石山_(札幌市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 石山_(札幌市)の意味・解説 

石山 (札幌市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 23:51 UTC 版)

日本 > 北海道 > 札幌市 > 南区 > 石山 (札幌市)
石山
石山緑地
石山
石山の位置
北緯42度58分3.5秒 東経141度20分24.4秒 / 北緯42.967639度 東経141.340111度 / 42.967639; 141.340111
日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 南区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
005-0841〜44、49〜50
市外局番 011[1]
ナンバープレート 札幌

石山(いしやま)は北海道札幌市南区の地名。豊平川が東から北へと屈曲するあたりの右岸沿いに広がる。地域の名を冠した石山通国道230号)が中央部を東西に走る。

また石山地区の東側、真駒内川左岸沿いの一帯は石山東と呼ばれている。川と並行して真駒内通(国道453号)が南北に走っている。

歴史

古くはアイヌ語で「ウコッ・シリネイ(互いに山がくっついたところ)」と呼ばれていた[2]。その後、地域を流れる穴の沢から名前を取って「穴の川尻」や「穴の川沿」などの地区が作られた[3]

1872年(明治5年)、お雇い外国人アンチセルによって札幌軟石が発見され[2]開拓使の意向で採掘が始まった[3]1876年(明治9年)には山鼻からの道路が開かれたことで採掘がさらに進行する[2]。また同年には山鼻屯田兵村の追給地となり、通い作が行われるようになった[3]1891年(明治14年)の『開拓使事業報告書』には一帯を指して「石山」と呼称した記録が見られる[2]

1884年(明治17年)には軟石採掘とは別口での開墾が始まり、1890年(明治23年)には水田も開かれた[3]

1910年(明治43年)、札幌石材馬車鉄道が開通し、後にその経路は石山通と呼ばれるようになる[4]

1944年(昭和19年)、字名改正によって地名が正式に「石山」となった[3]

施設

石山の施設

石山東の施設

脚注

  1. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2016年5月4日閲覧。
  2. ^ a b c d 『札幌地名考』p.109
  3. ^ a b c d e 『札幌地名考』p.110
  4. ^ 『札幌地名考』pp.109 - 110

参考文献

外部リンク


「石山 (札幌市)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石山_(札幌市)」の関連用語

石山_(札幌市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石山_(札幌市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの石山 (札幌市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS