マイクロ・ウェーブとは? わかりやすく解説

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microwave

別表記:マイクロウェーブ、マイクラウェイヴ

「microwave」とは・「microwave」の意味

「microwave」とは、電磁波一種であり、通信調理使用される。特に、電子レンジでの調理においては食品含まれる水分子励起させて熱を発生させることで加熱が行われる。また、「microwave」は動詞としても使われ電子レンジ加熱することを意味する例えば、ポップコーン電子レンジ加熱する膨らむ。

「microwave」の発音・読み方

「microwave」の発音は、IPA表記/mάɪkrəwèɪv/である。最初音節mi」は「マイ」と発音し、「cro」は「クラ」と発音する最後音節wave」は「ウェイヴ」と発音される日本人発音するカタカナ英語では「マイクロウェーブ」と読むことが一般的である。

「microwave」の語源・由来

「microwave」は、「micro-」と「wave」の二つ単語から成り立っている。「micro-」は小さいことを意味し、「wave」は波を意味する。従って、「microwave」は直訳すると「小さな波」を意味するが、実際に電磁波一種である。

「microwave」を含む英熟語・英語表現

「microwave oven」とは

「microwave oven」は、電子レンジのことを指す。電子レンジは、microwaveを利用して食品加熱・調理する家庭用調理器具である。

「do not microwave」とは

do not microwave」とは、電子レンジ加熱しないでくださいという意味である。この表現は、食品容器表示されることがあり、電子レンジ加熱すると危険や品質低下原因となることを示す。

「microwave safe」とは

「microwave safe」とは、電子レンジ使用加熱しても安全であることを示す表現である。食品容器食器表示されることが多く電子レンジ加熱して問題ないことを示す。

「microwave」の使い方・例文

1. I microwaved the popcorn for two minutes.(ポップコーンを2分間電子レンジ加熱した。) 2. The microwave oven is a convenient appliance for heating food quickly.(電子レンジ食品素早く加熱する便利な調理器具である。) 3. This container is microwave safe, so you can heat your leftovers in it.(この容器電子レンジ対応であるため、残り物加熱することができる。) 4. Do not microwave this plastic wrap as it may melt.(このラップ電子レンジ加熱する溶ける可能性があるので、加熱しないでください。) 5. Microwave communication is widely used in various fields.(マイクロ波通信様々な分野広く利用されている。) 6. The microwave radiation is absorbed by water molecules in the food.(マイクロ波放射食品中の水分子吸収される。) 7. Microwave technology has revolutionized the way we cook and reheat food.(マイクロ波技術は、食品調理再加熱方法革命化した。) 8. The microwave oven was invented by Percy Spencer in 1945.(電子レンジ1945年パーシー・スペンサーによって発明された。) 9. Microwave ovens use a magnetron to generate microwaves for cooking.(電子レンジマグネトロン使用して調理用マイクロ波生成する。) 10. The microwave spectrum is used for various applications such as communication, radar, and heating.(マイクロ波スペクトルは、通信レーダー加熱など様々な用途使用される。)

マイクロウエーブ【microwave】

読み方:まいくろうえーぶ

マイクロ波(は)。


マイクロ波

(マイクロ・ウェーブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 13:22 UTC 版)

マイクロ波を利用した多重無線通信設備。鉄塔に、レドームによって保護された複数のパラボラアンテナが取り付けられている。
電子レンジは、マイクロ波加熱を応用した家電製品である。

マイクロ波(マイクロは、: microwave)は、無線工学における波長電波の一種。歴史上、慣用的に使われてきた語であり、電波の周波数による分類において、短い波長域といった程度の意味である。その周波数領域は、広義にはおよそ300MHzから300GHz程度とかなり広い。総務省の電波利用ホームページでは、3GHzから300GHz(SHF帯)をマイクロ波として定義している[1]。この定義の場合、それを下回る1GHzから3GHzの範囲を「準マイクロ波」と呼ぶこともある[2]。一方、日本電信電話公社はマイクロウエーブ方式をUHF帯とSHF帯(すなわち、300MHzから30GHzまで)を使った通信方式の総称と定義していた[3]

概要

マイクロ波という用語は1940年代から文献に現れているが、その定義は複数あり、必ずしも明確ではない。日本では太平洋戦争前、電波は国家のものであったが、戦前のマイクロ波研究は電波兵器の研究開発を意味していた。

マイクロ波、ミリ波テラヘルツ波というような用法では、マイクロ波とミリ波は周波数帯域が重複していない。

マイクロ波の発振には、マグネトロンクライストロン進行波管(TWT)、ジャイロトロンガンダイオードを用いた回路などが用いられる。マイクロ波伝送線路には一般的に同軸ケーブルが使われるが、出力(電力・ワット数)の高いものには金属製の導波管が用いられる。また、近年ではマイクロストリップ線路など共に固体化(半導体)された発振器の利用も増えてきている。

マイクロ波の応用分野は広く、衛星テレビ放送、多重無線通信、レーダーマイクロ波加熱電子レンジ)、マイクロ波分光法マイクロ波化学マイクロ波送電マイクロ波イメージングなどがある。これらの分野で必要とされる学問がマイクロ波工学である。

日本の地上波アナログテレビ放送では、2012年3月末まで難視聴地域用に第63チャンネルから第80チャンネルまで12GHz付近が割り当てられていた。(「チャンネル (テレビ放送)」の記事を参照)

マイクロ波の周波数帯

以下に一般的に用いられる分類を示す。

IEEEマイクロ波の周波数による分類
名称 帯域GHz 用途
Iバンド –0.2
Gバンド 0.2–0.25 軍用航空無線
Pバンド 0.25–0.5
Lバンド 0.5–1.5
Sバンド 2–4
Cバンド 4–8
Xバンド 8–12
Kuバンド 12–18
  • 衛星テレビ放送
  • 通信衛星
Kバンド 18–26 通信衛星
Kaバンド 26–40
  • 通信衛星
  • 移動体通信 (5G)
Vバンド 40–75
  • レーダー
  • 通信衛星
Wバンド 75–111 電波天文学
EUNATOマイクロ波の周波数による分類
名称 帯域(GHz) 用途
Aバンド –0.25
Bバンド 0.25–0.5
Cバンド 0.5–1.0 800MHz帯
Dバンド 1–2
Eバンド 2–3
Fバンド 3–4
Gバンド 4–6
Hバンド 6–8
Iバンド 8–10
Jバンド 10–20
Kバンド 20–40
Lバンド 40–60
Mバンド 60–100

脚注

  1. ^ 周波数帯ごとの主な用途と電波の特徴 総務省 電波利用ホームページ
  2. ^ 横山光雄「準マイクロ波帯移動通信について」『RRLニュース』第128号、郵政省電波研究所、1986年11月、2025年1月22日閲覧 
  3. ^ 日本電信電話公社技術局、黒川広二 編『最近の電気通信技術』技研、1963年11月30日、61頁。 なお、本出典では周波数単位をMC(メガサイクル)と表記。

関連項目


マイクロウェーブ (Microwave emisshion)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 10:11 UTC 版)

HEROESの登場人物」の記事における「マイクロウェーブ (Microwave emisshion)」の解説

手から電子レンジのようにマイクロ波発して物体熱してかしたり液体沸騰させたり、物を燃やしたりすることができる。人体使えば秒で血が沸騰し死亡する

※この「マイクロウェーブ (Microwave emisshion)」の解説は、「HEROESの登場人物」の解説の一部です。
「マイクロウェーブ (Microwave emisshion)」を含む「HEROESの登場人物」の記事については、「HEROESの登場人物」の概要を参照ください。

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