北海英語学校とは? わかりやすく解説

北海高等学校

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 03:58 UTC 版)

北海高等学校
北緯43度2分44.1秒 東経141度22分5.2秒 / 北緯43.045583度 東経141.368111度 / 43.045583; 141.368111座標: 北緯43度2分44.1秒 東経141度22分5.2秒 / 北緯43.045583度 東経141.368111度 / 43.045583; 141.368111
過去の名称 北海英語学校
私立北海中学校
北海中学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人北海学園
校訓 質実剛健
百折不撓
設立年月日 1885年3月
創立者 大津和多理
大町信
石川貞治
岡元輔
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科(35学級)
学科内専門コース 進学コース
特別進学コース
学期 2学期制
学校コード D101310500106
高校コード 01501G
所在地 062-8601
北海道札幌市豊平区旭町四丁目1番41号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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北海高等学校(ほっかいこうとうがっこう、: Hokkai High School)は、北海道札幌市豊平区旭町四丁目1番41号にある私立高等学校

概要

1885年明治18年3月15日大津和多理札幌農学校第3期卒業生)によって創設された北海英語学校として開校。北海英語学校は、当時札幌に複数あった札幌農学校予科受験準備のための予備校の一つであった。旧制中学時代から新制高等学校移行後も長きにわたり男子校であった。しかし、OB会や教職員の間において「男女共学化」か「系列中学校創設」かで意見が分かれる中、当時の教員らの多数決により1999年4月からの男女共学化が決定した。

2020年現在、生徒数は1031人、教職員数は71人、事務職員数は8人である[1]

沿革

  • 1885年 - 現在の札幌市中央区南2条西1丁目付近に北海英語学校として創立される。
  • 1901年 - 中学部を設立する。
  • 1905年 - 文部省から中学校開設の許可を得て、私立北海中学校と改称する。
  • 1906年 - 制服・制帽制定。校舎を現在の豊平に移転。
  • 1909年 - 校旗・校歌を制定する(校歌 作詞:土井晩翠、作曲:本居長世)。
  • 1911年 - 北駕文庫設立。「学訓」(26条)を制定。
  • 1920年 - 私立北海中学校を北海中学校に改称。
  • 1948年 - 学制改革によって、北海中学校は北海高等学校となる。新制中学校を併置する。
  • 1949年 - 各種学校として北海学院を設置、翌年北海短期大学となる。
  • 1951年 - 学校法人北海学園設立。
  • 1952年 - 北海学園大学(経済学部)を設立する。
  • 1958年 - 現校舎が落成する。
  • 1963年 - 硬式野球部が第35回選抜高等学校野球大会準優勝
  • 1964年 - 新体育館、寄宿舎健友寮が落成する。
  • 1969年 - 中学校を廃止する。
  • 1971年 - 硬式野球部が第43回選抜高等学校野球大会の出場校に選抜されるも、一般生徒の暴力事件が発生し出場辞退。野球部員は青函連絡船で青森へ向かう船上で出場辞退を伝えられ、そのまま北海道へ引き返した。代替出場校は芦別工
  • 1978年 - 北海英語学校が創立された、1885年を本校の創立年と決定する。旧北海中学校校舎を北海道開拓の村へ移転。
  • 1980年 - 北海高校創立九十五周年記念式典。
  • 1981年 - 第2体育館が落成する。
  • 1985年 - 北海高校創立百周年記念式典。 「わだつみ」像除幕式。寄宿舎「健友寮」閉寮。弓道部が全国高等学校弓道選抜大会にて全国優勝。
  • 1991年 - 北海高校とLCI高校との間で姉妹校の調印、教員交換事業はじまる。
  • 1994年 - 校舎直結の地下鉄駅「学園前駅」が完成する。
  • 1999年 - 男子校から男女共学へ移行し、女子制服の導入に併せて男子制服を一新する。
  • 2000年 - 校舎(3号館)が落成する。
  • 2001年 - カナダ・ブロック大学への語学研修派遣がはじまる。
  • 2005年 - 北海高校創立百二十周年記念展、記念式典開催。
  • 2016年 - 校舎(4号館)が落成する。硬式野球部が第98回全国高等学校野球選手権大会に出場し初の決勝進出。決勝では作新学院に敗れ準優勝となった。

校風

  • 建学以来の基本精神を「質実剛健」「百折不撓」とし、男女共学制に移行した現在でも変更されていない。

部活動

著名な出身者

政治

行政

経済

学者・教育者

文学

芸術

芸能

将棋

スポーツ

その他

関係者

系列校

脚注

注釈

出典

  • 北海道21世紀タイムス編『北海学園120年の群像』(北海道21世紀タイムス, 2005.12)
  • 北海学園創基百周年記念事業出版専門委員会北海百年史編集委員会 編『北海百年史 : 百折不撓』(北海学園, 1986.2)

関連項目

外部リンク


北海英語学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:28 UTC 版)

学校法人北海学園」の記事における「北海英語学校」の解説

1885年 大津 和多理が、札幌農学校(現・北海道大学)の予科入学目指す北海道唯一の中等教育機関として、札幌区南2条西1丁目に北海英語学校を創立1887年 浅羽 靖校長就任1901年 北海道庁認可中学部3年制)を、5月16日学園創立記念日)に設立札幌市5条2丁目移転1905年 文部省認可により北海中学校を設立1908年 北海中学校が現在地移転1911年 皇太子(後の大正天皇)の北海中学校への鶴駕行啓記念し浅羽 靖蔵書寄贈等により北駕文庫(現・北海学園大学附属図書館)を設立1914年 浅羽 靖逝去し彼の遺志により財団法人となる(財団法人北海中学校設立)。 1915年 戸津 高知校長理事就任1920年 札幌商業学校開設し戸津 高知校長就任1923年 浅羽 一郎理事長就任1924年 橋本 左五郎理事長就任

※この「北海英語学校」の解説は、「学校法人北海学園」の解説の一部です。
「北海英語学校」を含む「学校法人北海学園」の記事については、「学校法人北海学園」の概要を参照ください。

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