酸化ツリウム(III)とは? わかりやすく解説

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ツリア


酸化ツリウム(III)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:22 UTC 版)

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酸化ツリウム(III)
識別情報
CAS登録番号 12036-44-1 
PubChem 159411
UNII DZJ5EE05EB 
特性
化学式 Tm2O3
モル質量 385.866 g/mol
外観 緑白色の立方晶
密度 8.6 g/cm3
融点

2341 °C, 2614 K, 4246 °F

沸点

3945 °C, 4218 K, 7133 °F

への溶解度 酸に少し溶解する
磁化率 +51,444·10−6 cm3/mol
構造
結晶構造 立方, cI80
空間群 Ia-3, No. 206
関連する物質
その他の陰イオン 塩化ツリウム(III)
その他の陽イオン 酸化エルビウム(III)
酸化イッテルビウム(III)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酸化ツリウム(III)は、式Tm2O3で表される淡い緑色の固体化合物である。1879年にペール・テオドール・クレーベによりエルビアの不純物試料から初めて分離され、「ツリア」と名付けられた。ツリウム金属を空気中で燃焼する、または、硝酸ツリウムなどのオキソ酸塩を分解することにより実験室で調製することができる[1]

出典

  1. ^ Catherine E. Housecroft; Alan G. Sharpe (2008). “Chapter 25: The f-block metals: lanthanoids and actinoids”. Inorganic Chemistry, 3rd Edition. Pearson. p. 864. ISBN 978-0-13-175553-6 


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