話題と論点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 23:02 UTC 版)
2019年7月14日、トランプ大統領はツイッター連続投稿で野党民主党の4人の非白人系女性議員、オカシオ=コルテス議員、タリーブ議員、アヤナ・プレスリー議員、イルハン・オマール議員を念頭に、「世界中で完全にまったく崩壊した最悪の最も腐敗して無能な政府の国からやってきた"進歩的"な民主党の女性議員」は、米国が嫌なら「出身国に帰ればいい」と述べた。この発言が極めて人種差別的だとして、民主党のみならず与党・共和党内からも批判を浴びた。4人のうち、オカシオ・コルテス議員、タリーブ議員、プレスリー議員はいずれの出身国もアメリカであり、事実とも異なる。米ツイッター社は大統領によるヘイト投稿を非表示にすることはしないと決定。四人は抗議の記者会見を開いたが、トランプ氏は続けて「極左の女性議員らはいつになったら我が国やイスラエル国民さらには米国大統領行政府に対し卑劣な言葉を使ったことをそしてひどい発言をしたことを謝罪するのだろうか」とツイートした。 8月15日、イスラエルのネタニヤフ首相は15日、トランプ米大統領の呼び掛けに応じる形で、タリーブとオマルの入国を拒否すると決定した。二人は調査でパレスチナを訪れる予定だった。トランプはツイッターで「彼女たちはイスラエルと全てのユダヤ人を憎んでいる」と入国阻止を呼び掛けていた。
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