双葉商事(アクション商事)
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「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「双葉商事(アクション商事)」の解説
霞が関に本社を置く企業。映画『ヘンダーランドの大冒険』ではひろしの名刺に所在地が書かれており「東京都中央区日本橋猫町12番1号」(実在しない)となっていた。具体的な事業内容などは作中で語られていないが、大阪にも支店がある。 川口(かわぐち) 声 - 中村大樹(第74話Cパート〜)(1993年11月15日〜) 春我部に越してきた双葉商事の社員でひろしの部下。24歳独身。しんのすけ曰く「老けて見える」。格闘技ファンでそれに関する雑誌も持っている。原作よりもアニメの方が登場頻度が高い。 ひろしを「先輩」と呼び、ひろしの良き理解者でもある。ひろしが欲しがっているものを買ってきたりもするが、金銭感覚にだらしない面があり、時々給料日前の金欠状態のひろしから金を借りることもある。しんのすけからは当初、さん付けで呼ばれていたが、後にひろしの口癖の影響で「川口のやつ」と呼ばれている。 ピーマンを好きと言ったが本当は嫌いで、子供好きと言ったがしんのすけと遊んでみて「やっぱり子供は苦手」とのこと。 恋愛面に関しては、ユミに恋をしているが進展は特になし。親は結婚しろと煩く、アニメ初期には野原夫妻が嫁の世話をしようとしてくれたが、紹介したまつざか先生との交際は、両者の勘違いが原因で自然破局。その後、夫妻が世話をしようとする様子も無く現在は女と無縁。 草加 ユミ(くさか ユミ) 声 - 三浦雅子 双葉商事の女性社員。少し天然ボケ。 入社前に死んだ「ゴンザレス(愛称:ゴン)」という幼い頃から飼っていたペットのゴリラがひろしと瓜二つであったため、ひろしに好意を抱いている。それが元でひろしに手紙とゴンザレスにプレゼントするはずだった手編みのベストを贈るが、ひろしには既に家族(妊娠中のみさえとしんのすけ)がいるのに迷惑をかけたと心配になって野原家を訪問した際にこの事実を打ち明けた。ひろしは彼女と仲良くしている夢を見ていると必ず、現実でのしんのすけ(稀にみさえやひまわりも加わって)の行いのせいで散々な終わり方をしている。 朝霞 リエ(あさか リエ) 声 - 達依久子(第2話Cパート)、小島悠理(第8話Bパート~) 双葉商事の女性社員。課内でのお茶汲みは積極的に行う。酔うと人に抱きつき、口から出まかせを言うなど酒癖が悪い。初期によく登場していた美人社員で、ひろしが鼻の下を伸ばしたり夢に登場したりした。 結婚退職するも相手の男性がマザコンであったことから3ヵ月で離婚する。その後、居酒屋ラ・セーヌで偶然にもみさえと喧嘩別れをしていたひろしと再会。酒癖の悪さが災いして、ひろしとみさえの仲を拗れさせてしまう。酔いが覚めた翌日、みさえから事情を聞かされ謝罪する。 受付嬢 声 - 麻見順子(第44話Cパート〜)(1993年3月29日〜) 双葉商事の受付嬢。しんのすけとみさえが会議の書類を、届けに来た時に初登場。カウンターの下にチョコビ等のお菓子や雑誌のアクションレディースを沢山入れている。 課長 声 - 大塚芳忠(第85話Cパート)(1994年2月14日) アニメのみ登場。双葉商事の課長。既婚。家のローンは30年。しんのすけが新居の中で騒動を引き起こしても「小さな豆台風くらいじゃこの家はビクともしない」と笑いながら許し、しんのすけと一緒に「アクション仮面の歌」を歌うなど非常に心の広くノリの良い性格。 都心から離れた新築の注文住宅に住んでおり、野原一家が新築祝いに商品券を持って訪れた。青い屋根の家で玄関は奥さん(声 - 高乃麗)の強い意向で吹き抜けになっている。思い切ってマンションを売って一戸建てにしたそうで、本人曰く「小さくても城を持ったって気分になる」。 部長 声 - 郷里大輔(第44話Cパート~)→大友龍三郎(864話Aパート以降) 双葉商事の部長でひろしの上司。本名不明。部下思いの良き上司だが、職務に対しては厳しい性格でひろしは部長の夢をよく見ては魘されている。酒癖が悪く泣き上戸。ひろしとは飲み仲間でもあり、しんのすけの悪戯気質にも深い理解を寄せている。 家族構成は原作では不明だが、アニメ版第864話では妻と小学生くらいの2人の息子がいることが判明。初期に登場した際は課長だったが、間もなく部長へ設定変更され、しんのすけ誕生前の過去のエピソードでは係長として登場したこともある。 映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、社長と共にスウィートボーイズの裏工作で犯罪者に仕立て上げられたひろしを会社から懲戒解雇に追い込んだ事があった。 原作の番外編(刑事モノ)では刑事部長として登場。しんのすけ、ひろしと一緒に女子の着替えを覗きに行こうとするなど、意外な一面が垣間見られた。 専務 声 - 渡部猛 双葉商事の専務。「鬼の専務」と呼ばれるほど厳格な人物である。 アニメでは一人で会社の保養所に宿泊しに行ったところに偶然にも同じく保養所に宿泊する野原一家と偶然鉢合わせする。野原一家によるイタズラや災難(夕食で相席になったときにひまわりが放り投げたエビの天ぷらが頭に乗っかってしまいエビの天ぷらをちょんまげに見立てて「暴れん坊将軍」呼ばわりされるなど)に巻き込まれ気分を害するも、その後、偶然にも通りかかったしんのすけに一人で保養所に来たのは夫婦ゲンカでの家出だと見抜かれる。そして、しんのすけに「ケンカした後は謝るのが一番だゾ」と慰められた事で背中を押され、妻に電話をかけて無事に仲直りし、翌朝、しんのすけと野原一家に感謝と激励の言葉をかけて帰っていった。 社長 声 - 大山豊(第75話Bパート〜)(1993年11月22日〜)、宇垣秀成(劇場版第11作) 双葉商事の社長。社長室にやって来たしんのすけと一緒にアクション仮面ごっこに楽しく付き合っていた。しんのすけ曰く「顔は怖いけど、とっても面白かった」。ひろしは息子が失礼な態度を取ったと思い嘆いたが、社長はしんのすけを大層気に入った様子。『新』8巻ではひろしの妄想の中に登場。 社長秘書 声 - 真柴摩利(第78話Cパート)(1993年12月13日) 双葉商事の社長秘書。ひろしと川口が社長に報告書を届けに来た時に登場。 会長 声 - 西尾徳 双葉商事の会長。広尾駅のホームでしんのすけに落とした財布を拾って貰った事をきっかけにしんのすけを会社まで送った。 会長という設定はアニメのみで、原作では他社の経営者かつ双葉商事とのライバル関係にある。原作では財布を拾ってもらったお礼にしんのすけをヘリコプターで送るとライバル会社だと気付いた。アニメでは双葉商事会長でそのまま会議に参加した。
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