具体的な事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 14:10 UTC 版)
「一ツ橋文芸教育振興会」の記事における「具体的な事業」の解説
高校生のための文化講演会 財団設立前の1966年に集英社が日本文学全集の刊行を記念し開始。毎年全国の高等学校70~80校にて実施。作家、詩人、学者、漫画家など様々な人が講師になり、自身の高校生時代の思い出や読書の楽しみなどを語る。実施校には集英社文庫図書館セット(100冊)と講師の著書を贈呈する。 高校生読書体験記コンクール 単なる読書感想文ではなく、読書することで自分がどう変わったかという体験を綴った作文を募集する。最優秀者には文部科学大臣奨励賞が授与される。中央入賞者(最終選考入賞者)在籍校には、集英社文庫図書館セット(100冊)が贈呈される。 高校生実態調査への協力事業 財団法人日本青少年研究所が行っている高校生の実態調査(日本、米国、中国、韓国4カ国の高校生の「生活と意識」を基本的なテーマとした比較調査、毎年実施)へ助成。 高等学校国語教育研究連合会関係への助成 全国高等学校国語教育研究連合会(通称・全国連)および各都道府県の高等学校教育研究会国語部会からの講師派遣要請に応える。講師は作家が中心。 全国高等学校文化連盟(高文連)及び各都道府県高等学校文化連盟への助成 全国高文連、各都道府県高文連の文芸専門部及び図書専門部の活動を中心に助成。中央・地方の各高校生文芸コンクール、図書部、図書館関連などの文芸・読書活動へ協力する。文芸活動の活性化、読書運動の推進の一助となるよう、講演会への講師の派遣も行う。全国高等学校文芸コンクールへの協賛 表彰式(兼受賞者交流・意見交換)への講演講師派遣 文芸部誌部門の優秀校に「一ツ橋文芸教育振興会賞」を授与。賞状と集英社文庫(50冊セット)を贈呈。 集英社コバルト三賞への助成 ノベル大賞、ロマン大賞、スーパーダッシュ小説新人賞への助成 聞き書き甲子園への助成 高校生100人が自然と関わるさまざまな職種の“名人”を訪ね、一対一で「聞き書き」をする事業(林野庁、文部科学省、社団法人国土緑化推進機構、NPO法人共存の森ネットワーク主催)への助成。 地震の被災高校生・被災高校への支援 北海道南西沖大地震により被災した奥尻高校へ見舞金、国語辞典を贈り、奨学生も採用。(1993年) 阪神大震災時、4名の奨学生を増員採用。(1994年) 新潟県中越地震罹災生徒4名へ奨学金を給付(返済不要)。(2004年)
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