11世紀 - 18世紀とは? わかりやすく解説

11世紀 - 18世紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 07:20 UTC 版)

火山噴火の歴史」の記事における「11世紀 - 18世紀」の解説

1001年 - 1800年まで発生火山概要 1. 1257年 - サマラス山 - 噴出物体積で40km3、火山灰硫酸塩南極グリーンランドにも降下した氷床コア分析異常気象記録などから巨大噴火存在推定されていたが、長きにわたり噴出源噴出量は諸説あり不明とされていた。2013年10月パリ第1大学地理学者フランク・ラビーニュと研究チームにより噴出源である火山特定された。 2. 1410年 - 那須岳 - 応永17年旧暦1月21日詳細不明ながら死者180名。 3. 1471年 - 1476年 - 桜島 - 文明大噴火文明3年9月12日および1476年文明8年9月12日の2回にわたって大噴火起こし溶岩流出、死者多数。 4. 1586年 - ケルート山 - ラハールにより死者10,000人。 5. 1596年 - 浅間山 - 慶長元年5月5日噴石により死者多数。 6. 1600年 - ワイナプチナ - 火山灰噴出量30km3、翌1601年以降ロシアの異常寒波原因となり1603年までの餓死200万人。 7. 1631年 - ヴェスヴィオ - 熱雲により死者4,000名。詳細は「1631年ヴェスヴィオ噴火」を参照 8. 1640年 - 北海道駒ヶ岳 - 寛永17年7月30日旧暦6月13日)、山体崩壊に伴う岩屑なだれ内浦湾流入し大津波発生溺死700名以上、船舶100余隻に被害VEIは5。「駒ヶ岳噴火津波」も参照 9. 1662年 - 中岳 - 寛文2年2月26日噴気突出または爆発。 10. 1663年 - 有珠山 - 寛文3年8月16日文献記録に残る有珠山最大噴火噴煙柱津軽藩領内からも観察され爆発に伴う空振庄内平野でも感じられる死者5名。VEIは5。 11. 1664年 - 硫黄鳥島 - 日時不明噴火により地震死者あり。 12. 1669年 - エトナ火山 - 溶岩流を主原因とする被害死者10,000人。詳細は「1669年エトナ山噴火」を参照 13. 1672年 - ムラピ山 - 熱雲により死者3,000名。 14. 1694年 - 北海道駒ヶ岳 - VEIが4に達す大噴火。 15. 1701年 - アウ山 - 火砕流により死者3,000名。 16. 1707年 - 富士山 - 宝永地震49日後に噴火宝永山形成江戸にも数cm降灰。7億立方メートルに及ぶ火山噴出物により山麓家屋耕地被害発生餓死多数記録最後噴火玄武岩噴火プリニー式噴火という富士火山火山史において非常に特異的な噴火であり、同様の事例1886年ニュージーランドタラウェラ山噴火などしか例がない。VEIは5。詳細は「宝永大噴火」を参照 17. 1716年 - 新燃岳 - 火砕流により死者5名、負傷者31名、焼失家屋600余棟、山林田畑牛馬被害。 18. 1721年 - 浅間山 - 享保6年6月22日噴石により登山者15死亡重傷者1名。 19. 1739年 - 樽前山 - 元文4年7月火山カルデラ形成する大噴火で、約30km離れた千歳市で1m近い降灰確認されている。VEIは5。 20. 1741年 - 渡島大島 - 寛保元年8月29日山体崩壊に伴う岩屑なだれ大津波生じさせ、北海道津軽地方死者1,467名、家屋791棟流出破壊船舶被害1,521隻。詳細は「寛保津波」を参照 21. 1760年 - マキアン - 土石流洪水により死者2,000名。 22. 1764年 - 恵山 - 明和元年7月噴気により犠牲者多数。 23. 1772年 - パパンダヤン山 - 土石流洪水により死者2,000名。 24. 1775年 - ガマラマ山 - 火砕流により死者1,300名。 25. 1779年 - 桜島 - 安永8年10月1日安永大噴火多量溶岩流出し翌年には海底噴火発生長崎江戸で降灰があり、死者153名。詳細は「安永大噴火」を参照 26. 1781年 - 桜島 - 安永10年3月18日海中噴火による津波死者行方不明者15名。 27. 1783年 - ラキ火山 - 1億2000トン硫黄酸化物噴出ヨーロッパ極端な冷夏および飢饉の原因になったとされ、アイスランド全人口の24%、家畜75%が死亡アイスランド農作物全滅家畜激減により餓死者9,300人。 28. 同年 - 青ヶ島 - 天明3年4月10日家屋61焼失死者7名。 29. 同年 - 浅間山 - 天明大噴火天明3年8月4日夕刻火山弾直撃により1名が即死、これによりパニック発生し住民南方面避難開始。翌5日火砕流鬼押出し溶岩流出加え、大爆発により大規模な山体崩壊発生火砕流河道閉塞による土石流などにより死者1,443名、流家数957戸。降灰火山噴出物噴火以前から発生していた飢饉を更に悪化させる要因となったまた、噴火は3ヶ月以上にも及び、2億トンにも及ぶ多量火山灰大凶作の一因となり、餓死者約100万となったVEIは4。 詳細は「天明大噴火」を参照 30. 1785年 - 青ヶ島 - 天明5年4月10日家屋61焼失死者7名。続く4月18日噴火により島民327名のうち死者130 - 140名、残り八丈島避難詳細は「還住 (青ヶ島)」を参照 31. 1790年 - 阿頼度山 - VEI4に達す大噴火観測。 32. 1791年 - 雲仙岳 - 寛政3年12月山体崩壊により小浜死者2名。 33. 1792年 - 普賢岳 - 地獄跡火口から噴火後北東山腹から噴出量約2,000m3に達す溶岩流出噴火停止1ヶ月経過した地震により眉山山体崩壊総量0.34km3に及ぶ岩屑なだれ有明海流入し大津波発生死者15,000人で日本最大被害者数詳細は「島原大変肥後迷惑」を参照

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11世紀 - 18世紀

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オリンピック関連年表」の記事における「11世紀 - 18世紀」の解説

14世紀ころ イタリアでルネサンス始まり古代ギリシャ・ローマ文化見直された。 1612年 コッツウォルドオリンピック始まる(~1852年)。 1642年 イングランド清教徒革命翌年からコッツウォルドオリンピック中断1660年 イングランド王政復古コッツウォルドオリンピック復活1776年 イギリスのリチャード・チャンドラー、オリンピア遺跡ゼウス神殿発見

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