酸化銀(II)とは? わかりやすく解説

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一酸化銀

(酸化銀(II) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 10:02 UTC 版)

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一酸化銀
識別情報
CAS登録番号 1301-96-8 
特性
化学式 AgO
Ag2O•Ag2O3
モル質量 123.87 g/mol
外観 反磁性の黒色固体
密度 7.48 g/cm3
融点

> 100 °C, 分解

への溶解度 0.0027 g/100 mL
溶解度 アルカリに可溶
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

一酸化銀(いっさんかぎん、: silver monoxide)は、酸化銀-亜鉛アルカリマンガン乾電池の製造段階で使われる無機化合物である。組成式は AgO と表されるが、酸化数は+2ではない。反磁性であることとX線回折の実験結果を見ると組成式は AgIAgIIIO2 の方が適している[1]

過酸化銀とも呼ばれるが、過酸化物イオン (O22-) は持たない。

脚注

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  1. ^ Greenwood, Norman N.; Earnshaw, Alan (1997). Chemistry of the Elements (英語) (2nd ed.). Butterworth-Heinemann英語版. ISBN 978-0-08-037941-8 不明な引数|name-list-format=が空白で指定されています。 (説明) p. 1181.

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