話題となった試合・判定
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2013年 J1第11節 浦和レッドダイヤモンズ‐鹿島アントラーズ戦 2013年5月11日に行われたJリーグ ディビジョン1第11節浦和レッドダイヤモンズ‐鹿島アントラーズ(埼玉スタジアム2002)の78分、浦和の興梠慎三が左サイドからのクロスをヘディングであわせて得点を決めた。だが興梠のポジショニングがオフサイドであったとして鹿島の選手から激しい抗議を受け、試合後に鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督から副審ともども痛烈に批判された。試合から3日後の5月14日、審判委員長の上川徹はこのプレイについて「得点が認められるべきではなかった」と誤審を認めている。 佐藤は、自身のジャッジミスでこの試合のことを一番覚えているといい、直後の海外派遣時も頭から離れなかったというが、帰国後にJリーグの試合の割り当てがあったことで、恐怖心と戦いつつサポーターや選手からの罵詈雑言を受けながらも、逆に精神的に追い込まれずに済んだと述懐している。 2015年 J1 1st第12節 アルビレックス新潟 - ベガルタ仙台戦 2015年5月16日に行われたこの試合の後半38分、仙台の六反勇治が味方の茂木駿佑に注意したことをきっかけに一悶着が起きた。この件で佐藤は六反に反スポーツ的行為として警告を提示したが、味方に対する行為によって警告が提示されることは珍しいため、話題となった。日本サッカー協会元審判委員長の松崎康弘は、この判定に関して「味方への行為での警告は、Jリーグでは記憶にない」としたものの、相手選手だけでなく、看板や観客、味方などに対する反スポーツ的行為も警告や退場の対象となる旨の見解を示している。 2019年 J1 第28節 サガン鳥栖‐FC東京戦 2019年10月5日に駅前不動産スタジアムで行われたこの試合の90分+5分、鳥栖の金井貢史が押し込んで2-1と逆転に成功した決勝ゴールの場面。高橋秀人のヘッドの折り返しに豊田陽平がオフサイドポジションにいたが得点機に関わっているため、豊田はハンドのファウル、さらに金井もオフサイドとこれら3つのファウルが見逃された。DAZNのコンテンツ『Jリーグジャッジリプレイ』で取り上げられ、日本サッカー協会(JFA)審判委員会のレイモンド・オリバー副委員長が詳しく解説し、3つのファウルが見逃されたと説明した。この誤審により勝点を落としたFC東京は首位から陥落し、鳥栖はJ1残留に向けた大きな勝点。
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