話題になったシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 08:59 UTC 版)
1989年(平成元年)には、副島隆彦が新英和中辞典等の英和辞典に掲載されている語訳や例文が不適当であると糾弾した『欠陥英和辞典の研究』(別冊宝島102)が刊行され、多くの新聞・雑誌が同書の内容を紹介したことから、同シリーズが大きくブレイクするきっかけとなった。 名物シリーズとしては以下のシリーズがある。人気のシリーズについては、後に宝島社文庫で文庫化されるものが多い。 「~読本」シリーズ 競馬を題材とした「競馬読本」シリーズを中心に、競輪・競艇といった公営競技、将棋・囲碁などを主なテーマとした。1990年代に数多く発行されたが、現在は事実上休止状態。1998年、第10回将棋ペンクラブ大賞著作部門企画賞を『将棋王手飛車読本』が受賞した。 「この~がすごい!」シリーズ 『この映画がすごい!』『このミステリーがすごい!』『このマンガがすごい!』『このライトノベルがすごい!』など、SF小説・ミステリー・漫画などを主なテーマとしたシリーズ。現在は別冊宝島の範疇を離れ単独のシリーズとなっている(ミステリーのシリーズは「このミス」の略称で呼ばれるようになった)。映画関連書には「すごい」シリーズの先行書籍として『異人たちのハリウッド』『このビデオを見ろ』などがある。詳細は「別冊宝島 (映画関連)」を参照 「音楽誌が書かないJ-POP批評」シリーズ 「シナリオ~」シリーズ 当時あまり知られていなかったハリウッド映画の法則を紹介した。 「僕たちの好きな~」シリーズ アニメ、小説等を主な題材とする。 プロレススキャンダルシリーズ 2003年発売「プロレススキャンダル事件史」以降、継続的に発刊。俗にプロレス暴露本シリーズと呼ばれる。シリーズ作は宝島SUGOI文庫から文庫化したほか、原田久仁信による掲載漫画は「劇画 プロレス地獄変」として2017年に単行本化(いずれも宝島社)。
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