話題となった記事
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「巨大メディアは何を誤ったか〜NHK vs.朝日新聞「番組改変」論争・「政治介入」の決定的証拠」(2005年9月号) 詳細は「女性国際戦犯法廷」および「NHK番組改変問題」を参照 女性国際戦犯法廷に関するNHK番組改変問題とその後に起きた朝日新聞とNHKの論争に関して、魚住昭が『朝日新聞』の内部から流出したという取材資料を基に記事化。安倍晋三、中川昭一の圧力に応じる形で番組を改編したという松尾武放送総局長らNHK幹部たちのものとして証言が紹介され、隠し撮りや情報流出、録音テープの実在性や信憑性をめぐって論争となった。 この問題に関してはVAWW-NETジャパン側が、NHK、NHKエンタープライズ21、ドキュメンタリージャパンの三者を訴えたことにより裁判が行われ、2007年1月、東京高裁判決で「NHKが政治家の言葉を忖度して改変した」とされ、三者に損害賠償命令が出された。ただし、判決では政治家の圧力に関しては否定した。2008年6月、最高裁は判決で高裁判決を破棄し、VAWW-NETジャパン側の期待権が否定されたほか、高裁と同じく政治家の圧力が否定されたことにより訴えは全面的に退けられ、逆転でVAWW-NETジャパン側の敗訴が確定した。 「平成の政商・宮内義彦」(2006年8月号-) 「オリックスの宮内義彦会長が政府の規制改革・民間開放推進会議議長という立場を利用して自身の業務拡大を行い、また村上ファンドとも密接な関係である」とする内容の記事を連載としてシリーズ記事化。宮内は名誉毀損として、講談社と著者に2億2000万円にのぼる訴訟を起こした。
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話題となった記事
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「文藝春秋 (雑誌)」の記事における「話題となった記事」の解説
1974年11月特別号で、田中健五編集長は「田中政権を問い直す」という特集を組み、立花隆「田中角栄研究-その金脈と人脈」と児玉隆也「淋しき越山会の女王」の2つのレポートを掲載する(田中金脈問題)。これが、田中角栄内閣を退陣へと追い遣るきっかけになった。 1986年10月号で、文部大臣だった藤尾正行が、日韓関係ほかの歴史認識について自説を述べた。刊行直前から話題になり、与党・自民党の一部からも辞職を求められたが拒絶、本人の意思により「罷免」となった。この号も追加増刷された。11月号に続篇を掲載した。翌年文藝春秋読者賞を受賞した。 1990年12月号に「昭和天皇の独白8時間 太平洋戦争の全貌を語る」を掲載。発行部数は105万部を記録。翌年に『昭和天皇独白録 付寺崎英成・御用掛日記』を、のちに文春文庫(昭和天皇独白録のみ)でも刊行した。 2004年3月号に、第130回芥川賞の受賞作が掲載された。金原ひとみと綿矢りさという同賞史上最年少者の受賞作で、初回刷数が80万部[要出典]、最終的には過去最高の118万5000部を発行した。 2015年9月号に、第153回芥川賞の受賞作が掲載された。お笑いコンビピースの又吉直樹『火花』が受賞したことにより、初版92万3000部、累計発行部数は110万3000部に達した。 2021年9月号で、台湾の蔡英文総統のインタビューを掲載した。蔡が台湾国外メディアの単独インタビューに応じたのは、2020年1月のBBC以来、約1年半ぶりである。蔡はリモート形式で、新型コロナウイルス感染症への対策や台米日関係、中台関係、香港情勢、台湾の半導体産業の発展、国際社会への参加、地域の安全保障、経済発展など、多岐にわたる質問に答えた。蔡は、「北京政府は台湾に対し、香港と同じ『一国二制度』による統一を呼び掛けました。この制度が実現不可能であることは現在の香港によって証明されており、北京政府の言葉を信用するのは難しいです。北京政府による『一国二制度』の提案は、絶対に受け入れられません。将来の選択肢にさえ入っていません」「台湾の一貫した立場は、『圧力に屈服せず、支持を得ながらも暴走しない』というものです」「民主主義、自由、人権は普遍的価値です。私共は北京当局に、香港やウイグルの人々への弾圧をやめるように呼び掛けていきます。日本も含めた民主主義陣営は、民主主義の価値を守るために今こそ団結すべきです」と述べており、武力を背景にした中国の覇権主義に対する毅然とした姿勢を強調し、民主主義陣営の団結を呼びかけた。また2021年6月に日本政府が、新型コロナウイルス感染症対策のため、アストラゼネカ製ワクチンを台湾へ無償提供したことについては、「台湾のテレビ各局が(日本からのワクチン輸送を)中継で報じ、台湾の多くの国民が歓迎の意を込めて見守りました。私も飛行機が到着した様子を鮮明に覚えています。これも長期にわたっての友情が証明されたものであります。台湾が最も困難な時期に日本が援助の手を差し伸べてくださったことを、台湾の国民一同、心より、感謝しています」「『まさかの時の友こそ真の友』とはこのことです」とし、日本と台湾の「善の循環」を次の世代に繋いでいく決意を示した。インタビューの件は台湾でも報じられ、総統府は掲載号発売日の8月10日にインタビュー内容の全文(中国語)を公式サイトに公開した。
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