相席
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 23:04 UTC 版)
相席(あいせき)とは、主に二人以上を定員とする座席に違う個人・団体を使用させることである。 一般的には、個人であれば一人用の座席を割り当て、二人以上の団体ではそれに見合う座席を供することが多く、またそうすることがサービス上、望ましい。 しかし、鉄道車両の座席配置で二人以上の定員を持つクロスシート(とりわけ「ボックスシート」と称される固定式クロスシート)や食堂などのテーブル席を共用する場合が生じる。 この場合には先に利用している者に対して後から利用する者ないしは従業員などが許可を求めることがマナーとして求められ、先に利用している者が断ることも可能である。 しかし、このような利用は混雑が激しい時期である場合がほとんどであり、かつ、食堂などでは従業員が座席の把握を行っており、例えば四人掛けのテーブル席を一人で使用している所に1 - 2名の客を勧めるなど先客に対して失礼がないように配慮するのが通例である。 ただし、座席指定席で1名で座席指定券を発行した場合、たいてい相席となることが多い。このため、2人・4人などの定員の座席で、その定員分で発券したが、その席種が余剰となった場合などで当日までにばら売りを行う場合には値下げなどを行う事例もある。
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