山本道子 (作家)とは? わかりやすく解説

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山本道子 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 23:55 UTC 版)

山本 道子(やまもと みちこ、本名:古屋道子(ふるや みちこ)、1936年12月4日 - )は、日本小説家詩人東京府(現中野区)出身。

経歴

1957年跡見学園短期大学(後・跡見学園女子大学短期大学部)国文科卒業。短大在学中に「文藝」全国学生コンクールで『蜜蜂』が佳作入選する。その後は現代詩に移行し、天沢退二郎渡辺武信菅谷規矩雄らとともに同人誌「凶区」創刊に参加する。結婚後は夫とともにオーストラリアに渡り3年間過ごした後に帰国。帰国後に再び小説に取り組み、『魔法』で新潮新人賞、『ベティさんの庭』で芥川龍之介賞を受賞した。1998年以後著作は刊行していない。

受賞歴

著書

  • 『壷の中 詩集』ユリイカ 1959
  • 『みどりいろの羊たちと一人 詩集』ユリイカ 1960
  • 『飾る 詩集』思潮社 1962
  • 『そこに蛇がいる』 思潮社 1968
  • 『ベティさんの庭』新潮社 1973 のち文庫 
  • 『裸像』新潮社 1974
  • 『海と砂糖黍』文藝春秋 1975
  • 『山本道子詩集』思潮社 1976 (現代詩文庫)
  • 『天使よ海に舞え』新潮社, 1981
  • 『ヴィレッジに雨』新潮社 1983
  • 『ひとの樹』文藝春秋 1985
  • 『私のえらんだ幸福主義』海竜社 1986
  • 『蛇苺』新潮社 1986
  • 『ひとり幽けき』文藝春秋 1987
  • 『鳥のいる談話室,スィング・スィング・スィング』新潮社 1989
  • 『透明な鳩』講談社 1990
  • 『闇の燭台』新潮社 1990
  • 『愛の遠景』中央公論社 1991
  • 『喪服の子』講談社 1992
  • 『微睡む女』新潮社 1993
  • 『瑠璃唐草』講談社、1995 
  • 『女神』講談社, 1997
  • 『水の抱擁』講談社 1998

翻訳

  • ドリス・ランド『エリック 1640日の青春』三笠書房 1975 のち知的生き方文庫 

参考

  • 「年譜」『女性作家シリーズ 安西篤子・山本道子・岩橋邦枝・木崎さと子』角川書店 1998



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