酸化クロム(II)

日本化学物質辞書Web

一酸化クロム

分子式：	CrO
その他の名称：	酸化クロム(II)、Chromium(II) oxide、CrO、一酸化クロム、Chromium monooxide、酸化第一クロム
体系名：	クロム(II)オキシド

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酸化クロム(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/10/19 08:27 UTC 版)

酸化クロム(II)
IUPAC名 chromium(II) oxide
識別情報
CAS登録番号	12018-00-7
特性
化学式	CrO
モル質量	67.996 g/mol
外観	黒色
融点	300 °C（分解）
構造
結晶構造	立方晶、cF8
空間群	Fm3m, No. 225
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酸化クロム(II)（さんかクロム に、英: chromium(II) oxide）は、化学式が CrO で表されるクロムの酸化物である。塩化ナトリウム型構造の黒色粉末である。ホスフィン酸は酸化クロム(III)を酸化クロム(II)に還元する。

${\ce {H3PO2\ + 2Cr2O3 -> 4CrO\ + H3PO4}}$

空気中で容易に酸化されて酸化クロム(III)となる。

関連項目

• 酸化クロム
• 酸化クロム(III)