプジャックランタンといった怪火の日本語訳として「鬼火」の名が用いられることもある[1]


  1. ^ a b c d e f g h i 神田 1931, pp. 37–67
  2. ^ a b 寺島 1884, pp. 143–144
  3. ^ 根岸 & 江戸時代, p. 402.
  4. ^ 鈴木桃野 著「反古のうらがき」、柴田宵曲 編『随筆辞典』 第4巻、東京堂、1961年(原著天保年間)、66-67頁。 NCID BN01579660 
  5. ^ a b c d e f g h i 多田 1990, pp. 231–234
  6. ^ 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、69頁。ISBN 978-4-88317-283-2 
  7. ^ 土佐民俗学会 著「近世土佐妖怪資料」、谷川健一 編『日本民俗文化資料集成』 第8巻、三一書房、1988年(原著1969年)、335頁。ISBN 978-4-380-88527-3 
  8. ^ 柳田國男『妖怪談義』講談社講談社学術文庫〉、1977年(原著1956年)、212頁。ISBN 978-4-06-158135-7 
  9. ^ 国枝春一・広瀬貫之「美濃揖斐郡徳山村郷土誌」『旅と伝説』5月号(通巻149号)、三元社、1940年5月、63頁、NCID AN00139777 
  10. ^ 稲田他編 1992, p. 138.
  11. ^ 稲田他編 1992, p. 51.
  12. ^ 西村市郎右衛門 著、湯沢賢之助 編『新御伽婢子』古典文庫、1983年(原著1683年)、348頁。 NCID BN01663100 
  13. ^ 水木しげる『水木しげるの妖怪事典』東京堂出版、1981年、188頁。ISBN 978-4-490-10149-2 
  14. ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、1749頁。 NCID BN05729787 
  15. ^ 相賀徹夫 著、小学館 編『世界原色百科事典』 第2巻、小学館、1966年、507頁。 NCID BN06278399 
  16. ^ 新村出 編『広辞苑』(第6版)岩波書店、2008年(原著1955年)、690-691頁。ISBN 978-4-00-080121-8 
  17. ^ 大槻義彦『火の玉を見たか』筑摩書房〈ちくまプリマーブックス〉、1991年、181-193頁。ISBN 978-4-480-04154-8 
  18. ^ 那谷敏郎『「魔」の世界』講談社講談社学術文庫〉、2003年(原著1986年)、186頁。ISBN 978-4-06-159624-5 


「鬼火」の続きの解説一覧

鬼火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:35 UTC 版)

カメレオンツイスト」の記事における「鬼火」の解説

暖炉やちょうちんから飛び出てくる火の玉。こいつを使ってろうそくに火をつけて床を出すのに必要な敵でもある。

※この「鬼火」の解説は、「カメレオンツイスト」の解説の一部です。
「鬼火」を含む「カメレオンツイスト」の記事については、「カメレオンツイスト」の概要を参照ください。


鬼火(おにび)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 15:55 UTC 版)

大江戸妖怪かわら版」の記事における「鬼火(おにび)」の解説

雀が大江戸落ちてきたときにはじめに出会った魔人以来、雀の最も信頼する魔人でもある。

※この「鬼火(おにび)」の解説は、「大江戸妖怪かわら版」の解説の一部です。
「鬼火(おにび)」を含む「大江戸妖怪かわら版」の記事については、「大江戸妖怪かわら版」の概要を参照ください。


鬼火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:22 UTC 版)

紅影 (ランブルローズ)」の記事における「鬼火」の解説

相手身体飛びつき、それを軸として目まぐるしく回転する勢いがついた所で、自分両脚相手の首に固定すると、上半身反動利用し一気マット引き倒す相手マット倒れた瞬間素早く身体組み換えピンフォール持ち込む

※この「鬼火」の解説は、「紅影 (ランブルローズ)」の解説の一部です。
「鬼火」を含む「紅影 (ランブルローズ)」の記事については、「紅影 (ランブルローズ)」の概要を参照ください。


鬼火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:04 UTC 版)

奇々怪界」の記事における「鬼火」の解説

永久パターン防止キャラクター。輪になって小夜ちゃん追尾してくるものと、隊列組んで横方向ジグザグに動きながら画面縦断するものの2パターン存在する

※この「鬼火」の解説は、「奇々怪界」の解説の一部です。
「鬼火」を含む「奇々怪界」の記事については、「奇々怪界」の概要を参照ください。


鬼火(おにび)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:50 UTC 版)

海賊 (ONE PIECE)」の記事における「鬼火(おにび)」の解説

漫画ONE PIECE episode A』で使用。「大炎戒」の状態から鬼の顔のような巨大な炎を作る

※この「鬼火(おにび)」の解説は、「海賊 (ONE PIECE)」の解説の一部です。
「鬼火(おにび)」を含む「海賊 (ONE PIECE)」の記事については、「海賊 (ONE PIECE)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鬼火」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

鬼火

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 09:25 UTC 版)

名詞

  (きか、おにび)

  1. おにびきつねび

「鬼火」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



鬼火と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鬼火」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鬼火のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鬼火 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのカメレオンツイスト (改訂履歴)、大江戸妖怪かわら版 (改訂履歴)、紅影 (ランブルローズ) (改訂履歴)、奇々怪界 (改訂履歴)、海賊 (ONE PIECE) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの鬼火 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS