新城藩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 13:30 UTC 版)
新城藩(しんしろはん)は、三河国に江戸時代前期に存在した藩。藩主は水野家。居城は新城城[1](現在の愛知県新城市字東入船)。徳川家家臣の水野分長が尾張国知多より1万石にて入封した。その子元綱の時に上野国安中に移封となった。かわって徳川家家臣・菅沼家が入府した。菅沼家は旗本(交代寄合)であったため、以後江戸時代末期までの新城村は、菅沼家の陣屋町となった[2]。
- ^ 二木謙一監修・工藤寛正編『国別 藩と城下町の事典』東京堂出版、2004年、344ページ
- ^ 菅沼家はあくまで旗本であって大名ではないが、便宜上、旧・新城藩領の後継領主として付記する。
- ^ 水野分長→参考文献の1、85頁。
- ^ 水野元綱→参考文献の1、86頁。
- ^ 『明暦四年武鑑(松開会版)』甘露堂文庫旧蔵資料(國學院大学図書館)、12 of 43頁。
- ^ もっとも、「菅沼主水、三州之内、従五位下・諸大夫・一万石」とする記述もある→『明暦四年武鑑(松開会版)』甘露堂文庫旧蔵資料(國學院大学図書館)、39 of 43頁。
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