Claimとは? わかりやすく解説

claim

別表記:クレイム

「claim」の意味・「claim」とは

「claim」は英語の単語で、主に「主張する」「要求する」などの意味を持つ。また、名詞として使用される場合には、「主張」「要求」などといった意味になる。例えば、「He claimed that he was innocent.」という文では、「彼は自分無実であると主張した」という意味になる。

「claim」の発音・読み方

「claim」の発音は、IPA表記では /kleɪm/ となり、カタカナ表記では「クレイム」となる。日本人発音する際には、「クレイム」と読むのが一般的である。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「claim」の定義を英語で解説

「claim」の定義は、「to state or assert that something is the case, typically without providing evidence or proof」である。これは、「何かが事実であると主張または断言する通常証拠証明を提供せずに」という意味になる。

「claim」の類語

「claim」の類語としては、「assert」「declare」「state」「affirm」などがある。これらの単語も「主張する」「断言する」などの意味を持つが、それぞれ微妙なニュアンス違いがある。例えば、「assert」は自分意見権利強く主張するときに使われ、「declare」は公式に発表するときに使われる

「claim」に関連する用語・表現

「claim」に関連する用語表現としては、「claim to fame」「claimant」「unclaimed」などがある。「claim to fame」は「名声を得るための主張」、「claimant」は「請求者」、「unclaimed」は「未請求の」といった意味になる。

「claim」の例文

以下に「claim」を使った例文10紹介する1. He claimed that he was innocent.(彼は自分無実であると主張した
2. She made a claim for compensation.(彼女は補償請求した
3. They claim to have evidence.(彼らは証拠持っている主張する
4. I don't claim to be an expert.(私は専門家であるとは主張していない)
5. The company denied the claim.(会社その主張否定した
6. His claim to the property was rejected.(彼のその財産への要求拒否された)
7. She claimed her right to speak.(彼女は話す権利主張した
8. The claimant must prove his claim.(請求者自分主張証明しなければならない
9. His only claim to fame is that he once met the President.(彼が名声を得るための唯一の主張は、一度大統領会ったことだ)
10. The unclaimed luggage was auctioned off.(未請求荷物オークションかけられた)

claim

別表記:クレーム

「claim」とは、要求する主張する要求主張のことを意味する表現である。

「claim」とは・「claim」の意味

「claim」とは、要求する主張する要求主張のほかに、獲得する請求する請求・(要求する権利という意味を持つ。動詞名詞の意味がある英単語である。日本では語の意味とは異なった苦情」という意味で使われているが、英語で苦情という意味は「complaint」である。
また「claim」の派生語の「claimerクレーマー)」は、「商品サービスに対して的外れな苦情要求をする人」「大げさ苦情騒ぎ立てる人」などの意味使われている。しかし、実際の英語の意味は「自分権利事実主張する人」という意味である。契約書問題社会保障請求する場面で使われている。ただし、「claimer」はあまり使われることはなく、一般的にはclaimant」が使われている。日本でいうクレーマーにあたる英語は「complainer」である。

「claim」の発音・読み方

「claim」の発音記号は、「kleɪm」。カタカナ読みでクレーム」と読まれているが、実際の英語の発音は「クレイム」のほうに近い。

「claim」の活用変化一覧

動詞の意味での「claim」は、現在形「claim」、三人称現在形claims」、過去形過去分詞「claimed」、現在分詞形「claiming」である。名詞の意味での複数形は「claims」。動詞の意味での三人称現在形と同じ表現となる。名詞動詞かの判断文脈から判断する名詞なかには複数形になると別の意味変化をするものがあるが、「claim」の場合意味の変化はない。

「claim」の語源・由来

ラテン語の「clamare」が語源。「clamare」には「叫ぶ」という意味がある。叫ぶイメージから主張するという意味へと変化したちなみにラテン語の「clamare」は英語の「claim」以外にも、イタリア語の「chiamare」「clamare」、スペイン語の「clamar」、ポルトガル語の「clamar」「gramar」、ルーマニア語の「chema」「chemare」「clama」などにも影響与えている。

「claim」を含む英熟語・英語表現

「baggage claim」とは


空港の)手荷物受取所のことである。空港内にある、乗客航空機積み込まれていた自分の手荷物受け取る場所のことをいう。

「baggage claim tag」とは


(空港での)手荷物預り証のことである。 チェックインの際に、預けた荷物引き替えに「baggage claim tag」を受け取る。「baggage claim tag」はロストバゲージ補償請求に必要となる。

「claim to」とは


~と主張する」という表現である。「~に苦情を言う」という意味はない。日本では「claim」は苦情という意味で使用されているが、英語にはその意味はないので、「claim to」を使う場合注意が必要である。

「lay claim to」とは


「~への権利主張する」という表現である。

「put in a claim for」とは


「~の所有権主張する」「~の要求主張する」という表現である。

「claim a life」とは


ニュースでkill」などの表現では直接的すぎるため、「命を奪う」という意味で使用されている表現である。

「claim」の使い方・例文

動詞例文
He claimed that the president had lied to him.:彼は社長彼にうそをついたと主張した
We can claim the damage on the insurance.:私たち損害保険請求できる
The lawyer claimed that the defendant was not guilty. :弁護士被告人無罪であると主張した
Can I claim payment for her for the damage?:私は彼女に損害賠償請求できますか?
We will put a claim in for damages.:私たち損害賠償請求させていただきます
She claimed to be an expert in art.:彼女は美術専門家であると主張した
We lay claim to sole distributorship.:私たち独占販売権主張する
I will give up a claim.:私は要求断念します

名詞例文
She made a claim on his car insurance. : 彼女は自動車保険請求をした。
May I see your claim tag?:手荷物預り証見せていただけますか?
She has a claim on her deceased mother's estate.:彼女は死んだ母の財産相続権をもっている。
We filed a claim for the damage to checked baggage.:私たち機内預け入れた荷物損傷対す賠償請求行いました
Where is the baggage claim?:手荷物受取所はどこにありますか
They have no claim to this property.:彼らはこの財産対す権利持っていません。

クレーム【claim】

読み方:くれーむ

商取引で、売買契約条項違約があった場合違約した相手に対して損害賠償請求を行うこと。

苦情異議。「—をつける」「—の処理をする」


クレーム

【英】claim

本来は貿易用語であり、貿易取引上の契約における義務相手側が実行しなかったり、それによって損害受けたりした場合に、こちら側権利主張した損害賠償請求したりする申立てをいう。販売上は、消費者側からの苦情全般をさす言葉として用いられ相手側の苦情をさす日常的な言葉として使われるようになっている

請求項(せいきゅうこう)Claim


”請求項”とは、保護受けたい発明記載した項をいう。明細書特許請求の範囲には、複数の請求項を記載することができ、それぞれの請求項に記載され発明について、それぞれ特許権効力がある。クレーム(Claim)とも呼ぶ。

発明多面的な保護を得るためは、装置当該装置構成する部品方法などの請求項や、広い範囲の請求項、狭い範囲の請求項などを記載して特許権取得する事が好ましい。

装置記載した請求項を装置クレームという。同様に方法クレーム製法クレームなどがある。プログラム(やデータ)を記録した記録媒体記載した請求項を、媒体クレームと呼ぶこともある。また、広い範囲の請求項を上位クレーム、狭い範囲の請求項を下位クレームと呼ぶ。

請求項の例を下に示す。
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状筆記具において、
当該筆記具延長方向垂直な断面形状を、多角形としたことを特徴とする筆記具

【請求項2】
請求項1の筆記具において、
後端部に消しゴム設けたことを特徴とする筆記具
請求項2は、請求項1を引用した形式となっている。つまり、下記のように記載した場合と同じである。
【請求項2】
棒状筆記具において、
当該筆記具延長方向垂直な断面形状を、多角形とし、
後端部に消しゴム設けたことを特徴とする筆記具
引用形式にて記載した請求項を従属項、引用しないで記載した請求項を独立項という。従属項を用いることにより、請求項における繰り返し表現避けて特徴はっきりさせることができる。

参考のため、特許請求の範囲における請求項記載例を示す。


クレーム

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

クレーム claim

購入した人が、その製品の品質について不満をもち、取替え値引き解約申入れメーカーに行うことをいう。 修理修繕等の要求になる場合もある。

クレーム

「クレーム」とは、特許請求範囲を指す。
特許出願を行う際に、明細書内の特許請求の範囲として記載する特許法70条)。「クレーム」に記述されていない技術範囲に関して特許権主張することはできないため、特許出願において最も考慮しなければならない事項1つである。また、産業の発展寄与する、という観点からも発明詳細な記述を必要とする「クレーム」は重要であると言える

claim(狭義の権利、請求権)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 04:43 UTC 版)

権利」の記事における「claim(狭義権利請求権)」の解説

XがYに対して一定の行為請求でき、YはXに対してそれを履行しなければならない場合想定したものであり、その場合におけるXが有するものを狭義権利(または請求権)といい、Yが有するものを義務という。この場合義務なければ権利存在しない関係にある。なお、ここでいう請求権」はドイツ私法学における Anspruch の訳語としての請求権とは異なるものである

※この「claim(狭義の権利、請求権)」の解説は、「権利」の解説の一部です。
「claim(狭義の権利、請求権)」を含む「権利」の記事については、「権利」の概要を参照ください。

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