岩本政光とは? わかりやすく解説

岩本政光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 08:08 UTC 版)

岩本政光
いわもと まさみつ
生年月日 1929年4月15日
出生地 日本 北海道札幌郡豊平町石山
(現札幌市南区石山)
没年月日 (2014-07-05) 2014年7月5日(85歳没)
死没地 日本 北海道札幌市
出身校 北海道大学工学部土木科卒業
前職 東洋交通社長
所属政党 自由民主党
称号 正四位
勲二等旭日重光章
親族 父・岩本政一(参議院議員)
弟・岩本允(北海道議会議長)
甥・岩本剛人(参議院議員)
選挙区 北海道選挙区
当選回数 2回
在任期間 1980年7月8日 - 1992年7月7日
当選回数 2回
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岩本 政光(いわもと まさみつ、1929年昭和4年)4月15日 - 2014年平成26年)7月5日)は、日本実業家政治家参議院議員(自民党)。

来歴・人物

北海道札幌郡豊平町石山(現札幌市南区石山)生まれ。北海中学校を経て北海道大学工学部土木科を卒業した。学生時代からスキーの製作を手がけ、そのまま実業界へと入る。1960年(昭和35年)にタクシー業の東洋交通[1]を設立した。父・政一の選挙活動を手伝ううちに、政界を志すようになる。北海道議会議員を2期務めたのち、1980年(昭和55年)の第12回参議院議員通常選挙自民党から立候補、初当選を果たし参議院議員を2期務めた。

1990年(平成2年)にクモ膜下出血で倒れた。1992年(平成4年)の第16回参議院議員通常選挙で落選し、1995年(平成7年)夏、次期衆院選北海道3区での立候補を表明し事務所開きをするも、直後に撤回して政界から引退した。国会議員時代は自民党で宏池会に所属して主に商工・都市対策を手掛け、参議院商工委員会委員長や、第1次中曽根内閣北海道開発庁政務次官を歴任した。

引退後は、再び東洋交通の社長職に復帰し、北海道軟式野球連盟代表、北海道フォークダンス連合会会長などを務めた。趣味の囲碁は6段の腕前の持ち主であった。

1999年(平成11年)4月の春の叙勲勲二等に叙され、旭日重光章を受章する[2]

2014年(平成26年)7月5日、脳梗塞のため札幌市の病院で死去した[3]。85歳没。死没日付をもって正四位に叙された[4]

家族

父は、実業家で北海道議会議員及び議長、参議院議員の岩本政一、妻は北海道議会議長を務めた吉田政一の妹[5]、弟は北海道議会議員・第21代議長の岩本允、允の次男で甥の岩本剛人も元北海道議会議員で現参議院議員。

著作

『ふるさと(北海道)へのメッセージ : 1980-1985』北海道21世紀問題研究所、1985年11月。 NCID BA5008943X 

脚注

  1. ^ 現在は北海道内大手のつばめグループに売却。
  2. ^ 『官報』号外第83号30頁 平成11年4月30日
  3. ^ “岩本政光氏死去(元自民党参院議員)”. 時事通信. (2014年7月19日). オリジナルの2014年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140808224536/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014071900150 2022年11月17日閲覧。 
  4. ^ 『官報』第6350号7頁 平成26年8月11日号
  5. ^ 道議補選”. 地方選挙News 選挙結果 No.294. 自治タイムス社 (2001年). 2014年7月19日閲覧。

参考文献

  • 日外アソシエーツ編『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』紀伊国屋書店、2005年。
  • 北海道21世紀タイムス編『北海学園120年の群像』北海道21世紀タイムス、2005年。
議会
先代
名尾良孝
参議院商工委員長
1991年 - 1992年
次代
斎藤文夫
先代
亀長友義
参議院内閣委員長
1986年 - 1987年
次代
名尾良孝




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