R☆S(ライジングスター)オーケストラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 15:31 UTC 版)
「のだめカンタービレの登場人物」の記事における「R☆S(ライジングスター)オーケストラ」の解説
峰 龍太郎(みね りゅうたろう) 奥山 真澄(おくやま ますみ) それぞれ前述の通り。 三木 清良(みき きよら) 演 - 水川あさみ、声 - 小林沙苗 1980年4月18日生まれ、牡羊座、血液型O型、身長159cm、東京都出身。 実力派美人ヴァイオリニスト。長野のニナ・ルッツ音楽祭でコンマスをつとめた際に千秋と知り合う。 ウィーンに留学していたが、ウィーン国立音楽大学卒業後に、師のカイ・ドゥーンが桃ヶ丘音大に移るのに従って同大学院編入し、千秋と同級生となる。日本で時間をもてあましている千秋にR☆Sオケの話を持ちかけ、2人でR☆Sオケを立ち上げる。また、同オケの初代コンサートミストレス(コンミス)を務めた(ドラマでは、最初から桃ヶ丘音楽大学の学生でAオケのコンミスになっているが、原作ではAオケのコンミスは別人)。師匠から贈られた安眠枕のせいで、押売コンクール当日に生まれて初めて首を寝違え、屈辱の2位に留まることに。 のだめとは違った意味で千秋の人生を変えた人物でもあり、千秋とはお互いの実力を認め合い、信頼し合う仲である。R☆Sオケの活動を通して峰龍太郎と恋人同士になる(もっとも、初めて会ったときから意気投合はしていた)。高橋紀之にコンマスの座を譲ると同時にウィーンに戻り、2年間峰とは遠距離恋愛という形で文通していたが、カントナ国際コンクールヴァイオリン部門で3位入賞&特別賞受賞。これを期に日本への帰国&R☆Sオケへの復帰が決まった。帰国後は日本の音楽事務所に所属しながら日本を拠点とし、演奏家として活動中。 主要登場人物ではあるがR☆Sオケ在籍中はのだめと面識がなかった。しかし、噂には聞いていた模様。ウィーンに戻った後に観光に訪れたのだめと会っている(清良が千秋をオーケストラに誘いに来た際にのだめも少し離れたところにいたが、清良は千秋しか目に入っていなかったようである)。 黒木 泰則(くろき やすのり) 演 - 福士誠治、声 - 松風雅也 1981年11月13日生まれ、蠍座、血液型B型、身長175cm、埼玉県川越市出身。 実力派オーボエ奏者。リード作りが日課であり趣味。のだめを本名(「恵ちゃん」)で呼ぶ、数少ない人物。あだ名は「くろきん」、(フランス人からは)「ヤス」。 実直で義理堅い性格と古風な容貌は「いぶし銀の武士」という印象を与え、彼の手にかかるとモーツァルトすら「いぶし銀」になってしまう。あまりにも素直なため、物を言い過ぎてしまい、知らず知らず人を傷つけていることも。何の因果かのだめに一目惚れしてしまい、その時は演奏が見事にピンク色になるなど、精神状態が演奏に反映されやすい。押売コンクール本選観覧にのだめを誘いかけるも、千秋に対する愛を目にし、失恋。そのままコンクールで大失敗。 だが、実力は千秋や本場欧州のプロ達をも唸らせる程。 パリのコンセルヴァトワールに留学し、図らずものだめ達と再会。ついに部屋の惨状・奇行等のだめの本質を目の当たりにするが、それでも良好な関係を築いている。千秋の勧めでマルレ・オケのオーディションを受け、入団。新首席オーボエ奏者に就任。ターニャと初めて(のだめを介さずに)出会ったときは、フランス語で「根暗・陰湿」を暗喩する青緑色("C'est glauque")、に形容され、ターニャとの予期せぬ再会でも表情が固まり、再び同じ事を言われる。また寝込みにキスされ動揺し、彼女の臨むコンクールの観覧に誘われた際には「関係ない」と激しく拒否した(が、千秋の説得により観に行く)。マルレのオーディションではターニャに伴奏を頼んだり、コンクール敗退で帰国が決まった彼女に無償でルームシェアを申し出たりと、距離が縮まった。ドイツで開催のコンクールのあと、遂にターニャと交際を開始。彼女を伴って帰国、R☆Sオケに大歓迎を受ける。日本滞在中にターニャにプロポーズするが、返事は保留される。5年後を描いた続編ではターニャと結婚し、ドイツで一緒に暮らしている。 菊地 亨(きくち とおる) 演 - 向井理、声 - 諏訪部順一 10月23日生まれ、天秤座、血液型B型、身長178cm、群馬県出身。 実力派チェロ奏者。ボストン留学から日本に帰国。 国内コンクールでの優勝経験あり。しかし筋金入りの女たらし。押売コンクール優勝祝に彼女たちが同時に駆けつけ三つ股が発覚。祝賀ムードは一転、修羅場になった。更に彼女の一人の島袋いずみの夫から暴力をうけ、足を骨折。愛着のあるR☆Sに戻った時に気まずくないように、レベルが高いと見たR☆Sの女子には手を出さなかった。しかしまたも女性問題でボストンから逃げ帰ってからは、考えを変えたのか口説き始めている。 高橋 紀之(たかはし のりゆき) 演 - 木村了、声 - 石田彰 ヴァイオリン奏者。 ブッフォン国際ヴァイオリンコンクール3位入賞経験あり。R☆Sオーケストラの公演に衝撃を受け、芸能界入りの話を蹴り入団を千秋に直談判。コンマスの座を清良から奪った。真澄ほど露骨ではないが男色の気あり。千秋のことを狙っていたが、美形なら誰でも良く現在は松田に夢中。コンセルヴァトワールの卒業生であり、その時に彼氏がいた。 木村 智仁(きむら ともひと) 演 - 橋爪遼、声 - 神谷浩史 ニナ・ルッツ音楽祭で峰と初めて出会い、文通で仲良くなる。その後、峰の推薦により晴れてR☆Sオケへの参加が許される(が、実際には乗っている曲が少ないので事務員も兼ねている)。 ドイツ語でのカイ・ドゥーンと千秋の話を盗み聞きして、傍にいる峰に同時通訳できる技能持ち。独特の髪型で、あだ名は沙悟浄(木村は峰をサルと呼んでいる)。ドイツの親から送られた服のセンスが微妙で、鈴木萌に目をつけられる。 相沢 舞子(あいざわ まいこ) 演 - 桜井千寿、声 - 関山美沙紀 ニナ・ルッツ音楽祭で千秋たちと出会うパーマのポニーテールのフルート奏者。 大学卒業後は海外留学。アルコールが入ると自己主張が強くなる。 峰 龍見(みね たつみ) 演 - 伊武雅刀、声 - チョー 中華料理「裏軒」の主人で、龍太郎の父。息子を溺愛。 息子や彼のオケを馬鹿にする客には容赦なく怒りを向ける。千秋のことを、息子の勉強を見てもらってから「先生」と呼ぶ。息子と千秋の後押しで、R☆Sオケにおける活動の全面的協賛を行う。また、SオケやR☆Sオケが成功を収めるたび、それに因んだ新メニューを作っている。作者によると本作屈指の人気キャラであるらしい。 このほか、ドラマではダーティーペアや桜、静香を始めSオケのメンバーも多数加入している。
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