tag
「tag」とは、つけ札・荷札・タグ・鬼ごっこのことを意味する英語表現である。
「tag」とは・「tag」の意味
「tag」は多数の意味を持つ英単語である。「つけ札、下げ札、タグ、たれさがった物、しっぽの先、一房の髪、ぼろ布、署名、サイン、断片」あるいは「鬼ごっこ、(野球における)タッチアウト」といった名詞、「タグをつける、区別する、レッテルをつける、書き加える、添える」といった他動詞と、「ついていく、つきまとう」あるいは「鬼ごっこでタッチする、タッチアウトする」といった自動詞の意味を持つ英単語である。インターネットの発展によって、大量にある情報のうちから特定の話題を見つけ出すためにつけるタグ(キーワード)のことも「tag(タグ)」あるいは「hashtag(ハッシュタグ)」と呼ぶようになった。日本においては「値札、荷札」やIT用語において、「タグ」というカタカナ語が広く定着している。また、日本のインターネット界隈の一部においては、自分のプロフィールをまとめた画像のことを「タグ画」と呼ぶが、これは「(自分に関する)つけ札・ラベルの画像」といった意味で名づけられた言葉であると考えられる。twitterのようなSNSに「タグ画」を投稿することで、共通の趣味を持つ人とフォロー関係になりやすくなるため、「オタクの活動(オタ活)」の一環としてよく用いられる。
なお、ドイツ語にも全く同じつづりの「tag」という単語があるが、「昼、日中、一日、記念日、時期、時代」を意味し、読み方は「ターク」である。
「tag」の発音・読み方
「tag」の発音記号は「tˈæg」であり、カタカナ読みすると「タグ」となる。「tag」の活用変化一覧
「tag」を動詞として用いる場合、現在分詞「tagging」、過去形・過去分詞系「tagged」、三人称単数系「tags」と規則変化する。「tag」の語源・由来
「tag」の語源は不明確であるが、「札・タグ」という意味においては、「棘」を意味するスウェーデン語の「tagg」や中低地ドイツ語の「tagge」に由来するという説がある。また、「鬼ごっこ、タッチする」という意味の「tag」については、「触れる」を意味するラテン語「tangere」に関連する可能性がある。「tag」の類語
「tag」の類語は「label」などが該当する。「label」は「識別や分類のために貼られる小さな紙片」であり「シールのように貼り付けるもの」を意味する一方で、「tag」は「糸や紐でつける小さな紙片で、値段や商品情報、目印」などを意味することが多い。また、「tag」には「レッテルをはる(一方的に人の才能などを格付けする)」という意味が含まれるが、「label」でも同じ意味を表現できる。「tag」を含むその他の用語の解説
「Play ”Tag”(2winkの曲)」とは
「Play ”Tag”(2winkの曲)」とは、スマートフォンゲーム「あんさんぶるスターズ!」に登場するアイドルユニット「2wink(トゥウィンク)」が手掛けた楽曲である。「play tag」とは「鬼ごっこをする」という意味を持つ英語表現であり、同曲の歌詞にも鬼ごっこをモチーフにしていると思われる表現が頻出する。
「tag」の使い方・例文
「tag」は複数の意味を持つ英単語のため、前後の文脈などを考慮して判断する必要がある。一般的には「名札・荷札」の意味を持つため、「Your name tag is backwards.(名札が裏返ってますよ)」や「Check quality tags, please.(品質タグを確認してください)」、「I bought a tag paper.(付箋紙を買いました)」など、日常的に使われる言葉である。また、「dog tag(ドッグタグ・軍における識別票)」といった英熟語も存在する。その他、動詞として用いる場合は「つける、つけくわえる、つきまとう、タッチアップする」といった意味を持つため、「She tagged on a postscript.(彼女は追伸を付け加えた)」などの他、「The man tagged up on a sacrifice fly.(犠牲フライをタッチアップした)」という表現もできる。「鬼ごっこ」という意味も含むため、「Let's play tag!(鬼ごっこをしよう!)」の他に「color tag(色おに)」や「freeze tag(氷おに)」、「tail tag(しっぽとり)」など様々な遊びの名称として登場する。更に、メッセージ等にタグをつける行為については、「Add a tag, please!(ハッシュタグをつけてください)」といった形で用いられる機会も増えている。
タグ【tag】
読み方:たぐ
《「札」の意》
2 コンピューターで扱う文書において、テキストデータ中に埋め込む特殊な記号や文字列のこと。デザイン、レイアウト、論理構造、意味を記述する。主にHTMLやXMLといったマークアップ言語で用いられる。
タッグ【tag】
タッグ【tag】
タグ
TAG
タグ
タグ
TAG(タグ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:09 UTC 版)
「翔べ!FRI-TAG!!」の記事における「TAG(タグ)」の解説
その日のオープニングトークでの2人の会話から決定される、いわゆる「メッセージテーマ」である。コーナー等がない時間に随時紹介されているが、鬼塚、飯野ともに本来の話題から逸脱して(脱線して)トークが繰り広げられるということが日常茶飯事であり、それがほぼお決まりのコースである。そのため、紹介されるメッセージは1ゾーンで0~1通、全時間帯を通しても数通ということがしばしばある。また、鬼塚曰く、「TAGは、3時間通しの場合もあれば、途中で変更することもあり得る」としている。
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TAG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:27 UTC 版)
2018年9月26日の日米共同声明において、日米両国は「日米物品貿易協定 (TAG)について」交渉を開始すると発表した。これについて安倍総理は、記者会見において「今回の、日米の物品貿易に関するTAG交渉は、これまで日本が結んできた包括的なFTAとは、全く異なるもの」、「今回合意を致しましたTAG、これはFTAとは違いますが、しかし、正に物品貿易に関する交渉であります」と発言しているが、TAGは、GATT第24条に定義する自由貿易協定そのものであり、サービス分野その他の分野を含まない物品貿易に限定した自由貿易協定ということになる。協定の性格は名称でなく、実質決まるものであり、「北米自由貿易協定」 (North American Free Trade Agreement, NAFTA) の再交渉の結果として合意された協定は、「米国・メキシコ・カナダ協定」 (United States-Mexico-Canada Agreement, USMCA) と「自由貿易」 (Free Trade) を含まない名称となったが、これにより自由貿易協定でなくなったわけではない。 また、物品貿易協定 (TAG) という用語は「日米共同声明に存在しない」との指摘がある。共同声明は英語が正文とされそこには "for a Japan-United States Trade Agreement on goods,as well as on other key areas including services, that can produce early achievements" とあり、日本の外務省の訳は「日米物品貿易協定(TAG)について,また,他の重要な分野(サービスを含む)で早期に結果を生じ得るものについて」としている。しかし、在日米国大使館の訳文では「早期に成果が生じる可能性のある物品、またサービスを含むその他重要分野における日米貿易協定の交渉」とあり、物品とサービスを含むその他重要分野が並列で日米貿易協定を修飾している。少なくともTAGという略語がないことはあきらかである。これについて、玉木雄一郎・国民民主党代表は、「ちょっと言葉を強く言えば捏造だ。あえて正しく英文を訳さずにTAG(物品貿易協定)という略語を創設し、FTA(自由貿易協定)ではないという国内向けの説明をするために、意図的に誤訳をして作られた捏造文書だと言っても良い」とコメントした。 また、この協定の交渉開始について、トランプ大統領より米国議会へ通知されているがこのなかで関税及び非関税障壁と明示している。
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