塩素酸銀(I)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/28 09:41 UTC 版)
塩素酸銀(I) | |
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別称
chloric acid silver salt
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7783-92-8 |
PubChem | 9815505 |
ChemSpider | 7991255 ![]() |
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特性 | |
化学式 | AgClO3 |
モル質量 | 191.319 g/mol |
外観 | 白色結晶 |
密度 | 4.443 g/cm3, 固体 |
融点 | 230 °C |
沸点 | 250 °C, 分解 |
他の溶媒への溶解度 | 水やエタノール |
危険性 | |
NFPA 704 | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
塩素酸銀(I)(えんそさんぎん いち、英: silver chlorate)は、正方晶系の白色の無機化合物である。他のすべての塩素酸塩と同じく水に溶けやすい。比較的単純な金属塩なため基礎的な無機化学実験でよく使われる。光に過敏な性質上、着色された瓶に入れて暗所に保管しなければならない。
法規制
GHSにおける酸化性固体(区分2)に該当し、各国で貯蔵や運搬に規制がある(国連番号1479)。日本では船舶安全法や航空法によってGHSに基づく規制があり、また消防法に基づく危険物第1類および毒物及び劇物取締法に基づく劇物に指定されている。
関連項目
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