殺意の風景とは? わかりやすく解説

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殺意の風景

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 02:52 UTC 版)

殺意の風景
著者 宮脇俊三
発行日 1985年4月
発行元 新潮社
ジャンル 推理小説
日本
言語 日本語
公式サイト 新潮社
コード ISBN 9784103335047
ウィキポータル 文学
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殺意の風景』(さついのふうけい)は、日本紀行作家宮脇俊三推理小説[1]1985年新潮社から刊行された[2]。連作小説集であり、各短編は鉄道という要素を含んだトリックが使用されている[3]

第13回泉鏡花文学賞受賞[4][1]。また、1985年上半期の直木賞の候補にも選ばれている[5]

作品概要

宮脇の初の小説となっており、推理小説である[1][3]。宮脇が著した推理小説はこれが唯一である[6]

小説内で殺人そのものが起こることはなく、だれかが殺される寸前、または強い殺意が表れたときにはなしが終わる[3]

第18話まであり、ストーリーの舞台はそれぞれ全国各地に散っていて、すべてに特色がある[3]

第12話「石油コンビナートの巻」がのちに火曜サスペンス劇場弁護士・高林鮎子 寝台特急あさかぜ4号殺人風景」(1986年、主演:眞野あずさ)として、また第14話「砂丘の巻」がテレビ東京系月曜女のサスペンス傑作推理受賞作シリーズ「殺意の風景・砂色の迷宮」(1989年、主演:石野真子)としてドラマ化された。

構成

書誌情報

脚注

  1. ^ a b c 宮脇俊三 『殺意の風景』 | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2022年12月7日閲覧。
  2. ^ a b c 『宮脇俊三鉄道紀行全集第6巻』角川書店、1999年、456頁。ISBN 9784045744068 
  3. ^ a b c d e 「話題のほん 殺意の風景」『朝日新聞』1985年5月13日、朝刊、13面。
  4. ^ 宮脇俊三 | 著者プロフィール | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2022年12月7日閲覧。
  5. ^ 芥川、直木賞の「候補」になった人々 写真特集:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年12月7日閲覧。
  6. ^ 宮脇俊三 電子全集 宮脇俊三 電子全集19 『史記のつまみぐい/殺意の風景』”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年12月7日閲覧。
  7. ^ CiNii 図書 - 殺意の風景”. CiNii. 2022年12月7日閲覧。
  8. ^ 国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online”. ndlonline.ndl.go.jp. 2022年12月7日閲覧。



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