吐噶??喇列島とは? わかりやすく解説

吐噶喇列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 06:50 UTC 版)

吐噶喇列島とかられっとうは、南西諸島のうち、鹿児島県側の薩南諸島に属する島嶼群。行政区域は全島が鹿児島県鹿児島郡十島村である。天気予報など気象の地域区分としては、南側にある奄美群島と共に奄美地方の一部(北部)として扱われる。


注釈

  1. ^ 貞和3年・正平2年(1347年)6月には南朝方として水軍が東福寺城を攻撃している。また熊野信仰の影響は南九州や種子島、硫黄島やさらに南島まで及んだと言う。熊野修験道の影響は北部九州の英彦山や南九州の霧島厳島などにみられる(東喜望 (2001))。
  2. ^ 上三島・硫黄島や平島宝島の島主など(東喜望 (2001))。

出典

  1. ^ a b c d e 吐噶喇列島(とかられっとう)とは”. コトバンク. 2016年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c News Letter 2017年夏号”. 公益財団法人国土地理協会. 2021年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c 稲垣尚友:トカラが「外国」だったころ◇戦後の米軍政下を懸命に生きる島民の姿、聞き書きでたどる◇日本経済新聞』朝刊2021年10月28日(文化面)同日閲覧
  4. ^ 日本歴史地理学会・編輯『『歴史地理』第17巻第6号』三省堂、1911年、641p頁。 
  5. ^ 奄美大島・トカラ列島周辺海域における地質構造”. 海上保安庁. 2021年12月6日閲覧。
  6. ^ 船で行く島旅”. 鹿児島県. 2021年12月6日閲覧。
  7. ^ a b c d 山で目にチリが入ったり…”. 毎日新聞. 2021年12月6日閲覧。
  8. ^ 九州地方の主な地震活動” (PDF). 気象庁 (2017年1月12日). 2017年2月24日閲覧。
  9. ^ a b c d e 南方新社(2006年)
  10. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年11月3日閲覧。
  11. ^ [1] 口之島沖。平瀬、灯台瀬、屋久島瀬、海王瀬などがある。
  12. ^ タチバナ遺跡(2)”. sitereports.nabunken.go.jp. 2022年7月11日閲覧。
  13. ^ 『千竈時家処分状』(千竈文書)
  14. ^ 義富(2007)
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  17. ^ 「市町村制を実施せざる島嶼指定の件」
  18. ^ 鹿兒島縣下國界竝郡界變更及郡廢置(明治29年法律第55号、 原文
  19. ^ 若干の外かく地域を政治上行政上日本から分離することに関する覚書」(SCAPIN677)
  20. ^ 吐噶喇列島エリア|日本の国境に行こう!!”. 日本の国境に行こう!!. 2022年7月11日閲覧。
  21. ^ ユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」認定書伝達式の開催について | 文化庁”. www.bunka.go.jp. 2022年7月11日閲覧。
  22. ^ 鹿児島県. “トカラ馬牧場”. 鹿児島県. 2022年7月11日閲覧。


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吐噶喇列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:40 UTC 版)

南西諸島」の記事における「吐噶喇列島」の解説

吐噶喇列島は鹿児島県十島村帰属する島嶼群である。全長約320kmに及び、琉球弧内弧の火山島列をなす霧島火山帯含まれその内硫黄島竹島からトカラ列島経て沖縄県最北端硫黄鳥島までをトカラ火山島といわれるトカラ列島第四紀形成した新期火山島列と、第三紀噴火し火山地形原型留めていない旧期火山島列に大別される。旧期火山島列は新期火山島列よりも大陸側位置する。 旧期火山列安山岩質の火山島構成されるが、中には宝島小宝島のようにサンゴ礁由来地形発達している島もある。臥蛇島平島は島の一部を囲む急で険し断崖もあれば、平坦緩やかな傾斜面有する場所も存在する。また宝島小宝島は約2,500年前に発生した大地震による隆起運動認められ宝島は約3m小宝島最大8m上昇したことが判明した霧島火山帯という活発な火山帯トカラ構造海峡沖縄トラフ拡大等と多く要因挙げられる新期火山列属す火山島海面下約500m海底から山体成し海抜979mの御岳を持つ中之島海底からの比高が約1,500m達する。口之島は2箇所カルデラ分布しその内比較新しく形成されカルデラ内に3つの中央火口丘存在する。このカルデラは島南東部位置し長径2.5kmの楕円形有し外輪山原型保っている。中央火口丘はいずれ溶岩ドームで、その一つの燃岳には噴気活動見受けられる諏訪之瀬島は、霧島火山帯桜島とともに非常に活発な火山活動を行う。過去200年間で少なくとも8回の噴火認められスコリア溶岩大量に噴出している。1813年頃(文化年間)にスコリア集落地に厚さ50cm以上堆積し当時住民島外への避難余儀なくされた。

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