Sオケ関係者
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「のだめカンタービレの登場人物」の記事における「Sオケ関係者」の解説
峰 龍太郎(みね りゅうたろう) 演 - 瑛太、声 - 川田紳司 1980年7月27日生まれ、血液型B型、身長182cm、東京都出身。 桃ヶ丘音楽大学の裏にある中華料理屋「裏軒」の一人息子。非常に過保護な父を持ち、また本人も「ファザコン」。千秋とのだめの親友。自己陶酔型のヴァイオリン奏者。ヴァイオリン科に在籍し千秋や三木清良と同い年だが、成績不良で1回留年したため、のだめと同学年。そのため「留年太郎」という不名誉なあだ名を持つ。 幼少時にジュニアのコンクールで3位をとる。当初はエレキヴァイオリンを愛用し完全なロック志向だったが千秋と出会い、クラシック一本でやって行くことを決意。シュトレーゼマンによりSオケのコンマスに抜擢、ニナ・ルッツ音楽祭に参加しヴァイオリニストとして成長を遂げていく。R☆Sオケには結成当時から参加し、初期主要メンバーが抜ける中でR☆Sオケの中核として支える。清良とは、R☆Sオケの活動を通じて彼女のヴァイオリンの音色に惹かれ押し掛け弟子になり、そのまま恋人同士に。桃ヶ丘音大卒業後は、実家の手伝いをしながらR☆Sオケの活動を続ける。 海外編では、清良がカントナ国際コンクールヴァイオリン部門に出場した際にパリまで応援に駆けつけ、のだめや千秋と再会する。日本編では、かなり重要な人物。番外編では、何故かオペラ魔笛の演出を担当する事になる。 奥山 真澄(おくやま ますみ) 演 - 小出恵介、声 - 藤田圭宣 1981年1月4日生まれ、血液型AB型、身長170cm。 体は男でも心は常に乙女チックな打楽器奏者。山形県出身。千秋と同学年。アフロヘアーと口ひげが特徴的。あだ名は「ティンパニーの真澄ちゃん」、千秋の命名「モジャモジャ」、自称「打楽器の女王」。 極度の閉所恐怖症のため練習室に長時間いられない。人間メトロノームと言われるほどの正確なテンポを刻む。大学の階段で転びそうになった所を千秋に助けられて以来、熱烈に慕うように。千秋につきまとうのだめに「死んじゃえ委員会」と称して嫌がらせをし、彼をめぐって勝負をする。元はAオケのメンバーだが、リハーサルの見学に来た千秋の気を引こうとし、踊りながら演奏したことでAオケを追い出されSオケに参加する。卒業後は在京オーケストラ・新都フィルのオーディションに合格。プロとして活動しながらR☆Sオケにも参加。 奇人・変人の揃ったSオケの中でもその特異なキャラクターが目立つ。ニナ・ルッツ音楽祭に準備をして参加したり、卒業演奏会(第31話)でも軽い練習などないと発言するなど努力家。日本編では、峰と同じくかなり重要な人物である。 鈴木 萌(すずき もえ) 演 - 松岡璃奈子、声 - 柚木涼香 「Sオケの叶姉妹」の姉で薫と双子のフルート奏者。髪は緩いパーマ。 卒業演奏会へ出演できたが、千秋にR☆Sオケへの入団を断られる(第31話)。しかし彼の目論見どおりに腕を上げ、CDアルバムを出し「クラシック界の叶姉妹(アニメではゴージャス姉妹)」と呼ばれるまでに。第49話でR☆Sオケの新メンバーとして参加。第111話で木村に恋していると判明。 Gカップであり、原作ではカラオケの十八番は薫とのデュエットをする「恋のGカップ」。ドラマで演じた松岡璃奈子は実際に双子だが、璃奈子のほうが妹である。 鈴木 薫(すずき かおる) 演 - 松岡恵望子、声 - 小野涼子 「Sオケの叶姉妹」の妹で萌と双子のクラリネット奏者。髪はストレート。 萌と同じく卒業演奏会へ出演したが、R☆Sオケへの入団を断られる。第49話では萌とともにCDを出し、晴れてR☆Sオケの新メンバーに。姉同様、こちらもGカップ。玉木に思いを寄せられているが気づいていない。ドラマで演じた松岡恵望子は実際に双子だが、恵望子のほうが姉である。 佐久 桜(さく さくら) 演 - サエコ、声 - 能登麻美子 身長148cmと小柄ながらコントラバス奏者。背負って歩くとコントラバスが歩いているように見える(通称:妖怪コントラバス)。 ヴァイオリン蒐集家の父親が事業を失敗。学費のために日々アルバイトに精を出すが、練習不足という本末転倒の結果に。父親が密かに所蔵していた「呪いの楽器」をはじめとする高級ヴァイオリンを売却して以降は家計が立ち直り、遅れを取り戻すべく猛練習に励む。同じくコンバスのカーくん(岩井一志)とは、Sオケ初のカップル。将来はウィーン・フィルのメンバーになるのが夢(作中で千秋の独白としてウィーン・フィルは女性は入れないとあるが、現在は女性や東洋人にも僅かではあるが門戸が開かれている)。ドラマではR☆Sオケに選ばれるが原作では選ばれていない。 岩井 一志(いわい かずし) 演 - 山中崇、声 - 中村悠一 Aオケにも参加するほどのコントラバスの実力者。通称カーくん。桜とは対照的にかなり背が高い。 最初は、練習不足でチューニングすらままならない桜に意地悪したが、佐久家の家計が立ち直り実力を伸ばすと、態度を軟化。そしてSオケ初のカップルに。 玉木 圭司・橋本 洋平(たまき けいじ・はしもと ようへい) 演 - 近藤公園(玉木)・坂本真(橋本)、声 - 古島清孝(玉木)・鈴木達央(橋本) 通称、ダーティーペア。アンチ千秋を目論むSオケの2人組。 練習中・打ち上げなど様々な場面で千秋を陥れようとするが失敗。玉木は薫に憧れていたが、最後までまったく相手にされず。恋愛面でも千秋に敗北。共に音楽関係の会社に就職。 金城 静香(きんじょう しずか) 演 - 小林きな子、声 - 橘U子 泣き虫のヴィオラ奏者。 千秋・シュトレーゼマンの両方から男と間違われる容貌だが、大学卒業とともに結婚(相手は45歳)、今村姓になる。 大河内 守(おおこうち まもる) 演 - 遠藤雄弥、声 - 近藤孝行 指揮科の学生。かなりの自信家で、千秋を一方的にライバル視。服装まで真似しているが、実力、ルックス共に劣る。千秋は彼の存在を知らず、周囲からもライバルだと認められない。 シュトレーゼマンに袖の下を送って代役でAオケの指揮をするも大失敗。学園祭では千秋がAオケとピアノ協奏曲をやることになり、Sオケの指揮者に名乗り出て、ピアニカをフィーチャーしたSオケ独自編曲の「ラプソディ・イン・ブルー」の指揮を無事にこなした。ファンブックの番外編では、R☆Sオーケストラの松田の助手として入り込み、さらに千秋の「盟友」と偽って千秋のファンの女性と仲良くなり、彼女の母親が所属する合唱団の指揮者になった姿が描かれている。合唱団は多摩地区で優勝した。 「あべしっ!!」など『北斗の拳』のキャラクターを彷彿とさせる台詞が口癖。また、ドラマではカラオケで『地上の星』が十八番であることを明かしている。
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